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観光観光

2017.02.28

リゾートの地に産業遺産!?
魅惑の「ニセコ中央倉庫群」

writer : 千石 涼太郎

パウダースノーで知られるニセコは、いまやオーストラリアやアジアから、季節を問わず多くの人たちが押し寄せるリゾート地。意外と思われるかも知れませんが、ニセコの駅前の一角には、この地が農業によって栄えたことを物語る歴史的建造物が立っています。
歴史的建造物

提供写真:ニセコ中央倉庫群

農産物を保存するための石の蔵と、でんぷん工場であった建物。現存する6棟の倉庫は、現在その役目を終えて、第二の人生を送るべく、さまざまな用途で再利用され、地元住民だけでなく、多くの人のくつろぎの場所となっています。
再利用される倉庫

駅前に残る歴史的建造物はコミュニティスペース

JR函館本線ニセコ駅を出ると、正面には駅前温泉綺羅乃湯。その右奥に並んでいるのが、ニセコ中央倉庫群です。その昔、農産物を鉄道を使って運ぶために、駅前に大きな倉庫が倉庫群できたのですが、物流が鉄道を中心としなくなったいまも、建物の多くが保存され、有効利用されている、これがニセコ中央倉庫群です。
ニセコ中央倉庫群

提供写真:ニセコ中央倉庫群

3棟ならんだ赤い屋根の倉庫の真ん中の石蔵が1号倉庫、3棟のさらに奥にあるウッディな建物が旧でんぷん工場で、この2棟と野外の「広場」をあわせて、くつろぎのスペースであり、イベント会場になっています。そして、ここがいま注目を集めているのです!

天井に視線を送ってみたい旧でんぷん工場


ニセコ中央倉庫群の中核となっている旧でんぷん工場は、テーブルとイスが置かれた広いカフェスペース。天井がとても高く開放的。ふと頭上を見上げると不思議なものが目に入ります。この大きな筒は、でんぷんをふるう機械の一部。上から落したでんぷんを何度もふるっていた名残なのです。
カフェスペース
模型
模型を見ると、どんなふうに、でんぷんが作られていたかがわかるので、模型を見ては、上を見て……という視線の往復を楽しんでみましょう。ふるい以外にも、いくつか「当時の名残だなあ」と思えるパーツが残っているので「どこかな?」と思って眺めるのも楽しいですよ。
でんぷんをふるう機械の一部
でんぷんをふるうパーツ
旧でんぷん工場内

歴史的建造物のなかでくつろぎの時を刻もう

旧でんぷん工場のカフェメニューには、コーヒーやジュース、ビールやワイン、サワーなどがあるほか、金曜日・土曜日限定のランチプレートなどもあります。つまり、列車に乗る前に見学して、軽く飲み食いしたい人にはぴったりなのですが、とくに注目したいのは、地域のオリジナル商品。ニセコの地ビールや焼酎、そして、サイダー! じっくり味わいながら、のんびりしたいものですね。
サイダー
テーブル席
この広いスペースは、さまざまイベントにも使われています。演奏会や展示会などなど、楽しい企画がこれからどんどん増える予感! Facebookページなどで情報をチェックしてみましょう!
演奏会

提供写真:ニセコ中央倉庫群

石蔵のイベントホールと転車台

石造りの1号倉庫は、多目的ホール。通常は公開していませんが、なかもしっかり石が見える蔵は、趣があり、歴史を感じさせてくれます。こんな建物のなかで、コンサートや演劇などのイベントができたら……と思うような場所なのです。
石造りの1号倉庫
1号倉庫内
1番倉庫から出て、線路側を見ると、そこには古い転車台が目にはいります。この倉庫が鉄道と深く関わっていたことがわかりますね。アクティビティを求めて訪れる観光地ではありますが、歴史を感じつつ、ゆったりとした時間を過ごすのも、いいものですよ。

スマートポイント

  • 寒い冬。列車を待つ時間を利用して、くつろぎの時間を過すのに最適です。
  • 新しいニセコの撮影ポイントでもあります。天気のいい日。雪が降り積もった時期に、カメラ片手に出かけましょう。
  • 会員以外でもホールを借りることができます。グループ旅行で借りて、展示会や演奏会なども可能です。

ライターのおすすめ

札幌や小樽にある歴史的建造物、あるいは余市のニッカにある石造りとも違う石を使っている倉庫は一見の価値あり。シーズンオフの旧でんぷん工場でまったり!が心地よいのです。

千石 涼太郎

北海道や旅、地域文化に関する書籍を多数上梓。「北海道新聞」、月刊誌「O.tone」等でエッセイ連載中です。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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