北海道が誇る美しい庭園
十勝周辺のガーデン街道

JR帯広駅から車で約35分の場所にある紫竹ガーデン。園内には、それぞれ見ごろの異なる約2,500品種もの草花や、白樺、ホオノキなど北海道らしい木でいっぱいです。完全無農薬のうえに無肥料栽培、更に、ここ10年間は一度も水やりをせず、植物自身の力を活かす栽培方法を採っています。中には、園主・紫竹おばあちゃんの名で親しまれる紫竹昭葉（しちくあきよ）さんに会いたくてリピートする女性もたくさんいるんですよ。美しい花々が両脇から包み込むように生い茂る庭園を歩けば、まるで映画か絵本で見た世界にいる気分になりますよ。

日高山脈のふもとにある十勝千年の森は、東京ドーム85個分に当たる400haもの広大な緑があります。敷地内には、世界で最も美しい庭と称賛されたアース・ガーデンや十勝の花々が咲くメドウ・ガーデンなど、厳しい気候を生き抜く植物たちのかれんな姿をみることができます。十勝千年の森を経営するランラン・ファームでは、150頭のヤギを放牧飼育しており、その新鮮で希少なミルクを使った商品をカフェで食べたりショップで購入することも可能です。観光すれば「これぞ十勝！」という気分を味わえる、それが十勝千年の森！

真鍋庭園には、子供から大人まで楽しめる見どころが満載です。庭園入り口の「ウェルカムアーチ」をくぐると、四季折々に見ごろを迎える花々、日本庭園や赤い屋根の洋館、小川や滝までが設えられ、まるでおとぎの国に迷い込んだかのような気分にさせてくれます。モンスターガーデンには、自然樹形で作成したキリンや恐竜のような50体の緑のモンスターが！カフェやショップも充実し、庭には、大型遊具があるので子供達も大喜びしてくれるスポット間違いなしです。

「北海道ガーデン街道」南端に広がるのは、マルセイバターサンドでお馴染みの六花亭が運営する広大なガーデン「六花の森」。園内で出迎えてくれる花の代表格は「十勝六花」と呼ばれています。それ以外にも初夏のスズラン、夏のエゾアジサイなど、四季折々の花がそこにもここにも！森のように静かで心落ち着くエリアや、開放感いっぱいの草原の場所があるので、のんびり観光するのがオススメです。カフェでは、「マルセイアイスサンド」や隣の工場で作る「六花の森ヨーグルト」を食べることが出来ますよ。

十勝ヒルズは、北海道ガーデン街道沿いの庭園のなかで最も東に位置する澄んだ空気に包まれたスポット。園内に入ると、「見て美しい、食べておいしい」をテーマにした無農薬栽培の菜園があり、十勝の豆を中心に野菜や雑穀、果樹、ハーブなどが植えられています。また、「妖精たちが暮らすおとぎの庭」をイメージして造られた「アニーカの庭」では、約900株ものバラが植えられているローズガーデンが7・8月見頃となり、辺り一面がフルーティーな香りでいっぱいに！