名物100円きのこ汁が大人気
お土産も穴場！きのこ王国本店

支笏湖と洞爺湖の間、ドライブ中の食事や小休憩に便利

新千歳空港や札幌からドライブで洞爺湖温泉、ニセコ方面に向かう途中の、国道276号線沿いに「きのこ王国大滝本店」があります。「支笏ブルー」とも呼ばれる、透明度が高く美しい支笏湖畔を通り過ぎて15kmほど、「きのこ王国」と書かれた大きな赤い看板が目印です。さあ、入ってみましょう。

駐車場は、ピークシーズンでも観光バスや車が止まれる余裕の広さ。建物に向かって左側には24時間オープンのおトイレ館があり、早朝や深夜のドライブにも便利。女性用トイレは10の個室があり、おむつ替えシートもあるので赤ちゃん連れにも安心です。

大滝本店はレストラン、おみやげ館もバリエーション豊富！

きのこ王国は、ルスツに近い喜茂別（きもべつ）店、余市からニセコ方面へ向かう国道５号線沿いにある仁木（にき）町店を含めて３店舗。大滝本店はフロアの規模も大きく、きのこレストランやおみやげ館、ギフトにもできる果物や野菜が並ぶ青果棟がひと続きになっています。

レストランの座席数はたっぷりあって、喫煙席・禁煙席・テラス席などに分かれているのもうれしいところ。おトイレ館への入口もあります。

これで百円？　きのこ汁は具たっぷり＆天然ダシで旨し！

それでは、名物のきのこ汁(税込み108円）を注文してみましょう！　多くのメニューは食券を買うシステムですが、きのこ汁はカウンターで直接注文します。スタッフの人が慣れた手つきですぐに出してくれますよ。


大きめのお椀に入ったきのこ汁は「これで100円？」と思ってしまうほど。れんげですくうと、現れるのはシイタケやナメコ、ブナシメジやシロシメジと、まさにキノコ尽くし。プリップリで歯ごたえの良いキノコがたっぷりと味わえます！　お味噌汁は、かつお節や道産コンブできっちりと出汁を取った正統派。キノコの旨みがおつゆまでしっかりと浸透して美味しい！

きのこ天ぷらの盛り合わせ（390円）は、シイタケやマイタケなど大ぶりキノコがドドンと皿にのった一品。ボリュームたっぷりなので、自信のない人は二人以上でシェアするといいかも？　ジューシーなきのこ入りフランク(390円）も人気です。

キノコ以外のフードやスイーツも充実、ご当地ソフトも

「キノコは苦手」という人も、カレーやラーメン、天丼にそば・うどん、炊き込みご飯などの食事メニューが充実。いももちやチキンナゲットといったスナック系のメニュー、アイスやスイーツにもつい手を延ばしてしまいそう。

大滝の名産、アロニアを使ったアロニアソフトは450円。甘酸っぱい果実感たっぷりのアロニアソースと、コクのあるソフトクリームのコラボレーションを楽しんで。

レストランから続くおみやげ館も、ぜひ訪れてほしいスポット。人気ナンバーワンの瓶入り明太なめ茸（390円）は、３本なら1,080円とお手ごろ価格。さまざまな種類や大きさがあって試食もできるので、気に入ったものをお土産にどうぞ。レストランと同じ味が再現できる、きのこ釜飯の素（699円）も人気の商品です。大滝産のなめこ・ぶなしめじや生しいたけ、きのこ盛り合わせもありますよ。

グルメ好きも認める品ぞろえ、穴場のお買い物スポット　

キノコ製品以外にも、「北海道のお土産は全部ここで買えてしまうのでは？」と、驚くほどのラインナップが。「焼とうもろこし味」など北海道らしいフレーバーのポテトチップは、旅の途中で食べたくなってしまいそう。


道産野菜をたっぷりと使ったノースファームストックのディップや、ホタテ製品で有名な北見市しんやの、ホタテ貝柱が贅沢に入ったディップ「ほたてエレガンス」など、北海道のグルメ好きに支持されている銘品もそろっています。

道内チーズ工房の実力チーズを集めたコーナーは、まさに専門店並みの品ぞろえ。青果棟では、旬のシーズンになれば、スイカやメロン、とうきび（とうもろこし）なども並んでいます。全国発送もOK。

トイレ休憩にと立ち寄っても、ついついあれこれ食べたくなって、買いたくなってしまう、きのこ王国大滝本店。見ていくほどに「あれ、こんなものが！」という発見もあるので、時間を取ってじっくりと回ってみることをオススメします。