北海道のおいしさバラエティー
おたる屋台村レンガ横丁

小樽産の食材で世界をおもてなし船見坂ひろ田

サンモール一番街から、レンガ横丁の入口を入ってすぐ左にある船見坂ひろ田。「もともと料理が好きで」という廣田英夫さんは、小樽市保健所を脱サラした後、大阪の辻料理専門学校の調理技術研究所を卒業。日本料理のお店をレンガ横丁に開店しました。

春が旬の小樽産サクラマスを使った木の芽焼き（900円）は、酒・醤油・みりん・柚子の皮をまぜた柚庵地（ゆうあんじ）に漬け込んで焼いたもの。鮭よりもきめの細かいサクラマスの身は、やわらかくてふっくら！　上品な脂のりと、柚庵地の香りがたまらないおいしさです。

１番人気のメニュー豚バラの塩蒸し（800円）は、廣田さんのオリジナル料理。味の決め手は岩塩。蒸しあがった豚肉に、とろ～っとしたあんがからんだ絶品！

「小樽産の食材を使い、お刺身や海鮮はもちろん、外国人に繊細な和食の味を知ってもらいたい」と話す廣田さんは、英語がペラペラ！海外のお客さまが多いというのも頷けます。台湾のお客さんから届いた写真を、嬉しそうに見る廣田さんです。

感動の歯ごたえと旨み！　小樽地鶏の鳥ま津

「うちの鶏はたまごから育ててるからね」と話す、鳥ま津の店主荒澤之博さん。安心・安全はもちろん、本当においしい鶏肉を目指して作られたのが小樽地鶏。鳥ま津の肉や玉子は、自社農場で生産されています。

１番人気はむね・もも焼き（450円）。札幌では食べることのできないこの鶏肉は、これが地鶏か！と感動する噛みごたえ。プリップリの肉質は、鶏肉の常識を超えたインパクトがあります。しっかりと、大きくなるまで育てた鶏だからこそ出せる味なのです。

弾力がある小樽地鶏は、鍋やすき焼きがおいしい鶏肉。小樽地鶏のすき焼き（1,500円）は、地鶏の玉子も食べ放題。「濃厚な肉の味と脂の旨みが、口のなかで踊り狂っている！」一度食べたら忘れられないひとが続出する名物メニューです。ミネラルいっぱいの潮風の中で、元気に育った小樽地鶏を、ぜひともレンガ横丁で！

まだまだあります！　おもしろ屋台てんこ盛り

おたる屋台村レンガ横丁最大の特徴は、なんといっても食の異文化交流。どこにしようか迷った時こそハシゴがオススメ！　ちょいとイッパイのつもりが長居！カウンターでワインの立ち飲みができる「カフェダイニングレンガＷ」、立席で気軽に海鮮・寿司が食べられる「すし屋高大」、おひとりさまでもきままにどうぞ！の「酒房きまま」。


オリジナルタレで食べる生ラムジンギスカン「じん平」、三元豚のカツレツが人気「イタリア料理バリロット」、女性客が多く訪れる「洋風居酒屋多居夢」、餃子と串揚げの店「呑み処いちご」、屋台といえばおでん「あかり」、大きなスペアリブが食べられる「炭すグリル」、国内メーカーの缶詰を取りそろえた缶詰バー「罐詰Bar WE CAN」、楽しい会話とマンスリーカレーがおいしい「カジュアルバー・バミコ」のラインナップ。小さな屋台のあちらこちらから、おいしい香りと笑い声が聞こえてきますよ！