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グルメグルメ

2016.08.30

代々レシピを守る伝統のカレー
函館洋食の老舗・五島軒本店

writer : 金子 美里

カレー
1879(明治12)年に創業した五島軒は、函館の洋食文化を牽引してきた洋食の名店。カレーやビーフシチューなど、代々守られてきた伝統の味は、函館市民だけでなく、全国にもファンがいます。
五島軒外観
元町にある五島軒本店は、一部、昭和初期に建設した建物を残していて、格調高い雰囲気。落ち着いた空間の中で、ゆっくり老舗の味を堪能してみませんか? 店内には、お土産やスイーツを扱うショップもありますよ。

これぞ函館洋食原点のおいしさ! 老舗レストラン五島軒の味

函館の洋食といえば、五島軒を抜きにして語ることはできません。はじまりは、明治初期にオープンしたロシア料理などを出す小さなレストラン。その後、二代目が帝国ホテルで修行をし、本格的な洋食を提供するようになりました。
洋食
100年以上も地元の人たちに親しまれてきた味は、函館洋食の原点といえます。いまでは、たくさんの要人や著名人にも愛されていて、五島軒本店のレストランには、天皇陛下をお迎えしたこともあるんですよ。
五島軒本店入口
観光スポットの集まる元町の本店で、老舗の洋食を味わって、ちょっとリッチな気分に浸ってみませんか?

二大看板メニューのカレーとビーフシチューは極上の味

店の看板ともいえるメニューは、代々伝わるレシピで作られるカレー。まろやかさとコクのなかに、辛みがきいた味は、隠し味に使うマンゴーチャツネを使っています。
看板メニューのカレー
トッピングも豊富
福神漬けやピーナッツなど6種類もついた薬味をトッピングすると、香ばしさや酸味、甘さなどが加わって、味のバリエーションが広がります。
明治の洋食&カレーセット
老舗の味をいろいろ味わいたい人は、ぜひ「明治の洋食&カレーのセット」(2,160円)を。名物のカレーをはじめ、カニクリームコロッケやエビフライなどが盛り込まれていて、欲張りな人にぴったりです。
ビーフシチュー
ビーフシチュー(1,620円)も自慢の逸品。じっくり6時間以上も煮込んで仕込んだデミグラスソースは、まさに名店の味です。口のなかでホロホロ崩れる牛肉も、デミの味がしみた肉厚のシイタケも、ほっぺが落ちるほどのおいしさですよ。

趣きあるレストランで食べれば、おいしさアップ!

五島軒本店の旧館は、1935(昭和10)年に建てたられたもの。ステンドグラスが施された窓や、天井の細工などが、歴史ある格調高い雰囲気を醸し出しています。
ステンドグラス
天井
細やかなところに職人の技が生きたこの建物は、1997(平成9)年に、国の有形文化財北海道第一号にも登録されました。
有形文化財にもなっている建物
旧館には、天皇陛下が函館行幸の際にお食事された「王朝の間」を含め、高級感ある洋間の個室が用意されていて、予約をすれば誰でもリッチな気分で食事を楽しめます。
レストラン雪河亭
隣接するレストラン雪河亭(せっかてい)も、レトロで落ち着きのある空間です。趣のある雰囲気が、料理のおいしさを倍増させてくれますよ。

お土産もいろいろ。スイーツも絶品です。

本店旧館には、お土産やオリジナルスイーツを扱うショップ「スイーツ&デリカショップ Ashibino」も併設されています。
スイーツ&デリカショップ Ashib ino
お店の味を自宅でも
看板料理のカレーやビーフシチューをはじめ、30種類を超える老舗レストランの味が、レトルトや冷凍の食品がそろっています。カニの身が贅沢に使われているカニクリームコロッケの冷凍デリカは、隠れた人気の商品です。お店で食べたお気に入りの味を、自宅でも楽しめますよ。
スイーツも絶品
料理だけじゃなく、五島軒はスイーツも絶品。クラシカルなフランス菓子や生ケーキから焼き菓子まで、どれも、お手頃な値段ながら飽きのこないおいしさで、地元の人もお祝いのときやお使いものなどとして、頻繁に利用しているそう。

歴史的建造物が並ぶ、元町エリアにある五島軒本店。優雅な建物のなかで、明治から続く老舗の味をゆっくりと堪能して、舌でも函館の歴史を感じてくださいね。

スマートポイント

  • ランチタイムは長い行列ができるほどの人気ぶり。ゆっくり食事をしたいなら14時すぎを目がけて訪れよう。
  • レトルトや冷凍の食品などのデリカは、種類が充実していてお土産にも最適。地方発送にも対応してくれます。
  • 十字街電停から歩いてすぐ。二十間坂の途中にあって、さまざまな観光スポットへのアクセスも抜群です。

ライターのおすすめ

レトロな本店の建物は、細やかな細工など見る価値十分の建物です。また、ショップ内のギャラリーでは、店の歴史を伝える展示が施されるほか、アンティークの家具や小物もあって、骨董好きにはたまりません。

金子 美里

フリーランスライター。地元情報誌の編集として勤めたのち独立。現在は観光情報誌や旅行雑誌などに執筆。

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