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観光観光

2017.12.18

希少すぎる絶景!羅臼の流氷・
バードウォッチングクルーズ

writer : 阪田 裕子

世界中のカメラマンがこぞって訪れるまち、羅臼(らうす)町は北海道の東北にある知床半島、その南側に位置します。彼らが人口約5,300人の小さな町に注目するわけは、なんといっても1月から3月にかけてロシアから飛来し越冬する、国の天然記念物であるオオワシ、オジロワシの群れ。
野鳥の群れ
この時期最盛期を迎える、スケトウダラ漁を行う漁船からこぼれる魚などを狙い、山から一気に海へ! 広げると約2m以上にもなる大きな翼を広げ空を舞う海ワシたちの姿は、町を歩くだけで見ることが可能なのです。
流氷と野鳥
でも、もっと間近に観察したい場合はぜひ、流氷・バードウォッチングクルーズへ繰り出しましょう。魚を奪い合うように水面や流氷の上空スレスレを飛ぶ彼らの姿を臨場感たっぷりの距離で見られたり、国の天然記念物である彼らと記念撮影。なんてことも可能ですよ! 非日常すぎる光景が、冬のこの町の日常です。

厳冬の知床半島。流氷が流れ着く物語を見に行こう!

冬の知床半島。ロシアと中国の国境を流れるアムール川河口付近で生まれた流氷は、ぶつかり合い、砕け、育ちながらやがて知床岬を回り込み、根室海峡の羅臼側へと流れ込んできます。
オホーツク海
一度流れ込んできた流氷は、国後(くなしり)島と羅臼側を行ったり来たり。昨日までいなかった流氷が翌朝には接岸!なんてこともよくある風景で、驚かされます。
流氷の上で
羅臼で潜るダイバーは「羅臼の氷は長旅を経てくるから、形が複雑で趣きあるんだよ~」と言います。3月中旬ごろになると、流氷に取り込まれたアイスアルジ―(植物プランクトン)が大量繁殖し、それをオキアミが食べ、それを魚が、それを海洋生物や海鳥が食べる。というダイナミックな食物連鎖へと繋がってゆくのです。
雄大な自然
そんな流氷の物語を想像すると、雄大で真っ白い世界はとっても味わい深いものへと変化するでしょう。そんな絶景へは、根室中標津(ねむろなかしべつ)空港から車で約70分でアクセスも簡単です。

日本最大の猛禽類! オオワシ見るなら観光船へ

海上や氷上で魚を狙う躍動感たっぷりのオオワシ、オジロワシを見るなら、流氷・バードウォッチングクルーズに乗るのがおススメ。早朝便に乗れば国後島から昇る朝日をバックに写真撮影できるチャンスが多いのも魅力です。
朝焼けの海
羅臼まで辿り着いた流氷は細かく砕かれ隙間があるため、砕氷船でなくても出港できる確率が高いのが最大のポイントなんです!
野生のオオワシ
世界中のバードウォッチャーに“死ぬまでに一度は見たい鳥”と言わしめるオオワシを約90%以上の確率で、しかもとっても近くで見られる場所は他にはないかもしれません。
流氷とオオワシ
低く近い目線でじっくり撮れる1階は、ベストポジションを確保したいカメラマンがびっしり…ゆったり観察したい場合は2階に上がるのがおススメです。
基本的に写真撮影メインの場合は午前便。ちょっと乗ってみたい観光気分の場合は午後便となりますが、流氷の位置や天候などにより航路、運行時間など日々変動あり。事前予約と確認はマストです!

海と氷と知床半島。絵になる風景を見つける旅

羅臼町は、野生動物以外にも見るべき風景があります。市街地から車で約5分で上がれる国後展望塔からは町の様子が一望でき、天気の良い日は国後島海岸線の岩肌までもが見られる近さに驚きなのです!
羅臼の風景
なんといっても、国後島から昇る朝日は必見中の必見。神々しい光と漁船の灯りのコラボは、人々の生活と絶景が交わる羅臼らしい風景です。振り返れば知床連山が町を見守るように鎮座しています。
森繫久彌像
市街地からほど近い羅臼漁港手前には、知床を舞台にした映画「地の涯に生きるもの」の森繁久彌像が。さらに知床岬方面に走ること約15分、道路沿いに現れる天狗岩越しに知床半島が見られる場所が出現! とくに水色~桃色に染まる夕暮れ時がおススメです。
知床の自然
広がる自然
夏のみ営業の「純の番屋」から標津方面に約1.3km海岸沿いを散歩できるので、流氷を間近に見られたりウニ漁を見るチャンスがあるかもしれません。
地味だけど、妙に心に刺さる。そんな風景がこの町の魅力です。

スマートポイント

  • 観光船に乗る際は防寒対策をしっかりと! とくに滑りにくい靴と、足先の冷え防止に靴下用カイロがあると安心です。
  • 観光船は事前予約必須。一眼レフカメラ持参ではなくても、撮影者向きの午前便に乗れる可能性もあるので、一度問合せすることをお勧めします。
  • 冬道運転に自信のない方は、ひがし北海道エクスプレスバスの利用がおススメ。羅臼と斜里を結ぶ路線も運行します。「ひがし北海道エクスプレスバス」で検索。

ライターのおすすめ

観光船に乗ったあとは、秘湯マニアに大人気の「熊の湯」へGO!白濁した上質の温泉に浸かれば、冷えた体が生き返ります。

阪田 裕子

暑過ぎる関西に嫌気がさし、大自然と涼しさを求めて北海道に移住。今まではバックパッカーとして重い荷物を背負って旅をしていましたが、今は手に入れた車(道民必須アイテム)で車中泊をしながら旅をするのが目標です。

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