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スキー・スノボスキー・スノボ

2023.03.03

スノボ中の雪目に負けない!
対策と予防方法を徹底解説

writer : 編集部

北海道のスキー場でスキーをするときには、強い紫外線と雪の反射光による「雪目」に注意が必要です。

ゴーグルや、サングラスを着用せずに滑った結果、夜になって目が真っ赤になり…痛みを感じたことはありませんか?これは、長時間強い紫外線を浴びることによって引き起こされる「雪目」と呼ばれる症状です。紫外線は、肌だけでなく目にも悪影響を及ぼすことがあります。

この記事では、雪目の予防方法について説明します。

雪目とは?

「雪目」とは、正式な病名「雪眼炎」のことを指し、強い紫外線を浴びることで眼が炎症を起こす状態です。
ゲレンデでは、太陽からの紫外線だけでなく雪面から反射する紫外線も加わり、市街地の紫外線の約2倍にも及びます。
晴れた日の1月のゲレンデは市街地の4月並みの紫外線量、3月の晴れた日なら7月並みの紫外線量となります。

雪目を予防するには

目を紫外線から守るためには、適切な対策が必要です。眼の角膜や瞳は、紫外線を吸収するようにできているため、何も対策をしないで紫外線を浴び続けると、角膜が傷つき、眼が炎症を起こしてしまいます。つまり、雪目とは、単に「眼が日焼けする」状態のことを指します。
スキー場のように一面が雪で覆われた場所では、特に注意が必要です。

スキーゴーグルを着用する
スキーゴーグルは眩しさと紫外線から目を守ってくれます。レンズにUVカット機能があるゴーグルを選びましょう。
また休憩中やゴーグルが苦しくなった時のために、サングラスをウェアに忍ばせておくとなおよしです。

ヘルメットを着用する
頭部を保護するだけでなく、スキーゴーグルをしっかりと固定することができます。

日焼け止めを塗る
北海道のスキー場では、紫外線が非常に強く、雪面からの反射光によって紫外線が倍増します。
目だけでなく、顔や首など、露出している部位には、日焼け止めを塗っておきましょう。

雪目になったら、すぐに対処する
雪眼炎の症状が現れた場合には、すぐに休憩し目を休めましょう。
また、症状がひどい場合には医療機関を受診し適切な治療を受けましょう。

雪目の症状

雪目の一般的な症状には、目の痛みや充血、涙目、異物感、まぶしさなどが挙げられます。これらの症状は、強い紫外線に曝露されてから6~10時間程度後に現れます。
ごく稀に、二次感染が起こり、角膜潰瘍(角膜が深部まで傷ついた状態)が生じることもあります。

通常、ほとんどの紫外線は、目の表面を覆う角膜に吸収されるため、目の奥に影響が及ぶことは稀です。ただし、紫外線の波長によっては、水晶体や網膜にも影響を与えることがあり、白内障などの病気を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

自然治癒は可能?

通常、雪目は2~3日程度で治癒します。角膜の細胞は再生能力が高いため、治癒が早く進むのです。しかし、自己判断で対処することは危険です。紫外線によって目の痛みや充血がある場合は、症状が軽くても、眼科を受診することをおすすめします。
雪目の治療には、主に目薬が使われます。一般的に処方されるのは、抗菌薬やヒアルロン酸を含んだ目薬です。抗菌薬は感染を予防し、ヒアルロン酸は角膜を保護する成分です。また、鎮痛薬が処方され、目の痛みを和らげることもあります。

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