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グルメグルメ

2015.11.13

[宮古島]CAFÉうぷんみの
心と体に野菜しい優しい時間

writer : 砂川葉子

宮古島の平良港近くのCAFÉうぷんみのオーナーまっちゃんは、
農家を訪ねたり、店舗を解放してイベントを開催したり、と
人と出会いにこだわる島の若者。
オーナーまっちゃん
一杯の水から、カレーに忍ばせるスパイスの一粒にまで、
こだわり、心をいきわたらせることで生まれるCAFÉうぷんみの料理は、
心と体を優しく、野菜しく、包み込んでくれます。

CAFÉうぷんみで、まずは一杯の水から

宮古島の市街地の中心に近くにあるCAFÉうぷんみ。
店内に一歩踏み入れば、街中の喧騒が一気に遠のいていく。
大きな窓から差し込む柔らかな日差し。
店内
芝生の広がる庭や、石窯から伸びた煙突が見えるせいか、
街中とは思えない解放感があって心地良い空間。
水のサーバーには、月桃の葉と炭が入っているのが見える。
水のサーバー
サーバーからコップに注ぎいれ、ひと口飲むだけで、
なぜか心も体もほっと休まっていくのを感じる。
炭と月桃の葉には体を浄化させる作用があると、
オーナーのまっちゃんは語った。
驚きの声を上げると、
「いやいやいや…そんな別に普通さあ。」と謙遜して、
厨房に引っ込んでいった。
シャイだけど、熱い魂を持った沖縄人と一杯の水。
CAFEうぷんみでの優しい時間が始まる。

CAFÉうぷんみの心と体に野菜しいベジメニュー

大豆ミートのしょうが焼き(890円スープ・サラダつき)は、
畑のお肉といわれる大豆の加工食品、大豆ミートを使用。
大豆ミートのしょうが焼き
しっかりとした味つけと食感でまるでお肉のを食べているよう。
スープは、昆布だしベースに豆乳と宮古味噌で、まろやかな味わい。
薬膳ベジカレー(880円スープ・サラダつき)は、
化学調味料、小麦粉、乳製品はいっさい使用しておらず、
アレルギーの方も安心して食べられるひと品。
薬膳ベジカレー
スパイスやハーブなどを約21種類をブレンドし、
水はいっさい使わず野菜のみの水分で、
じっくりと手間暇かけて作られており、
スパイシーだけど優しい味わいが口の中に広がる。
皿の右上に添えられているのはドラゴンフルーツの花の蕾のピクルス。
サラダには、水菜、パルダマ、長生百草、モリンガ。(季節による)
初めて耳にした野菜や食べ方に目を見張り、
一つひとつの野菜を噛みしめ、じっくりと野菜を味わう。
これがCAFEうぷんみで過ごす優しい、野菜しい時間。

宮古島の人と土に触れて食材に出合うことへのこだわり

秋ウコンとフェンネル
薬膳ベジカレーに使用されている秋ウコンとフェンネル。
オーナーのまっちゃんが、休みの日に宮古島の農家さんを訪ね歩き、
探し求め、やっとで見つけた食材だ。
どんな小さな食材で、料理のわき役であっても、
まっちゃんは使用するすべての食材に心をいきわたらせている。
今やインターネットで何でも手に入る時代に、
自分の目と足とフィーリングを信じて、
島中を歩き、人と会い続けることで食材に出合うことに
とことんこだわっているCAFÉうぷんみ。
オーナーのまっちゃんは、どうしてここまで食材にこだわるのだろうか?

人との出会いが楽しいCAFÉうぷんみ

CAFÉうぷんみのオーナーまっちゃんは、沖縄本島の那覇育ちだが、
両親の生まれ故郷の宮古島へ導かれるように10年前にやってきた。
宮古島を知るために農業、漁業関係、
飲食店などさまざまな職を経験した後、
先祖代々の土地にCAFÉうぷんみをオープンさせた。
庭と空
2012年にマクロビとの出合いが人生とカフェの転機となる。
当初は、非現実的だととても受け入れ難かったマクロビだったが、
自身の食と人生を見つめ直すきっかけとなり、
少しずつ自信の生活にも取り入れカフェメニューにも加わるようになった。
今では、食についても相談を受けることもあるようだ。
CAFEうぷんみには、さまざまな人が集まってきて、
ひとつのコミュニティができようとしているのを感じる。

CAFÉうぷんみの食を通してのメッセージ

日曜日限定メニューの石窯ピザは、
まっちゃんの感性のままに庭の自家製石窯で焼き上げられる。
石釜
沖縄のご飯のお供・油味噌のソースに、
島豆腐、チーズをトッピングしたピザは、
チーズと油味噌がすごくマッチしながら沖縄らしさを感じる。
今回の取材が夏休み中ということもあって、
特別に体験させてもらったのがピザ焼き体験のワークショップ。
ピザ作り
300度までに熱せられた石窯の前に立つと、その熱量にただ圧倒される。
店長まっちゃんは、ピザを食べるだけでなく、
火を起こすことやその熱さを感じること、
火そのものの存在を子ども達に感じてほしくて始めたワークショップだ。
食べることは生きること、生きることは食べること、
CAFEうぷんみの野菜しい、優しい時間には、
そんな熱いメッセージが隠されている。

スマートポイント

  • CAFÉうぷんみはスイーツやドリンクメニューも充実している。自家製の酵素ジュースやフルーツビネガーは季節によって変わります。スイーツもヘルシーで体に優しいヨモギケーキや豆乳のブリュレが人気。
  • 地元客に人気のメニューが、CAFÉうぷんみのうずまきフレンチ。宮古島名物のうずまきパンを豆乳と卵で焼き、バニラアイスが添えられた甘いひと品。
  • CAFÉうぷんみのfacebookでは、自家製パンの焼き上がり状況などを配信しており、オーナーもまっちゃんの食に対しての真摯な姿が垣間見れるページとなっています。

ライターのおすすめ

CAFÉうぷんみのオーナーのまっちゃんは、突然うちの畑を訪ねてきました。飲食業界の方が直接畑に現れたのは初めてのことで、そのこだわりと徹底したスタイルに驚いたのをよく覚えています。

砂川葉子

岐阜県出身、宮古島諸島のどこかの小さな島に在住。農業と民宿業、島興し業と並行してライター業にも携わる。

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