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グルメグルメ

2016.05.07

朝食べたいから夕方買う
しぶパンの秘密の話

writer : 阿久津彩子

にぎわい広場の近く
国際通りから一本入ったにぎわい広場の近く。長時間発酵の天然酵母パンがおいしいと評判の「しぶパン」に行ってきました。朝方に多くのパンがそろうかと思いきや、ここのピークは午後4時ごろ。夕方に焼き上がるパン、果たしてその理由とは…?

いろいろ選びたい人は16時ごろが狙い目

ピークが午後4時のしぶパン
手作りの装飾でパンチのある外観。こっちの扉を入口だと勘違いした人もいたのでしょうか。丁寧な誘導でお店にお邪魔すると、焼き上がりのパン達が徐々に並び始めているところでした。
焼きたてのパン
時刻は午後16時。日差しがすこし弱まってきた時間帯です。「食パンにあんパン、総菜パン、今からいろいろ焼き上がりますよ」と温かく迎えてくれたのは三浦雄一郎さんとしぶちゃんこと、志文(しふみ)さんご夫妻。
午後4時頃でそろうパン
朝食に登場機会の多いパンは早朝に焼くものだと思い込んでいましたが、しぶパンでは10時に開店し、15~16時の間にたくさんのパンが出そろうのだとか。
時間を置くことで生地が落ち着いたパン
その理由は焼き立てよりもすこし時間を置くことで生地が落ち着き、パン本来の風味を感じられるから。
あえての夕焼きを推すしぶパン
朝おいしく食べてもらいたいから夕方に焼くこだわりパン。「もちろん焼きたてのパンはおいしいのですが」と前置きをしながらも、志文さんは「あえての夕焼き」を推しているのです。

安心材料にこだわるまごころパン

安心材料にこだわったパン
焼き上がってきたパン達は艶出しの卵を塗っておらず、保存料や香料など余計なものは入れていません。自然体の表情はどこかほっとする安心感があり、ひと目でおいしいとわかります。
安心できる素材で作られるパン
定番の山食パンの材料は小麦粉と天然酵母、洗双糖、塩、それだけ。どこの家庭にもあるシンプルで安心できる素材を心がけており、パンの中に詰めるカスタードクリームやアマンドクリームもできるかぎり自家製で作っているそうです。
定番きなこあげパン
キャラクターのような名前のパン
また、すべての商品に材料を一つひとつ記載してあるのもうれしいところ。すこし脱線しますが「しゃりパン」、「あまっち」といったキャラクターのような名前は志文さんが編み出したオーダー用語だと判明しました。

食事を引き立てるあこ酵母

天然酵母のパン
そんなユニークかつ素材にこだわり抜いたしぶパンで欠かせないものは、ご夫妻が修業時代から慣れ親しんできた天然酵母。米と小麦、麹で作られたあこ酵母は他の天然酵母よりも主張しすぎない柔らかな香りが特徴です。
軽やかな香りで食感もふんわりしたしぶパン
天然酵母のパンといえば酸っぱかったり、ガシガシと固い印象を持っていましたが、ここのパンは軽やかな香りで食感もふんわり。
優しく伸ばしていく生地でできるパン
「長時間発酵で一日じっくり寝かせて風味を引き出しています。そんなに強い酵母ではないので力強く叩いたり捏ねたりはせず、オーブンに入れるまで常に優しく優しく…」
なるほど、ご子息同様に褒めて伸ばす作戦というわけですね!
愛情がたっぷりのパン
ご夫妻の愛情がたっぷりと込められたパンは、食事をうまく引き立てる食べ飽きないおいしさ。天然酵母パンに抱いていたイメージがガラリと変わってしまいました!

※レジ前にある貝殻絵画さんの作品にも注目です!

スマートポイント

  • 有名料理店にも卸す人気店。ハード系からペストリーまで、50種類ほどのパンを焼き上げています。
  • 仕事帰りや観光後に買っておくだけでおいしい朝食をいただけます。
  • 新商品もたびたび登場。中にはお客さんのリクエストで誕生したパンも。

ライターのおすすめ

あこ酵母を使っているパン屋さんは沖縄県内でごくわずか。スープにサラダに、洋食和食どちらもぴったり。クセのないところがクセになります。

阿久津彩子

得意ジャンルは食・人・体当たり。沖縄の旬を味わえるおいしいお店から本当は秘密にしたい穴場スポットまで幅広くご紹介します。

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