* menu
閉じる

グルメグルメ

2016.07.08

普段の沖縄にちょっとおじゃま
本カフェ、やさしい気持ちで沖縄

writer : 阿久津彩子

商店街の片隅
ガイドブックに載っている主要スポットはひと通り制覇した!というヘビーリピーター、すなわち沖縄マニアにおすすめしたい。よそ行きというよりは、普段着仕様。商店街の片隅に生まれた下町ブックカフェへご案内。

生活感溢れる昔ながらの太平通り

太平通り
左右見回しても旅行者らしき姿はいっさいなし。観光ムードとは無縁の太平通りにやってきました。お目当てのお店は通りの入り口、ジュエルカフェの2階で営業しています。
2階へ
2016年2月にオープンしたブックカフェ「やさしい気持ちで沖縄」のコンセプトは、本と自家焙煎コーヒーとおうちご飯。噂によると日替わりのランチが人気だそうで、その内容は採算度外視のレベルだとか。
今日のメニュー
採算度外視とは大きく出たな…と若干疑いつつ、1階にある献立表で内容を確認。野菜の肉巻きに島豆腐のバジルサラダ、きんぴら、モズク酢、え、スペシャルティコーヒーとおやつまで付くの…?予想以上の品数にかえって心配になってきました。

商店街の貴重なオアシス

たくさんのお客さん
店内は14時過ぎにもかかわらず、けっこうお客さんが入っていました。商店街で働くお姉様に、周辺に住むご近所さん。ガイドブックに載るお店と客層が違うことはいわずもがな、サラメシ的な雰囲気に満ち溢れています。
本がいっぱい
カウンター席の反対には壁面を覆う本棚が。泡盛の歴史から漫画テルマエロマエまで、好きな本を手に取って時間を忘れて没頭できそう。電源利用もOKなのでちょっとしたPC作業をするのにも便利ですよ。
読書で一休み
本棚の真下に陣取ると、私も日替わりごはんを待つことに。テレビから流れる英国EU離脱、日経平均株価大暴落の速報に不安を隠しきれませんが、腹が減ってはなんとやらです。持ち株なんて雀の涙、気にしないで塩漬けだ!

商店街の食材で作る日替わりごはん

日替わりごはん
ぐじぐじ考える私を慰めるように、颯爽と現れた日替わりごはん。野菜たっぷりで彩りよく盛られ、この内容で690円とは信じられません。やさしい気持ちで沖縄、通称やさきもランチの実力たるや恐るべし。
家庭料理
「家族のための食事」がテーマの献立は、和食を中印とした家庭料理。こじゃれたおかずは入っていませんが、どの料理も塩気や油っぽさがきつくない、ほどよい味付けに安心できます。ほとんどの食材は商店街で調達しているそうで、沖縄の旬を身近に感じられる距離感もうれしいです。

食後は店主のクセにハマっていく…

店主新里さん
調理から接客まですべて一人でこなしているのは店主の新里雅子さん。16年前に移住した新里さんはコザを拠点に修学旅行の誘致やバーの経営、さらにはAll About沖縄版の名物ガイドと、さまざまな経歴を持つ人物です。
店主の携わった本
編集で携わった「哀愁のB級ホテル」を最後に、リタイアして悠遊自適な沖縄ライフを満喫する…かと思いきや、半年後には現役復帰! 肩書、年齢、国籍に関係なく、人と人が気軽に出会う場所を作りたいと、このお店を立ち上げました。
カウンターでお話
「儲けようとはしていないから、ランチの原価計算もやっていない」と笑う新里さん。飾らない人柄に惹かれ、食事を楽しみに通う人や長居してしまう人、はたまた人生相談者も多いのだとか。観光客の来店はまだ少ないとのことですので、皆さんどしどしお越しください。話せば話すほどに花が咲く、伝説の姉御トークはクセになります!

スマートポイント

  • 日替わりランチは終日オーダー可能。当たり外れも含めて楽しんでください。
  • 飲み物だけの利用もOK。自家焙煎のスペシャルティコーヒーは香り豊かで後味スッキリ。
  • バータイムの夜は泡盛やカクテルでゆっくりと。新里さんのいち押しは那覇市内にある宮里酒造所の春雨。

ライターのおすすめ

3人、いや2人以下での来店が断然おすすめ。少し空いている時間帯には新里さんとのゆんたく(おしゃべり)も期待できます。

阿久津彩子

得意ジャンルは食・人・体当たり。沖縄の旬を味わえるおいしいお店から本当は秘密にしたい穴場スポットまで幅広くご紹介します。

スポット詳細

沖縄観光モデルコース

記事検索

ツアー検索

0