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グルメグルメ

2016.09.24

[宮古島]できたてゆし豆腐の
体に染みこむおいしさ・皆愛屋

writer : 砂川葉子

毎朝海水をくみ上げ、
釜で作る昔ながらの方法で作る皆愛屋(みなあいや)の島豆腐は、
地元で人気で、そのおいしさは格別です。
皆愛屋(みなあいや)
3年前から食堂も併設し、
できたてフワフワのゆし豆腐をいただくことができます。
作りたてだからこその食感と味わい、
その滋味深さは、体の奥深くに染み入ります。

衝撃のフワフワ食感、皆愛屋のゆし豆腐

まずは食べてほしいのは、やっぱり「ゆし豆腐セット(500円)」です。
ゆし豆腐セット
丼たっぷりのまっ白なゆし豆腐を口に含むと、
フワフワでふるふるの食感にびっくりしてしまいました。
豆腐からは、大豆の香りと甘みがしっかりと感じられ
優しいカツオ出汁のスープと一緒にすーっと喉を通り、
体の中に染み入るように落ちていくと、
思わず、深いため息が漏れてしまいました。
このフワフワ食感と、滋味深いおいしさの秘密は、
昔から変わらぬ海水で作る製法にあります。

おばあから引き継ぐ味と製法、皆愛屋のヒストリー

宮古島から橋でつながる離島・来間島出身の下地初子さんは、
「豆腐屋を継ぐなんて考えてもなかった」といいます。
初子さんのオバアは、来間島唯一のお豆腐屋さんでしたが、
オバアが亡なり、店の扉は閉じられ
部屋の片隅で道具はホコリをかぶっていました。
もう処分しようかねえ、親族が集まっていたある日、そんな話が出ました。
その時、初子さんはふといたずら心で、
チョッパーという大豆をすりつぶす機械のスイッチを押してみました。
すると、チョッパーが静かにうなりをあげたのです。
ああ、動くんだ。だったら捨てたらもったいないさあね、
だったら豆腐を作ってみようか、と初子さんの豆腐作りが始まります。
豆腐作り
とはいえ、レシピがあるわけではありません。
記憶の中のおばあの一つひとつの動作を思いおこしながら
初子さんは豆腐を作り続けました。
これがおばあの味だ、
誰もが認める島の味にたどり着いた2年後のことでした。

皆愛屋のゆし豆腐そばの絶品スープ

以来18年、初子さんは豆腐を作り続けてきました。
3年前から新しくそば屋も始めた皆愛屋の
「ゆし豆腐そば(大550円・小500円)」のスープを
ひと口すすると、ああやっぱりここは豆腐屋さんのそばやさんなのだ、
と納得してしまうのです。
ゆし豆腐そば
ゆし豆腐を生かすために、研究を重ねて行きついたのが、
豚の出汁を使わない、カツオ節の出汁のみという潔さ。
鰹出汁の旨みがギュギュっと濃縮された、
きりっとした味わいのスープは、
ゆし豆腐にも麺にもよくマッチしていて、
しかも、脂っぽさが全然ないので、
最後まで飲み干せてしまうのです。
ガッツリと食べたい方には、皆愛屋そばがおすすめです。
ゆし豆腐プラス三枚肉とかまぼこが
ボリュームもあり、
しかもお値段はうれしいワンコイン、500円です。

豆腐おにぎり、豆腐餅、島豆腐をテイクアウト!

「ゆし豆腐セット(500円)」と「ゆし豆腐そばセット(680円)」には、
おからの煮物と豆腐おにぎりと豆腐もちの3品がついています。
また、ゆし豆腐セットにのみ、豆乳がついてきます。
実は豆乳が苦手な私ですが、ここの豆乳だけは別です。
ぜひ、お試しあれ!
豆腐おにぎり
まん丸なボールのようなかわいらしい豆腐おにぎりは、
皆愛屋のオリジナルです。
中のご飯は、カレー、黒米、油味噌、じゅーしーの4種で、
私は黒米をチョイスしました。
もっちりとした黒米と薄い塩味の豆腐の衣が本当においしいのです。
豆腐おにぎりと豆腐餅はテイクアウトもできます。
私は、食べながらカウンターのショーケースに並ぶ島豆腐おにぎりを
お土産用にキープしちゃいました。
お持ち帰り豆腐
今では数少なくなった、海水で作る島豆腐。
皆愛屋がおばあから引き継いだ味を
ぜひご堪能してください!

スマートポイント

  • 皆愛屋は来間島出身の女性が経営する地元に人気の豆腐屋さんです。
  • 食堂が併設されており、できたてのゆし豆腐やそばが絶品です。
  • 豆腐おにぎり、豆腐餅はテイクアウト可能です。

ライターのおすすめ

我が家はここの島豆腐以外は食べない、というくらい、皆愛屋の大ファンです。写真NGだったので、店主の初子さんの姿がありませんが、初子さんも優しくて大好きな女性です。

砂川葉子

岐阜県出身、宮古島諸島のどこかの小さな島に在住。農業と民宿業、島興し業と並行してライター業にも携わる。

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