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グルメグルメ

2015.08.06

[石垣島]これってどんな味?
夢の南国フルーツ食べ比べ!

writer : 光森裕樹

旅先で見かけた変わった食材に気持ちが惹かれつつも食べ方や味が分からなくて、手が伸びなかったことは、誰にでもありますよね。日本のなかでも遥か南に位置する石垣島では、さまざまな南国フルーツが育てられています。スーパーや市場で見かける定番のものから、なかなか目にすることのないレアなものまで。「沖縄といえばパイナップル」という常識がひっくり返ります。

島の珍しい食べ物が集まる「ゆらてぃく市場」

ゆらてぃく市場
石垣島には「マックスバリュ」のような大型スーパーから、地元の人が通う小さなスーパーや市場まで、さまざま場所で地元の食材を目にすることができます。なかでもJAファーマーズマーケットの「ゆらてぃく市場」は、市の中心地にありながら、石垣島内のさまざまな生産者の食材がかんたんに手に入ります。「ゆらてぃく市場」を中心に、6月の石垣島内で見つけた変わった果物をいくつか試してみました。なお、以下の写真においてお皿はすべて同じ直径18cmのものです。

ざらりとした食感の「アテモヤ」

アテモヤ。糖度が高く甘い南国フルーツ。
アテモヤ、糖度が高い南国フルーツ
写真のフルーツは「アテモヤ」。「釈迦頭(しゃかとう)とチェリモヤを掛け合わせたフルーツ」という説明が付くことが多いですが、どちらも馴染みのないフルーツですので、実感が湧きませんよね。糖度がかなり高いため、とにかく甘く、砂糖で煮詰めたリンゴのような味がします。それこそ砂糖が溶け残っているかのような、ざらりとした舌触りが特徴的。大きさによりますが「ゆらてぃく市場」では一個700円前後と高級な部類に入ります。表皮が固いうちは、お土産として持って帰るのも楽です。緑の表皮が黒ずんできたころが食べごろ。

怖そうな見た目のあっさり味「ドラゴンフルーツ」

ドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツ
こちらは「ドラゴンフルーツ」。厳つい見た目とその名前で、わりと有名なフルーツですね。キウイフルーツから酸っぱさを引いたような味をしていますが、好みでレモンを絞ると風味が増します。ただ、石垣島内で食べるのならば、できればレモンではなくシークヮーサーを絞りたいところ。一般的には、中身が赤いもののほうが美味しいと言われています。ただし、赤い果汁が服につくとかなり目立つので、注意が必要です。写真の小さめのもので、「ゆらてぃく市場」では700円前後でした。モールや空港など、比較的いろいろな場所でお土産に買うことができます。

甘いけれどちょっぴり食べづらい「ストロベリーグァバ」

キバンジロウ(グァバの一種)
石垣島内ではグァバはよく見かけますが、こちらはサイズの小さい「キバンジロウ」と呼ばれるもので見かけることは少ないようです。「(イエロー)ストロベリーグァバ」という名札が付いていることが多いようです。実はグァバよりも風味があって美味しいのですが、皮は渋くて厚く、小さな種が多いため、やや食べづらいのが難点。「ゆらてぃく市場」では写真のようなひと盛りで100円ぐらいですので気軽に挑戦できるフルーツです。

クセになる酸っぱさの「パッションフルーツ」

パッションフルーツ
パッションフルーツ
南国フルーツのなかでもひときわ強い芳香を放つのが「パッションフルーツ」です。名称に含まれる「パッション」という言葉は、「キリストの受難」に由来するものなので、「情熱」という意味ではないのですが、そう信じたくもなるような、いい香りがします。熟すと実がしわしわになり、味が多少まろやかになると言われていますが、それでもかなり酸っぱめです。フルーツジュースやジャムとして売られていることが多いですが、表皮がかなり固いため、お土産としても気軽に持ち運びできます。ただし、その固さのために包丁でふたつに切るときに刃がすべりやすいので、注意が必要です。サイズによりますが、普通のサイズでひとつ200円で購入できます。

想像ほどには酸っぱくはない「アセロラ」

アセロラ
こちらは「アセロラ」。かつてブームとなったアセロラジュースは、誰しも一度は口にしたことがあるかと思いますが、実物はそこまで酸っぱくないことが多く、若いサクランボのような味をしています。小さめの種が2・3個入っていますが、食べにくさはなく、写真のひと盛りで150円ぐらいですので、気軽に買えます。お土産というよりも、宿泊先に持ち帰ってちょっとつまんでみて一日の疲れを取る、という食べ方がお勧めです。

お土産の定番「スナックパイン」「ピーチパイン」

スナックパインとピーチパイン
写真の左が「スナックパイン」、右が「ピーチパイン」。沖縄に来られた方が「えっパイナップルに種類があるの?」と珍しがられてお土産に買われることが多いようです。ここ石垣島でも、パイナップルは特産品のひとつであり季節になると多くのお店がパイナップルの香りで満たされます。
スナックパイン
「スナックパイン」は、品種としてはボゴール種を指すもので実を手でちぎりながら食べられるのが特徴です。普通は捨ててしまう芯の部分も食べられるので、ちょっとしたお得感があります。
ピーチパイン
「ピーチパイン」は桃のような芳香が特徴のパイナップルです。外観は、他のパインよりも赤みがかっていますので、区別がつきます。一方の実は、黄色というよりも白に近い色をしているのが特徴。ともに、小さな玉のものも売られており、お土産に選ぶ際も、意外とかさ張らないのが嬉しいですね。写真のサイズで、それぞれ150円ほどで購入できます。

しゃくっとした歯ざわりの「レンブ」

レンブ
こちらは「レンブ」。旅行で台湾に行かれた方は、食べたことがあるかもしれませんね。石垣島は、距離的には沖縄本島よりも台湾に近いので同じような植物が育ちます。梨のような味と触感が特徴で、しゃくっとした爽やかな歯ざわりが残ります。入り組んだ構造になっているお尻の部分は食べ残します。

お金を捨てるようなもの?「カニステル」

カニステル
カニステル
最後のフルーツは「カニステル」。芋やカボチャのようなねっとりとした食感で、濃厚なスイートポテトの味がします。そのまま食べてもいいのですが、ヨーグルトに混ぜたりあるいは、まるごと凍らせてシャーベット状にしても楽しめます。このように紹介すると、一度ぜひ食べてみたい!という声が聞こえてきそうですが、味に当たりハズレがあるようです。人によっては、お金を捨てるようなものだとして「金捨てる(カネステル)」というダジャレで呼ぶことも…とはいえ、あまりお店で見かけないものなので見つける度に、またチャレンジしてしまう不思議な魅力のフルーツです。こちらは、「ゆらてぃく市場」ではない場所で購入したもので2つで750円ほどでした。

南国フルーツを旅の思い出に

石垣島はさまざまな南国フルーツに溢れています。数が安定的に収穫できないものや、実験的に育てられているものは、飲食店のメニューではなかなか出会えません。「ゆらてぃく市場」など、地元の人が生活に利用しているスーパーなどを覗いてみると、思わぬ食材に出会えますよ。自らの舌で試してみて美味しかったものはお土産としても、きっと喜ばれるものになるはずです。

スマートポイント

  • 石垣島は台風などの風の影響を受けやすい島であるため、フルーツの皮に木や葉と擦れた傷がついているものもあります。味は変わりませんが、お値段は安いことが多いため、お得に買うことができます。
  • 同じ値段で美味しいものを選ぶには、なによりもお店の方に選ぶコツを聞くのが一番です。「ゆらてぃく市場」では、生産者の方が棚に商品を並べに来られていることも多いので、積極的に聞いてみましょう。
  • フルーツそれぞれにシーズンがありますが、季節は過ぎていてもアイスクリームやジャム・ジュースとして売られていることがあります。どうしても食べたいフルーツがあれば、それらを探してみるのも手です。

ライターのおすすめ

味の好みは人それぞれですが、「アテモヤ」は珍しさと美味しさのバランスがとれた素敵なお土産になります。また、「パッションフルーツ」も香りがとてもいいため、熟すまで部屋において楽しむこともできます。

光森裕樹

歌人。様々な土地を旅する中で石垣島に惹かれて移住。のんびりとした豊かな時間を感じるための情報をお届けします。

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