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観光観光

2015.12.14

ギネス認定!
世界一の那覇大綱挽

writer : 岡田竜平

那覇大綱挽保存会
(写真提供:那覇大綱挽保存会)
毎年体育の日の連休に、沖縄の三大大綱引きの一つであり、またギネスでも世界一に認定された那覇大綱挽が開催されます。2015年は、主催者発表で27万5,000人がこの祭りを見物に訪れ、1万5,000人が長さ200m、重さ43tの大綱を引き合いました。

誰でも参加OK!

久茂地交差点
那覇大綱挽は、市内中心部の久茂地交差点を通る国道58号線を封鎖して行うというその開催の仕方もまたビッグな祭りで、那覇大綱挽まつりのメインイベントとして開催されます。
その歴史は、琉球王朝時代までさかのぼる伝統行事なのですが、戦前に途絶えてしまいました。それを市制50周年記念事業として1971年に復活。この時より10月10日の体育の日に開催されるようになったのですが、1944年に那覇が焦土と化した「10.10空襲」の日でもあり、その日を忘れないという平和への願いを込めてこの日に決められたそうです。
「10.10空襲」の日
この長い歴史を持つ那覇大綱挽は、那覇市民に限らず誰でも参加できる祭りです。当日は、見るだけでなく、世界一の大綱を引いてみるのはいかがでしょう?
大縄

勇壮な旗頭

旗頭
那覇大綱挽に欠かせないのが、市内の各地域から出される旗頭。旗頭とは、村のシンボルであり、守り神のような存在の大きなのぼり旗のことで、高さ10mほど、重いものでは60kgにもなります。那覇大綱挽の日には、各地域の青年達が地元の旗頭を宙に舞わせながら国際通りをパレードして久茂地交差点を目指します。
各地域から出される旗頭
青年達だけでなく、子ども達もまた伝統衣装をまとって旗頭の演舞を盛り上げます。会場では、綱引きが始まる前にその年の東西の代表地域によるガーエーと呼ばれる旗頭の演舞の競い合いが行なわれます。あの長くて見るからに重そうな旗頭を一人で宙に持ち上げる姿は圧巻です。
旗頭の演舞
(写真提供:那覇大綱挽保存会)

国際色豊か

国際色豊か
毎年20万人以上がこの大綱挽を見に来るとあって、その顔ぶれも国際色豊かです。場内アナウンスも英語はもちろん、中国語でも実況されます。
観光客
観光客だけでなく、この祭りの開催に在沖米国商工会議所も協力していることもあり、たくさんの外国人のボランティアも裏方として参加しています。伝統文化に触れながら海外の文化も垣間見ることができるというのもまた、沖縄的な魅力のひとつでしょう。話しかけたりするのは難しいかもしれませんが、例えば記念写真の撮影をお願いしたり、撮ってあげたりするとちょっぴり国際交流なども楽しめます。
在沖米国商工会議所

花火や無料ライブも!

日曜日に久茂地交差点で開催される大綱挽以外にも、那覇大綱挽まつりは、土・日・月(祝)と3日間、奥武山公園を会場に行われます。ずらりと夜店が立ち並び、県外に比べて遥かにボリュームがある沖縄の屋台の食べ物を味わうことができます。
夜店
また、沖縄を代表するアーティストによるライブをオリオンビールを飲みながら楽しめたり、まつりの3日間は、那覇の夜空を花火が彩ります。
祭り会場へのアクセスは、沖縄都市モノレール、ゆいレールが便利です。壺川駅で降りるとすぐ目の前が奥武山公園になっています。久茂地交差点からも国道58号線を那覇空港方面に徒歩で20分ほどです。会場には駐車場がありませんので注意が必要です。
上からの大縄
(写真提供:那覇大綱挽保存会)
大縄アップ
(写真提供:那覇大綱挽保存会)

スマートポイント

  • 綱を持ち帰るために、大きめのビニール袋を用意しておくと便利。
  • 綱の両端付近は、人が少なめなので参加も見物も比較的しやすく、特に小さな子ども連れの家族にはオススメ。
  • 久茂地交差点周辺のお店も大変混雑するので、食事や買い物は現地に行くまでにすませておきましょう。

ライターのおすすめ

那覇大綱挽は、見るだけではなくぜひ参加することをおススメします。知らない人同士が、言葉の壁を越えて制限時間30分の間、 一緒に綱を引くことで不思議な一体感を感じることができるのではないかと思います。

岡田竜平

映像制作、翻訳業をしながら沖縄各地を探索中。フォトグラファーとしても活動。

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