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観光観光

2016.01.04

辺戸岬観光ガイド ①
―南の島の北の果て―

writer : Misa Alta

沖縄最北端の地、辺戸岬。天気の良い日と、曇って風の強い日でまったく違った顔を見せるのが魅力です。沖縄海岸特定公園にも指定され、大自然をじかに感じることができるこの場所を堪能するためのポインをまとめて紹介します。

海岸を縫うように走る58号線の絶景

辺戸岬は、北部最大の街、名護市の北約50kmの所にある集落、国頭村辺戸の北の端に位置する岬です。名護の中心地を離れてしばらくすると、58号線は片側一車線になります。建物もまばらな道を走っていると、北部「やんばる」の山々の稜線が連なって見えます。そして、このやんばるの森は道路わきすぐ横の海岸線まで迫っているのがわかります。
辺戸岬の海
58号線はこの森と海の狭間を、まさに縫うように走る美しいドライブコースです。所々に集落や売店もあるので、車を止めて休憩するのもいいでしょう。途中、トンネルをいくつか通過するのですが、その横に旧道やそこに作られた古いトンネルもあって、興味深い光景です。
海岸沿い

大自然のパノラマ広がる沖縄本島最北端の地

全長約1kmの宜名真トンネルを通過してしばらく進むと、いよいよ辺戸岬です。駐車場から、舗装された散策路が岬の先に設置された「祖国復帰闘争碑」と岬周辺の絶景ポイントへ続いています。
祖国復帰闘争碑
この碑の設置されている場所から、空気が澄んでいる時には、正面に与論島と左側に伊平屋島がはっきりと見えます。岬は石灰岩でできた切り立った崖で、崖に砕ける白波や地響きのような音は迫力があります。
崖に砕ける白波
また、1月から3月の間には、この岬周辺を通って北上する、ザトウクジラに出合えることもあります。散策路を進み、岬の南側には、断崖絶壁とその向こうの宇佐浜海岸や琉球王国初めての正史である「中山世鑑(ちゅうざんせいかん)」にも記された古来の聖地として有名な「安須森(あすむい)」の岩山がそびえ立っています。海
この安須森の峰の形が横顔に似ているとの事ですが、言われてみれば、右側から額、鼻、口の形に見えます。ここに顔があるなんて、「国頭」と言う地名にピッタリです!

ヤンバルクイナ出没注意!

岬の南側、宇佐浜海岸上方の林に目をやると、目に入る物体があります。1982年に国の天然記念物に指定された飛べない鳥、ヤンバルクイナ(の形をした建造物)です! 百聞は一見にしかず、近くへ行って見てみましょう。辺戸岬の駐車場を出て少し先に、展望台への案内標識があります。標識に沿って左折して海岸へ続く道を下って行きます。大きな駐車場が右手にありますが、そのすぐ先の坂道を右折して上って行くと、ヤンバルクイナのいる場所へたどり着きます。
ヤンバルクイナ
駐車場の周りは木々に囲まれて清々しい場所で、後方には安須森の岩山がそびえ立っています。階段を上って行くと、いよいよ巨大ヤンバルクイナの展望台へ到達です。辺戸岬にいた時には気付かなかったのですが、岬を見下ろす場所にあって、まさに絶景です。
海岸

宇佐浜海岸

ヤンバルクイナの展望台を後にして、再び坂道を下ると宇佐浜海岸があります。ここは周囲をぐるりと山と辺戸岬に囲まれた、静かな場所です。宇佐浜海岸
リーフに砕ける白波と空のコントラストが美しい景色の海岸で、海岸の南側には川が流れています。道路の突き当りには川の水が引かれている水道があるので、思わず海に入ってしまっても、ここで海水を洗い流して行くことができます。民家が周りにないこの場所はきっと星空もきれいだろうな、と想像するだけでワクワクする場所です。

スマートポイント

  • 辺戸岬唯一の店舗、「辺戸岬こうようパーラー」のメニューは充実しています。沖縄そばはもちろん、山羊そばもあります。
  • 冬の沖縄は強風の日が多く、特に海岸付近は実際の温度より寒く感じます。しっかり防寒をして快適に観光しましょう。
  • 国頭村ホームページに記載されている「やんばるマナー」です。マナーを守って、皆でやんばるの自然を守りましょう!
    1.車の運転には気を付けて! 
    2.ゴミは家に持ち帰ろう! 
    3.動植物に危害を加えない!  
    4.トイレは適切な施設を利用する! 
    5.ペットは森に連れ込まない!  
    6.住民に迷惑をかけない! 

ライターのおすすめ

やんばるくいな展望台から「散策路」の案内標識に従って進むと、辺戸集落へ行く事ができます。

Misa Alta

沖縄には、ここにしかない興味深いモノや場所がたくさんあります。多くの人に沖縄の持ついろいろな顔を知ってもらえたらいいなと思います。

スポット詳細

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