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観光観光

2015.03.22

色んな角度から
金武町を遊んでみる

writer : 中本岩郎

自由な品揃えの市場

金武と書いて「キン」読む。
人名や地名に独特の響きを持つ沖縄であるが、
文字に当てはめると読むのは一苦労。
今回ご紹介する金武町(キンチョウ)は、
沖縄本島中北部の東海岸に位置する長閑な町。
まず立ち寄ったのは海岸沿いにある、いしじゃ市場。
「いしじゃ」とは近くを流れる川の名前のこと。
街の写真
かぼちゃ
地元でとれた野菜。一見普通の市場に見えるが、
中を見てみると少し不思議な品揃い。
商品のお菓子
商品の衣類
派手なパッケージのお菓子や迷彩服があるのは、
町に隣接する米軍基地のキャンプハンセンの影響。
米軍からの払い下げの品々がところ狭しと並んでいる。
市場だけでなく、町の中心部にも米軍の色が染み付いており、
沖縄の文化と一種の融合をしているかのように感じられる。
いしじゃ市場
住所:沖縄県国頭郡金武町金武8223­5
営業時間:10時〜18時(土日は7時〜)
定休日:年中無休
料金:入場無料
駐車場:40台

金武町発祥の食べ物

文化の融合を象徴する料理といえば、タコライス。
タコライス
タコライス発祥の店

タコライスとはタコスの具材を白米の上に掛けたもので、
基地で働く米兵達のお腹をイッパイにできるよう、
1984年に千里の店主が考え出した料理なのだ。
千里は味は勿論のこと、タコライス発祥の店としても有名。
辛めのソースと肉とチーズが白米との相性が抜群で、
ボリュームもあるので一人前でお腹いっぱいだ。
パーラー千里
住所:沖縄県国頭郡金武町金武4257­1
営業時間:[月〜木]11:30〜22:00
[金]11:30〜24:00
[土・日・祝]10:30〜24:00
ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業
定休日:年中無休
駐車場:無

海の森を滑走すると見える自然

文化・料理の他に金武町の魅力は自然にもある。
それは「海の森」と呼ばれるマングローブ林でのカヌー体験。
億首川(おくくびがわ)の自然をカヌーに乗りながら
ガイドしてもらえるプランだ。
川の写真1
沖縄に住んで10年になるが、
初めての体験に少し緊張気味。
レクチャーを受けて、森の海へ出港。
カヌーの陸上準備
丁度引き潮の時間帯だったので、流れに逆らうように漕いでいく。
上半身全体の筋肉を使うので、思ったより良い運動。
カヌーは底に穴が空いているので、ズボンと下着は濡れるので注意。
着替えを準備しておくように。
カヌー
二人乗りのカヌーは力とタイミングを合わせると、
水を切るように滑走するので、漕ぐだけでも面白い。
川の写真3
あたりには沢山のマングローブが生えているが、
汽水域と呼ばれる海水と川の水が混ざっているので、
海水の濃度によってマングローブの育ち方もそれぞれ違う。
海水が濃いところは低く育ち、薄いところは上に高く伸びるのだという。
川の写真4
この日は潮が引き気味ということで、
マングローブ林にギリギリ入れそうな水位とのこと。
「入ってから考えよう」と言うことになり、意を決して林に突入。
川の写真5
まるでアマゾン河にいるような気分。
漕ぐほどに息は上がるが、息を吸うと体内に自然のシャワーが広がる。
日によって砂の盛り具合も変わるので、林に入れない時もあるようだ。
川の写真2
林を抜けると、コースの約半分が終了したことになる。
帰りは流れに乗っているので、比較的楽に進む。
ボートの発着場所の対岸の砂浜にボート寄せる。
川の写真6
この場所は以前立ち入ることができなかった。
何もない砂浜だが、実は数年前に米軍基地から返還された場所なのだ。
2時間と聞くと長く感じるかもしれないが、体を動かして自然を堪能する
カヌーは時間を忘れさせてくれる。
家族や友達、恋人同士で漕ぐのも楽しいだろう。
金武町では生活・料理・自然を見てきたが、
どれも米軍基地と共に生活をしてきた中で
共存するために選択してきた道なのだと。根底には融合から文化を生み出すウチナーンチュの精神が息づいているよう感じる。
公園
ネイチャーみらい館ではカヌー以外にも田んぼ遊び体験やキャンプ、
BBQに宿泊までできる色々な自然体験ができる宿泊施設になっている。
自然体験学習施設 ネイチャーみらい館
沖縄県国頭郡金武町金武11818­2
開館時間 9:00~17:00(宿泊の場合21時閉館)
駐車場:有
電話:098­968­6117
料金:カヌー体験(約2時間)
大人:¥5300
小人(6歳〜12歳):¥3700
小人(3歳〜5歳):¥2700
幼児(2歳):¥1000
定員2名〜
*前日までに予約して下さい。
必要なもの
濡れても良い格好、着替え、帽子、タオル

中本岩郎

地域の青年会に所属し、エイサーを通し真心溢れる沖縄の人々の虜に。地域に根付く文化の深部を発信する。

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