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観光観光

2015.06.08

無料工場見学
スッパイマンに密着

writer : 中本岩郎

沖縄の食べ物の中でもお菓子という部類で代表的なものといえば紅いもタルト 、ちんすこう、サーターアンダギーなどが頭に浮かぶと思います。ここで乾燥梅菓子の“スッパイマン”が出てくる方は、コアな沖縄フリークと言えるでしょう。スッパイマンは沖縄で広く愛されている乾燥梅のお菓子で、県内のスーパーや商店などでは必ずと言っていいほど手に入れることができます。そんなスッパイマンが作られている工場の見学ができるというので、実際に行ってきました。
スッパイマン1
沖縄本島南部に位置する豊見城市、アウトレットモールあしびなーの近くに上間菓子店の工場はあります。黄色が基調の工場に立ち入り、まず目に入るのはキャラクターでもあるスッパイマン。現在使われているキャラクターのデザインは浦添工業高校の生徒達が発案したものだが、このキャラクターになる前は“仮面の忍者甘梅”や“海賊シリーズ”などで多種多様なキャラクターが登場するCMもあったようだ。キャラクターの歴史を感じながら入り口で受付を済ませると、係員の方に連れられて工場内を見学することに。
スッパイマン2
まずはじめに見えるのは研究所のような一室に佇む白衣の男性。研究所らしき部屋では、その日に生産されたスッパイマンの味や品質を分析し、毎日の品質管理を維持する大切な仕事を担っているのです。次は実際にスッパイマンを作っている工程です。乾燥している梅は、洗浄機やジェット噴射で不純物を取り除かれ、味付けをしたのちに10時間乾燥させるとスッパイマンの完成です。 できあがったスッパイマンは選別をされてから包装されますが、包装された後も仕上げとして再度商品を選別。選別は一つ一つ人の手で行われるので、確かな目と経験が試される作業。スッパイマンを作っている横の部屋ではスッパイマンキャンディーも作られています。こちらは飴が一つ一つ包装されていますが、選別や並べる作業は人の手で行われています。一日で1トンものスッパイマンが作られますが、一つ一つに愛情と手間が掛けられているのが分かります。ゴールデン ウィークや正月、旧盆などの時期は、普段の倍にあたる2トンものスッパイマンが作られるそうです。
スッパイマン3
スッパイマン4
スッパイマン5
スッパイマン6
スッパイマン7
他にも上間菓子店が創設された昭和44年から現在までの歴史を綴ったコーナーや、現在の会長が描いた油絵も飾られているので、歴史や作品を眺めることができるのも工場見学ならでは。また、県内の学校・企業とコラボレーションした企画も多くあり、Tシャツやふりかけ等、新たな発想を元に商品化されるものもあるんだとか。工場見学は30分程度の時間で、ちょっとした時間で見学できるのは嬉しい。
スッパイマン8
スッパイマン9
見学を終えると特典としておみやげ引換券をもらえるので、売店でおみやげに交換するのを忘れずに。工場隣の 上間売店では色々なスッパイマンシリーズの商品を取り揃えているので、一度は立ち寄るべき。ここでしか手に入らない商品や、品質に変わりはないもののカタチが整っていないものをお手頃価格で求められます。数ある商品の中でスッパイマン、ユイーツロール、エナジードリンク、ちんすこう、キャンディ、サーターアンダギーを食べてみることに。チーズケーキのような濃厚な味わいの中に梅の爽快感が混ざり合うユイーツロール、王道の味を貫くスッパイマン、軽い歯ごたえで手が止まらなくなるちんすこう、酸味と甘味が上手く融合しながら噛むたびに味が微妙に変化する。絶妙なバランスのお菓子たちを童心に戻って食べてしまった。ユイーツロールはここでしか手に入らない上に数量限定なので、是非一度ご賞味いただきたい。
スッパイマン10
スッパイマン11
スッパイマン12
芸能人の木村拓哉さんがテレビ番組の中でスッパイマンを絶賛したところ、急激に県外での人気が高まったそうで、今では海外にも出荷するほどの人気だとか。長い歴史のあいだスッパイマンというブレない商品を持ちながらも。エナジードリンク、ふりかけなど、人気問わず自由な発想から生まれる斬新な商品 を見ると、元来からの考えに縛られている自分自身にウチアタイ(沖縄の言葉で”思い当たるふしがある”という意味)してしまう。少しの時間でお金を掛けずに楽しめる工場見学、家族旅行のプランに入れても良いかもしれない。
スッパイマン13

中本岩郎

地域の青年会に所属し、エイサーを通し真心溢れる沖縄の人々の虜に。地域に根付く文化の深部を発信する。

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