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観光観光

2015.03.25

人気の街、小禄の裏にある
別世界の風景

writer : 牧

那覇市小禄は、モノレール沿線で空港も近く、
商業施設が建ち並び生活の利便性も高いため、
常に住みたい場所の上位に選ばれている街。
しかし、多くの人々が求める都市的な街のすぐ裏側には、
今もひっそりと息づく昔ながらの風景があるのです・・・。

小禄駅から南東に、徒歩6分から始まる異世界へ

細い路地への入り口
地図上では田原から小禄と書かれた地域に足を踏み入れ、
まず飛び込んでくるのが小さな筋道。
駅前のジャスコやTSUTAYAなんかとは縁遠い、
昔の世界にポンと放り込まれた感覚に陥ります。
この先に、一体どんな風景が広がっているんだろう?
期待に胸が高鳴ります。
壁にリアルに描かれたヘビ
うわっ!?
突如として塀に現れたヘビに、一瞬たじろいでしまいました・・・。
こんなアーティスティックなお宅もあるんです。
石敢當が彫られた石
塀に書かれた『石敢當』の文字。
石敢當は、三叉路の突当りに置かれる魔除けのようなもの。
国際通りの土産物屋では、
素焼きや大理石等の石巌當が売られていますが、
この周辺では、他ではなかなか見られない
一風変わった石敢當に数多く出会えます。
一口に石敢當と言っても多種多様なので、
探しながら歩くと面白いかもしれませんよ?
そして塀の上には、魔除けのシーサーよろしく
番犬がジッとこちらをうかがっておりました。

緑豊かな古きまち並み

沖縄の古いまちには、地元の人間でないと
どこに向かっているのか分からないような、うねうねとした道、
通称『すーじぐわぁ』が広がっています。
古さを残すこの周辺も、やはりそんな迷路道。
車も通れないような筋道をぬって歩いていると、
目に飛び込んでくる風景があるのです。
草に囲まれた細い道
原付すらも通れない、
人がすれ違うのにも苦労しそうなほどの細い路地に、
視界の全てを覆い尽くさんばかりの緑。
ここは・・・本当に現代の那覇市内?
いつの間にやら離島の古い集落にでも来たんじゃないの?
目を疑うような光景が広がり、思わず息が止まります。
しかしこの道の両側には、
今もしっかりと人々の生活が存在するのです。

石畳といえば首里・・・だけではない。

石畳と言えば、首里金城町のものが有名ですよね。
沖縄を訪れたことのある人なら、実際歩いたことがあるかもしれません。
それ以外にも、沖縄の各地にはあまり名の知られていない石畳が
多数存在するのですが、ここ小禄にも石畳の風景が残っているんです。
昔ながらの石畳道
240m近くもある金城町のものには及びませんが、
まち並みに溶け込むように存在する石畳。
観光地化されている気配もありません。
ここに住む人々の生活の道として使われているんでしょうね。
自然あふれる石畳道
こちらは昔の石畳の上からコンクリートが敷かれたのでしょうか?
かなりの急勾配なので、上りも下りも気合い入れて歩きましょう!

小禄の裏道は、迷いながらが楽しい!でも・・

草に囲まれた風景
今回紹介した古い小禄の風景は、残念ながらほんの一部。
季節の花々に軒先の果実、赤瓦や白瓦の昔ながらの古民家、
小高い丘に広がる小さな聖域・・・
この古いまち並みの魅力は、とてもここだけでは紹介しきれません。

冬は魅力が半減以下と思われがちな沖縄ですが、
涼しい時季は、こうしたまち歩きにうってつけ。
もしくは夏場の雨降りの日には、滴が艶やかに緑を際立たせ、
しっとりとした風情が感じられて、意外といいんです。
雨の日の小道
都市化の著しい現代沖縄からはとても考えられない、
不思議な癒しの空間に出会えるまち、小禄。
現代都市の狭間から聞こえる昔のまちの息遣いに、
驚きと感動を味わうことのできるこの空間を、
ぜひ体感して欲しいと思います!

・・・とは言っても、足を踏み入れたことのない、
入り組んだ道を歩くのは不安ですよね。
そこはご安心ください!
地元ガイドが街を案内してくれる『那覇まちま〜い』に、
この周辺を散策するコース(「小禄(ウルク)に残る古道を歩く」)
があるんです。ガイド料も一人1,000円と、とてもリーズナブル!
「小禄のまち並みステキ!案内してほしい!」そんなアナタの要望に、
しっかりと応えてくれるはずですよ。

JTRIP Smart Magazineライター。高知県出身、2006年より沖縄在住。

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