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観光観光

2015.08.03

[宮古島]の自然を感じて
島色キャンドル作り体験

writer : 砂川葉子

宮古島の海の色、夕日の色、青い空と真っ白な雲の色、鬱蒼と茂る木々の色、艶やかな花の色、目を閉じても浮かんでくる沖縄の色をイメージしてキャンドルを手作りしてみませんか?
Feu Wax店内
平良市内にあるはfeu waxは「宮古島の自然」がコンセプトのキャンドルショップです。ここでお気に入りのキャンドルを見つけるのもいいけど、オリジナルキャンドルの手作り体験をお勧めします!世界にたったひとつの島色キャンドルに火を灯せば、いつでも宮古島での時間を思い出せそうです。

宮古島のキャンドルショップfeu wax

「ふーっ」とキャンドルを吹き消す時の音のイメージと、フランス語で火を意味するfeuを、英語のwax(蝋)と掛け合わせた造語で、feu wax。東京出身のタイスケさんと北海道出身のユキさんが、宮古島で出会い、2010年に立ち上げました。
feu wax店内
店内には様々な色と沖縄の自然を感じるキャンドルが並んでいます。定番商品の「island series」は上から「Sea」「Fruit」「Sand」「Sunset」「Night」と名付けられ、それぞれにアロマオイルで香りづけされています。
feu wax店内
また、feu waxのキャンドルには、ロマンチックな仕掛けがあります。キャンドルを最後まで使い切った時、なんと!白い珊瑚が見えてくるんです!島の風景と一緒に、穏やかで優しい空気感まで漂ってくるようなキャンドル。今日という一日と同じ日がないように、feu waxのキャンドルも一つとして同じものはありません。

feu waxのキャンドル作りは一期一会

feu waxでのキャンドル作り体験は、ベースとなる色を20色以上の中から、3色を選ぶことからスタート。やっぱり、夏だし、沖縄の海色のキャンドルを作りたい。ユキさんに相談しアドバイスを頂き、イメージを膨らませるものの、最後の1色がなかなか決められない。結局最後はインスピレーション。何故かあまり好みでない色にぐっと惹かれ、直観を信じることに。
キャンドルの色選び
「組み合わせは無限大です。」とユキさん。同じカラーを選んだとしても、その時の蝋を入れるタイミングなどで色合いが変わってくるそう。正に一期一会のキャンドル作り。続いて、蝋を溶かしている間に、パラフィンを細かく砕く作業。
キャンドルを砕く作業
ここでもやっぱりインスピレーションを信じてチョイス!目の合った色のパラフィンをペキペキパキパキとひたすら割っていく。黙々と手を動かすだけでも楽しい。この時点では、どんなキャンドルになるか、まるで想像もつかない。

feu waxオプション・宮古島の風の香りを

蝋が溶けたら、選んだ3色の顔料を加え混ぜて色を作ります。
キャンドル。顔料を混ぜて色作り
ここで、オプションでキャンドルにアロマオイルを加えることに。沖縄の島らしい爽やかで軽やかな風のような香りと抽象的なことを言いつつも、妙に現実的で申し訳なのですが、虫除け効果もあれば嬉しい、とオーダー(笑)。ユキさんが数本選んだ中から、実際に香りを嗅がせてもらい、気に入った4種類のアロマオイルをブレンドしてくれました。ちなみにシトロネラ、ユーカリ、レモングラス、ラベンダーの4種類のブレンド、香りもオリジナルというのはまた嬉しいものです。
アロマを加えて
さていよいよ、底に珊瑚を忍ばせた紙コップに蝋を流し込んだら、砕いたパラフィンをどんどん入れていきます。これを計3回繰り返します。
キャンドル作り
最後に、貝殻や珊瑚、ビーチグラスで上部にデコレーション。作業はここで終了。固まるまで1時間。その間に、ランチに行ってきまーす!
貝殻などを貼る

宮古島の海の色キャンドルの出来上がり!

ランチタイムは、宮古島のマダム達に人気の「Tanto」さんへ。近海マグロのユッケ丼(850円)は、宮古島産のマグロを使用し、ボリュームも満点で、味噌汁、サラダ、もずく、漬物、宮古ぜんざいもついたお得なセット。しかも、嬉しいフリードリンク。

ランチを終えて、再びfeu waxに戻ってきたところで、いよいよ、マイオリジナルキャンドルとご対面。ドキドキの瞬間です。白い紙コップにハサミを入れ、そっと破いていきます。
キャンドルを取り出す瞬間
思わずあがる歓声。我ながら、宮古島の海色に仕上がったのでないかな、と自画自賛。インスピレーションで選んだ黄色もなかなかいい感じになったかなと思っています。
キャンドルできあがり
今晩はキャンドルに火を灯して、大切な人とお酒でも飲もうかな?普段は言えない思いも、今日は伝えれそうな気分です。

キャンドルタイムで宮古島を感じる

feu waxの体験で作ったキャンドルを大切に使い続けるためのコツがあります。息で吹き消すのではなく、珊瑚で芯を押し付けるようにして倒すと、煤(スス)もでないし、芯に蝋がつくので次に灯が灯しやすくなります。折角のアロマの香りづけも煤(スス)の香りになってしまったら台無し。このひと手間を是非覚えておいてください。お買い上げの場合は、ラッピングの上部に火消用珊瑚を添えてくれます。この細かな優しさが溢れているfeu waxキャンドル。
出来上がったキャンドルに火をともす
キャンドルを灯せば、宮古島のたおやかな風や波の音、ゆるゆるとした島の時間が思い出されます。キャンドルの中から、横たわる珊瑚が出てきたら、きっとまた沖縄に帰りたくなっているはず。

スマートポイント

  • キャンドル作り体験の作業時間は30分から50分ほどですが、固まるまで1時間かかります。その間にランチやお茶して待っても良し。また、紙コップ状態でのお持ち帰りも、可能です。
  • feu waxの内装、インテリアはすべて手作り。小さくなったキャンドルが植木鉢になっていたり、遊び心もいっぱいです。
  • feu waxは、沖縄の企業とのコラボ作品やステージのディスプレイを手掛けることも。ギフト用やブライダル用、イメージに合わせてのオーダーメイドも可能です。

ライターのおすすめ

私はせっかくキャンドル体験をするならと、前日に砂浜で漂流物を収集し、貝殻やシーグラスを持参しました。体験の最年少は3歳とのことで、次は子どもと作りたいなと思っています。

砂川葉子

岐阜県出身、宮古島諸島のどこかの小さな島に在住。農業と民宿業、島興し業と並行してライター業にも携わる。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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