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観光観光

2015.09.02

国立公園・慶良間諸島の中心
「座間味島」を巡る素朴な旅

writer : 小川研

沖縄県那覇市の西方約40kmの海上に位置する慶良間諸島は、2014年3月5日(サンゴの日)、27年ぶりに31番目となる国立公園に指定されました。その魅力はやはり「ケラマブルー」と称される、透明度の高い、光輝く真っ青な海です。
透明度の高い真っ青の海
そんな慶良間諸島の中央に位置する座間味島は、古座間味ビーチや高月山展望台など見所の多い人気の離島です。しかし有名スポット以外にも、知られざる素朴な魅力が、実はあちこちに…。観光とはまたちょっと違った視点で、のんびり巡ってみてはいかがでしょうか?
素朴な魅力の座間味島

まずは集落を散歩しつつ腹ごしらえ

高速船で50分。力強くそそり立つ岩礁など、ダイナミックで起伏に飛んだ地形が目を引く慶良間諸島。目がさめるようなケラマブルーの、幾重ものグラデーションは、沖縄本島の海域とは全く異なる景観です。個性的な島々が目の前に迫るに連れて増すワクワク感…沖縄船旅ならではの醍醐味です。
そそり立つ岩礁などダイナミック地形
港に着いたら、まずは島の中心、座間味集落を散策してみましょう。古き良きすーじぐゎー(小路)が、本島とは別の時間が流れる離島であることを、ことさら実感させてくれます。
島の中心、座間味集落
ランチは、『和山海雲(わやまもずく)』の名物「もずくそば」はいかがでしょう。かつおと昆布の風味豊かな和風だしが食欲をそそります。また、有機コーヒーに定評のある『カフェ 茶びら』は、特に女性に人気です。
『和山海雲(わやまもずく)』の名物「もずくそば」
有機コーヒーに定評のある 『カフェ 茶びら』
さて、腹ごしらえが済んだら、島一番のマーケット『105ストア』で飲料水をゲットし、素朴な島巡りに出発です。
島一番のマーケット 『105ストア』

何気なく広がる魅惑の絶景

まずは、集落からすぐのマスコット『マリリン像』にて、記念写真。
マスコット『マリリン像』
ところで、島巡りをしているとすぐに気づきますが、丘上からの何気ない景観一つひとつが心に留まります。陸地側で目一杯羽を伸ばす深い緑と、はるか水平線まで広がる濃厚な蒼。“夏”を絵に描いたような生き生きとしたコントラストが、するっと心に入り込み、静かにそれでいて強烈な印象を残します。
はるか水平線まで広がる濃厚な蒼
また、そこかしこで花びらを広げる季節の花々が、それぞれの地に彩りを添えています。
花びらを広げる季節の花々
加えて、島に住まう動物たちのひそやかな息吹もあいまって、牧歌的な時間に、誰もが心癒されるでしょう。
島に住まう動物たち

必ず訪れて欲しい戦跡

さて、ビーチ絶景の紹介は他ページに任せましょう。ここでは、決して忘れてはならない戦跡に触れておきます。

那覇から日帰りで行けることもあり、人気の慶良間諸島ですが、沖縄戦では大きな被害を受けた地域です。戦争末期の1945年3月、米軍は慶良間列島全域に、海空から激しく砲撃。同月26日、沖縄戦の第一歩となる「上陸」が行われたのが、座間味村でした。その日、座間味島を始め、慶留間島、屋嘉比島では、日本軍の強制・誘導により住民が死に追い込まれる「集団自決」(強制集団死)も発生しました…様々な形で、恐ろしい戦争の犠牲となった村内外の御霊をお祀りした『平和之塔』では、戦後70年を迎えた今年の3月26日、村主催の慰霊祭が執り行われました。観光客の皆さんも、島に来たら一度はこちらに足を運び、平和に想いを馳せていただければと思います。
戦争の犠牲となった村内外の御霊をお祀りした 『平和之塔』

(写真提供/座間味村)

知られざる秘密の浜辺を発見

まだまだ知られざる座間味島を堪能したいという方に、とっておきのスポットを、最後に一つご紹介しましょう。
東の最終地点にある『唐馬(トウマ)の浜』
島内道路、東の最終地点にある『唐馬(トウマ)の浜』は、数ある慶良間諸島の天然海岸でも、最高峰と言っても過言ではありません。見てください、この真っ白な砂浜、透明度の高い水質…閉ざされし、秘密の浜辺と呼ぶに相応しい本物の穴場です。時間を忘れ、ひたすら美麗なケラマブルーを眺めていたいものです(但し「遊泳指定外」ですのでご注意を)。
『唐馬(トウマ)の浜』
いかがでしたか? 観光客で賑わう有名どころ以外にも、知られざる素敵な表情を見せてくれる座間味島…。一晩滞在するだけで、日帰りでは決して見られない様々な表情と出逢えるはずです。離島ならではの素朴な魅力に、のんびりと触れてみてくださいね。
美しいケラマ

スマートポイント

  • お土産購入は、島の特産品を扱う『ざまみむん市場』が◎。座間味港東側ターミナル内にあるのでお帰りの際にどうぞ。
    HP : http://www.zamamun.com
  • 6月「サバニ帆漕レース」、7月「ヨットレース」、8月「座間味島まつり」。12〜2月冬の時期も「ホエールウォッチング」と、季節でイベントや楽しみ方も異なるので、村HPなどで事前チェックをおすすめします。
  • 起伏の激しい島内の移動は、徒歩はもちろん、レンタルサイクルは不向きです。レンタカーもしくは、宿の送迎などを上手に活用しましょう。

ライターのおすすめ

全く知られていませんが、島民主催「座間味島ファン感謝月間」が、実は最も楽しいイベント。毎年11月の週末、なんとずっと開催! 
HP : http://homepage3.nifty.com/zamami-diving/fun.html

小川研

世界を歩きまくって醸成されたオンリーワンのフィルターを媒介し、沖縄情報を立体的に熱(苦し)く伝える。

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