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2016.09.01

天然ビーチ in 西表島…
島の東西南北からベスト5厳選

writer : 小川研

亜熱帯のジャングルが、実に面積の90%以上を占める“東洋のガラパゴス”、西表島。八重山随一の大自然で、カヤックやトレッキングによる川や滝を巡る秘境アクティビティ三昧…。そんなイメージが強いかもしれません。しかし、もちろん海も忘れてはいけません。手付かずの環境ならでは!な、美しい、天然の浜辺が、各地に点在しています。島の、東西南北それぞれのエリアから、おすすめビーチを厳選五つご紹介します。
西表島のビーチ

東岸は由布島が誇る開放感抜群の「マンタの浜」

水牛車で知られる由布島は、西表島東部最大の観光スポットです。島全体が有料の亜熱帯植物園として整備され、ハイビスカスやブーゲンビレアなどカラフルな花々を一年中楽しめる他、飲食店や売店も。その東岸、数百メートルにわたって広がる「マンタの浜」(住所:沖縄県八重山郡竹富町字古見694)は、開放感たっぷり!
由布島
沖合約2km先、すぐ目の前に位置する小浜島をはじめ、嘉弥真島、石垣島、黒島、新城島まで一望できます。小浜島との間にあるヨナラ水道は、マンタの通り道で、「マンタウェイ」とも呼ばれています。遊泳は禁止ですが、遠浅の浜辺につき(干潮時は特に)、貝拾いやヤドカリ探しなどに興じる人も少なくありません。ともあれ、遠巻きにゆらぐ島影が重層的に重なり合う“八重山感”を、存分に味わいましょう。
マンタの浜

西部“陸の孤島”船浮からさらに西の果てにある「イダの浜」

県道215線、西の終点にある白浜から連絡船でおよそ10分。“陸の孤島”船浮の裏手には、白砂の美しい浜辺が静かに広がります。
イダの浜
「イダの浜」(沖縄県八重山郡竹富町字西表)は、全長およそ300〜400m。穏やかに弧を描いた湾内に、遠浅の海岸が広がります。秘境の更に奥地…というだけに、夏期でも人影は数えるほど。もちろんトイレもシャワーもありません。ちなみに、岸から少し先にはサンゴも群生しています。透明度も高いため、シュノーケルに興じる人も。海の中は、向かって右側は、緩やかな砂地が広がります。左側の、岸から少し先には、濃厚なサンゴの森が根付き、無数の熱帯魚達が出迎えてくれます。
濃厚なサンゴの森
熱帯魚

南側一帯に広がるロングビーチ「南風見田の浜」

西表島随一のロングビーチが、南岸一帯を形成している「南風見田の浜(はいみだのはま)」(住所:沖縄県八重山郡竹富町字南風見)です。
東部の港、大原港からも車で30〜40分程度かかるため、オンシーズンでも人影はまばら、まさに穴場です。
南風見田の浜(はいみだのはま)
東西十数キロにわたってに伸びる西表島南岸海…。何といってもその広大さに驚かされます。向かって左側(東)は延々と砂浜が広がります。また浜の東部には「忘勿石(わすれないし)」とその石碑もあります。
「忘勿石(わすれないし)」と石碑
そして、右側は砂浜を少し進むと大小様々、無数の岩が、先の見えない遥か彼方まで連なります。この先は、道路はもちろん人工建造物は一切無い、真の秘境…。何ともいえずゾクゾクさせられます。
無数の岩

北端の岬周辺は「星砂の浜」や「月ヶ浜」など見所多し

上原港を擁し、島で最も賑わう北部には、風光明媚な海岸線がいくつか見受けられます。中でも、「月ヶ浜(トゥドゥマリの浜)」と「星砂の浜」(ともに住所:沖縄県八重山郡竹富町上原)は、西表島を代表する2大メジャービーチです。

弓なりに長く弧を描く麗しい地形から名付けられた前者。
きめの細かい白砂
きめの細かい白砂は不純物が少なく、歩くとキュッと音がするのも不思議な新鮮さ。また、絶好好の夕日スポットである他、向かって右手数百メートル先の「うなりざき」展望台からの眺望も素敵です。
風光明媚な海岸線
そして、その名の通り、星砂が浜辺に遍く散りばめられている砂浜が後者。その含有率は、竹富島(八重山諸島でも一般に含有率が高いといわれている)を上回るとも。何より、他とは異なり、シャワー(有料)、売店&レストランなどが併設されているため、使い勝手も抜群です。
星砂の浜
北部の2強は、月に星… 何だかロマンチックですよね。それぞれに、個性が光る、西表島・東西南北各地の天然ビーチ…。自分だけのお気に入りをぜひ見つけてくださいね!
月ヶ浜(トゥドゥマリの浜)

スマートポイント

  • 外周道路(県道215線)は約50km。端から端まで車で約70分(40km/h)と、一日で上記五つを制覇するのは厳しめ…。従って、宿泊が◎。東部↔北部間の乗り捨て可能なレンタカーもあるので上手にご利用を。
  • ほとんどのスポットで、付近に売店や自販機はありません。従って、飲料水、食料(そしてもちろんゴミ袋も!)は持参しましょう。日焼け止めや帽子など、夏期は特に、熱中症対策も抜かりなく!
  • 重要☆ 西表島には管理された人口ビーチは一つもなく、ほぼすべて天然の海岸で、遊泳禁止となっております。もちろん監視員等は不在につき、海に入る場合は完全に自己責任。安全第一!なのはいうまでもありません。

ライターのおすすめ

上記を踏まえた上で、シュノーケリングを楽しむ場合、道具の持参が基本(レンタルは少なめ)。ただ、フィンなどはかさばるので、究極は競泳用ゴーグル&ビーチサンダル(手にはめ水かきの要領で使用)。これが最強!

小川研

世界を歩きまくって醸成されたオンリーワンのフィルターを媒介し、沖縄情報を立体的に熱(苦し)く伝える。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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