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観光観光

2020.01.14

南の島の植物園で
異国情緒を満喫してみる

writer : 福田展也

海洋博公園にある熱帯ドリームセンターは亜熱帯や熱帯の植物に囲まれて南国気分に浸れる植物園。沖縄の隠れた観光スポットの中でもオススメの場所です。

いつでも2千株以上のランを始め世界中の熱帯植物を見ることができるこの施設の目印は、バベルの塔のようなユニークなタワー。まだ行ったことがないという人でも、沖縄美ら海水族館近くの海側にそびえるレンガ造りのタワーを目にしたことがあるのでは?

真冬でも2千株以上のランを展示

この施設の自慢は三つのラン専用温室。沖縄ではおなじみの胡蝶蘭(ファレノプシス類)、華麗なブルー系や多彩な色彩が特徴のバンダ類、ランの女王といわれているカトレア類。常時展示している2千株以上のランの魅力を楽しめます。
ラン専用の温室
ランの他、クロトンや熱帯果樹、水生植物といった亜熱帯から熱帯地域の植物も充実しているだけでなく、小さな子供がいる家族でも楽しめるようにと、記念撮影スポットやスタンプラリーなどが用意されてるのも◎。
熱帯果樹などの植物たち
熱帯の水生植物たち

36mの遠見台から一望できるパノラマビュー

沖縄の海をイメージしたエントランスのステンドグラス、広々とした庭園、熱帯スイレンが浮かぶ池など、14もの鑑賞エリアはメリハリがあるので、ゆっくり回遊したくなります。
エントランスのステンドグラス
広々とした庭園
海・空・風といった沖縄の大自然が織りなす様々な表情を植物とともに味わえるドリームセンター。その大きな見せ場は高さ36mの遠見台から眺める伊江島や東シナ海のパノラマビュー。高みから眺める沖縄の海もまた格別です。
伊江島や東シナ海のパノラマビュー

ユニークな建築設計も見所です

さて、沖縄は台風の通り道に位置しています。暴風雨の猛威を年に何度も受けやすく、海沿いに立地しているため植物たちもダメージを受けてしまいがちです。そのような台風の影響に耐えられるように、様々な工夫が建築上に施されているのもこの施設の見所なのです。
台風対策を施した建物
例えば、古代遺跡のような壁は、風害や塩害を防ぐために配置され、30年もの間、台風の被害から植物を守ってきただけでなく、木々の緑や花々の鮮やかな色彩を際立たせています。このような建築上の工夫があることで、施設を訪れる人を別世界にいるような気分にさせくれるのです。
風害や塩害を防ぐために配置された壁

※こちらは、公開日が2015年8月23日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

スマートポイント

  • 沖縄美ら海水族館の入館券を提示するか、窓口で水族館の入館券を購入すれば入館料が半額になります。
  • 所要時間約1時間の標準コースと所要時間約30分の短縮コースの二つの回り方があります。予定に応じて選んでください。
  • 駐車場はP8(熱帯ドリームセンター前駐車場)が便利です。

ライターのおすすめ

館内にはくつろげるスペースやトロピカル気分を味わえるカフェが併設されていますので、ゆったりとした時間を楽しんではいかがでしょうか。刺激的で賑やかな沖縄美ら海水族館とは違って静かで落ち着いた癒しの時間を味わうことができるはずです。

福田展也

目下の趣味はサーフィン・沖縄伝統空手・養蜂。心で触れて身体で書けるようになることが10年後の目標。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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