那覇空港から車で約20分、沖縄屈指の観光地「国際通り」からすぐの「那覇市第一牧志公設市場」。新鮮な食材と、地元の人達のパワフルな笑顔に出会うことができます。沖縄ならではの食材は、五感と食欲を刺激すること間違いなし!「マグロの解体ショー」など、時々イベントも催されています。
新しくなった第一牧志公設市場
第一牧志公設市場は、国際通り近くの牧志エリアに位置し、長年にわたり地元の人々や観光客に愛されてきた市場です。2019年、老朽化により一時閉鎖され、市場の建て替えが進められました。その間、仮設市場で営業を続け、そして2023年3月、待望のリニューアルオープンを果たしました。新しい第一牧志公設市場は、以前の伝統的な雰囲気を大切にしながらも、より現代的で快適な施設へと生まれ変わり、再び多くの訪問者を迎え入れています。
建物は3階建てで、1階には新鮮な生鮮食品や沖縄ならではの特産品を扱う店舗がずらりと並びます。2階には多彩な飲食店が立ち並び、訪れたその場で新鮮な素材を使った料理を楽しむことができます。3階にはコミュニティスペースや調理体験室が設けられ、地元の文化を体験できる新たな楽しみが広がっています。
また、衛生管理やバリアフリー対応も強化され、観光客にとっても利用しやすい環境が整っています。地元の新鮮な魚介類や野菜を購入し、その場で味わえるだけでなく、沖縄独自の文化に触れることができるこの市場は、那覇市の観光や地域活性化に大きく貢献しており、伝統と現代が見事に融合した新しい魅力を発信しています。
1階で食べたくなったら2階へ!
沖縄独特の食材の中から、お気に入りを選ぶのは至難の業。そんな時は、お店の人とゆんたく(おしゃべり)をして選ぶのも公設市場ならではの楽しみ方です。旬の食材や、食材に合った調理方法などさまざまなアドバイスをもらえます。市場で購入した魚介類は、2階の食堂ですぐ調理(別途500円)してもらうことができるので自分だけの組み合わせが可能!
沖縄の食文化を凝縮したような市場
市場の中は、沖縄の食文化がひと目でわかる場所。色鮮やかな熱帯の魚介類、解体した部位がそのまま豪快に売られている豚、素朴な島野菜など多種多様です。沖縄では市場を「マチグヮー」と呼び、元気なお母さん達は「アンマー」と呼ばれています。活気ある市場は最高の観光地です。
[作成日:2015年3月24日更新日は上記に記載]