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グルメグルメ

2015.06.16

名物ねーねーに出会える
魅惑の山羊料理店

writer : 阿久津彩子

沖縄を初めて旅したとき、友人に教えてもらったのが「山羊料理さかえ」。 以来何度かお邪魔し、そのたびにさかえ独自の世界観に圧倒され続けています。あれから4年、久々に訪れたお店には相変わらず名物ねーねー(お姉さんという意味)なおみさんの笑顔があって、おいしいヤギと心からのおもてなしが待っていました。
ヤギ

昭和にタイムスリップしたような竜宮通り

さかえ
噂のお店、「山羊料理さかえ」があるのは那覇市の国際通りから一本入った竜宮通り。昭和初期の社交街の風情が残るこの辺りには昔ながらのお店が多く、穴場スポットとして知られています。年季の入った外観で多少入りづらいのですが、ここが運命の分かれ目!迷わず入るべし!
店内
足を踏み入れると懐かしさ漂うスナック風の店内。「お母さんただいま~!」と言ってしまいそうな雰囲気です。

ヤギ料理は必食の看板メニュー

看板メニューのヤギ料理はいため、さしみ、玉ちゃん(まさかの睾丸!)など。初挑戦という人は食べやすい山羊さしみ(1,300円)がおすすめです。

滋養強壮に絶大な効果があり、沖縄ではハレの日の食材として珍重されてきたヤギ。新鮮なものをいただけるお店は少なく、今や那覇でも貴重な存在といえるでしょう。
メニュー
生姜醤油をたっぷりつけて実食。皮をそのまま残している部分はコリコリと食感が面白く、柔らかい赤身の部分は噛めば噛むほど旨味がしっかりと出てきます。かすかに感じる野生的な匂いもそこまで気にならず、むしろこの臭みが個性的な味わいとして魅力につながっているのでは…?などとヤギのおいしさにあれこれ考えている私を見て、なおみねーねーがニヤッと笑顔。「ね、やっぱりおいしいでしょ?」
羊さしみ
「お客さんのおいしそうな顔を見るだけで幸せになっちゃう!今日は団体さんが来るからたくさん作っておこうね~」

さかえのサービス精神が爆発する!

さしみ2
弾む手つきでヤギ肉を盛り付けるなおみねーねー。同時進行で繰り出されるハスキーボイスの陽気なトーク。たった7席のカウンターに座っているだけで不思議と力が抜けていきます。
ナーベラー焼き
続いて頼んだナーベラー焼き(ヘチマ焼き)(600円)もこれまた旨い!焼きナスに近い味ですが、それを完全に超えるおいしさなのです。さて、次は定番のチキナーチャンプルーにしようか…と思っていたら、ここで異変が。「これ胡麻がきいてるから食べてみて」、「島豆腐の耳って食べたことある?ほら、切りたて食べてみて」、「朝時間がなくて食べられなかったバナナも食べて~」と、気付けばサービスの品が机にどどーん!さかえ特有のおもてなしでおなかいっぱいになってしまいました!なおみさーん、惚れてまうやろー!

一期一会の出会いで楽しい夜は更けてゆく

料理を待つ間はオリオンビールをぐびぐび、隣り合わせた地元のお客さんと話が盛り上がるのも自然な感じ。「一度会えば皆兄弟」という意味の島言葉「いちゃりばちょーでー」がとっても似合うお店です。
カレンダー
この一期一会の出会いをきっかけに沖縄移住を決めたり、結婚したカップルもいるんだそう。開店から半世紀経つ今も人が人を呼び、予約表がわりのカレンダーはてんやわんや!解読不能になってます・・・なおみねーねーの人柄とおいしい料理、溢れんばかりの(実際は溢れまくった)おもてなし。どれか一つでも欠けたらお店が成り立たない、奇跡のような温かさ。「山羊料理さかえ」よ、永遠に!

スマートポイント

  • 夜が深まるほど満席に!確実にカウンター席を狙うならオープン時間直後に行ってみて!
  • 一人で調理と接客を担当しているため、混雑時には料理の提供に時間が掛かることも。ゆんたく(おしゃべり)しながらのんびり待とう。
  • 名物「玉ちゃん」はなかなかお目にかかれない幻の一品。出会えたら強運の持ち主!

ライターのおすすめ

料理やお店の雰囲気もさることながら、やはり一番の魅力は名物ねーねーや地元のお客さんとの楽しいゆんたく。予測不能のさかえワールドにどっぷり浸ってみてください。

阿久津彩子

得意ジャンルは食・人・体当たり。沖縄の旬を味わえるおいしいお店から本当は秘密にしたい穴場スポットまで幅広くご紹介します。

スポット詳細

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