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お土産お土産

2016.10.03

小樽北運河そばの鱗友朝市で
朝から海鮮丼をほおばる

writer : 金子 美里

鱗友(りんゆう)朝市
鱗友(りんゆう)朝市は、北運河に一番近い市場。早朝4時からはじまるこの市場は、地元で水揚げされた魚介類を中心に、新鮮な食材がずらりと並びます。水槽で元気に動くカニや、ピカピカ光る魚など、一目でいきのよさがわかるものばかり。
地元で水揚げされた魚介類
海鮮丼
市場内の食堂では市場で扱う、鮮度の高い魚介を使ったメニューがそろいます。朝から鮮度の高い海鮮を満喫して、元気に観光をスタートしませんか?

潮風が心地いい、小樽北運河に一番近い市場

港町・小樽には、さまざまな市場が点在しています。そのなかでも、観光のメイン通り・北運河の一番近くにあるのが、鱗友朝市です。運河沿いを西へ、水路が終わるところまで歩いていくと、そのすぐ近くに、市場の建物が見えてきます。
観光のメイン通り・北運河
鱗友朝市外観
運河の向こうに目をやれば、すぐそこは港。カモメが頭上を飛び交って、海から吹く風からは心地良い潮の香りが。途中には、旧日本郵船小樽支店などの観光スポットのほか、歴史を感じさせる石造りの倉庫なども見られますよ。
活気ある朝市
爽やかなお散歩は、旅の気分を盛り上げてくれます。市場のスタートは早朝4時。朝の心地良いウォーキングをした後に、活気ある朝市での買い物を満喫して、一日をはじめてみるのも楽しいですよ。

近海の新鮮な魚がずらり。生け簀には生きたカニも

朝市内の店舗は、鮮魚や水産加工品を扱う専門店が中心。店頭には、前浜のものをはじめ、道内各地で水揚げされた海産物がずらりと並びます。どれもぴかぴかに光って新鮮そうなものばかり!
生け簀
活魚を扱う店も多くて、カニやホタテ、アサリなどは生け簀から直接いきたままを売ってくれますよ。また、タラやホッケ、ニシンなど北海道らしい海産が多いのも楽しいところ。
八角(はっかく)
なかには、ちょっとグロテスクなカジカや八角(はっかく)など、本州ではあまりお目にかかれない種類も。見たことのない魚があったら、ぜひ店員さんに声をかけてみて。調理の仕方や味を気さくに教えてくれますよ。
干物
鮮魚だけでなく、干物などもその店ごとに手作り。わざわざ本州から注文して取り寄せる常連さんもいるほどの味のよさです。店の人との会話を楽しみつつ、活気ある市場の雰囲気を感じていると、なんだか元気が湧いてきますよ。

のんのん食堂で買った魚介を「いただきまーす!」

活きのいい魚介を、「すぐ味わいたい!」という人は、ぜひ「のんのん食堂」へ。持ち込んだ食材を使った料理を作ってくれます。持ち込み料は200~600円程度。お刺身や丼、塩焼きや煮つけなど、調理の仕方もお好み次第です。
のんのん食堂
食材を手にしたのんのんのお母さん
選ぶなら、ぜひ地元の旬や今日のイチオシを。例えば夏なら、地元産の海水ウニ(旬は6~8月)とシャコ。食材を手にしたのんのんのお母さんは、「刺身でもいいけど、せっかくなら豪快に丼にするかい?」と、さっそく調理に取りかかります。まもなくすると、目の前に豪華な自分だけのスペシャルメニューが‼
海水ウニとシャコの丼
クセがなく口のなかでとろけるウニと、ジューシーで旨みたっぷりのシャコは、ため息がもれるほど。自分が選んだ食べたいものを食べられるのも幸せですよね。このほか、焼き魚定食や海鮮丼など店の定番メニューにも、市場から仕入れた新鮮な食材使っているので、味に間違いはありません。
のんのん食堂店内

食堂「味さき」で海の幸を豪快に味わちゃおう!

味さき
「味さき」も市場で仕入れた活きのよい海産物を使って、海鮮丼や定食などを提供してくれる食堂です。「のんのん」同様、その味のよさで、オンシーズンには観光客の列ができるほどの人気店です。
ウニ・イクラ・ホタテがのった巴丼
看板メニューは、ウニ・イクラ・ホタテがのった巴丼。上品な味わいのイクラ醤油漬けはもちろん自家製。甘みがいっぱいのホタテは、その鮮度を表すように、噛むとサクサクと小気味いい音がします。ウニは舌の上でとろけるおいしさ。このボリュームと旨さで1,700円という安さにも驚きます。海鮮もいいけれど、焼き立てのジューシーな焼き魚定食も見逃せません。
開きホッケ定食
味さき店内
開きホッケ定食(1,000円)は皿からはみ出さんばかりのホッケにも感動です! 知床か利尻・礼文など島でとれたものしか仕入れず、大ぶりで脂がのっています。どのメニューを頼んでも魚介の旨さを存分に味わえますよ。

スマートポイント

  • 二つの食堂はどちらもこぢんまりとしているので、とくに夏場は行列ができます。狙い目は、朝食と昼食の間の時間帯。だいたい9時~10時半ごろだと比較的ゆったり食事ができます。
  • 開店は早朝4時から。フェリーなどで早朝に到着した場合にも楽しめる場所です。ここで朝食をとるのもいいですね。ただし閉店も午後2時と早めなので、立ち寄る時間には注意しよう。
  • 地方発送も可能なので、鮮魚をお土産にしたいなら便利。気に入った味があれば、電話一本で道外からの注文にも応じてくれます。

ライターのおすすめ

地元の旬食材がいろいろそろっているので、眺めているだけでも楽しいです。交渉次第で値引きをしてもらえたり、量の調整などにも対応してくれます。店の人と触れ合いながら楽しく買い物ができますよ。

金子 美里

フリーランスライター。地元情報誌の編集として勤めたのち独立。現在は観光情報誌や旅行雑誌などに執筆。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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