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観光観光

2019.12.25

四季を通して花々が咲き誇る
美しき「百合が原公園」

writer : 月宮うさ

百合が原公園
約25.4ヘクタールもの広大な敷地に、約6,400種類の花々が1年を通して咲き誇る「百合が原公園」では、さまざまな工夫を凝らしたガーデンと季節の彩りが訪れる人々をお出迎え。夏のユリをはじめ、時期によって異なる多彩なみどころが魅力的な美しい公園です。
リリートレイン
春から秋までは、四季折々の風景を眺めながら園内をゆっくりめぐる観覧列車「リリートレイン」からの植物観賞や、百合根を使ったメニューが人気の「レストラン百合が原」でお食事もオススメ! 遊具施設・パークゴルフ場もあり、子連れ旅行にも嬉しいスポットです。

冬は北海道らしさを満喫できる一面に広がる真っ白な銀世界と、あたたかい温室に咲く色とりどりの植物たちが待っています!

札幌市を代表するフラワーパークは植物を通した交流の場

百合が原公園は、1986年開催の「’86さっぽろ花と緑の博覧会」の会場にもなった札幌市を代表するフラワーパークです。
百合の花
ここは、花と緑を愛するすべての人にオススメできる美しい公園。 季節を彩る多くの種類の植物を観察できるのはもちろんのこと、多くの展示会・イベントも開催しており、愛でるだけではなく植物を通した交流の場にもなってます。

春の人気スポット! 青紫色の絨毯「ムスカリの道」

北海道の春は、雪どけとともに植物たちが一斉に顔を出す季節。園内でも次々に芽吹く生命の息吹をあちらこちらから感じることができます。
そんな春オススメの見どころは、本物のサイロを利用した「サイロ展望台」の下に広がる人気スポット「ムスカリの道」です。
ムスカリの道
約80m×約15mの敷地一面を青紫色に染めるムスカリの絨毯と、色鮮やかに咲くさまざまな種類のチューリップの共演は感動の風景! エリア内の細い園路を歩くとまるでお花畑の中心にいるかのような気分を味わえます。見ごろは5月中旬。リリートレインの車窓からも間近に眺めることができますよ。
他にも、園内のあちらこちらをピンクに彩る桜や、世界の庭園の中にある日本庭園の梅も美しく必見です!
フジ
春の植物たちの見ごろが終わりに近づくころ、ライラック・フジなどが見ごろを迎えます。そして、夏に向けて花のリレーはどんどん続いてゆきます。

その数約100種類! 夏は公園のシンボルであるユリの季節

初夏の風が吹く6月中旬ごろから9月上旬にかけて、約5ヘクタールに及ぶ「世界の百合広場」では、公園のシンボルであるユリの開花が始まります。その数はなんと約100種類! とくに7月は、中央花壇や約15,000球のリーガルリリーの大群生を中心に最も色鮮やかな季節を迎えます。
リーガルリリー 赤
リーガルリリー 白
園内のユリの多くは手間ひまをかけ、より自然に近い環境で栽培されているのも特徴です。草原の中に咲くその姿からは、生き生きとした強ささえ感じることでしょう。
アジサイ
また、夏は園内のあちらこちらに広がるガーデンが一番華やかなシーズン。夏を代表するラベンダー・アジサイ・バラなど多彩な種類の植物を楽しめますよ。

秋は「世界の庭園」で紅葉観賞! 色鮮やかなダリア園も必見

秋は紅葉の季節。百合が原公園にも赤や黄色の紅葉絵巻が広がります。中でも札幌の3つの姉妹都市である中国・瀋陽市、ドイツ・ミュンヘン市、アメリカ合衆国・ポートランド市のガーデンと日本庭園から構成される「世界の庭園」はオススメ観賞スポット。とくに、日本庭園と中国庭園である瀋芳園(しんほうえん)は美しく、モミジやナツヅタが赤く染まる感動の風景が待っています。
モミジ
ナツヅタ
秋にはもうひとつ見どころがあります。それは約200種類のダリアが咲き誇る色鮮やかな「ダリア園」です。夏が終わりを告げる頃から霜の降りるころまで、ビタミンカラーのお花畑を楽しむことができます。
ダリア
札幌の初雪の便りは例年10月下旬~11月上旬。運がよければ雪と紅葉の景色も楽しめるかもしれません。あたたかい服装でおでかけくださいね。

一面の銀世界広がる冬はあたたかい温室で植物とふれあおう

冬の北海道は一面の銀世界。園内も真っ白な世界に包まれます。晴れた日はキラキラときらめく雪景色を眺めながら、歩いてみるのも楽しいですよ。散策可能エリアは除雪が行き届いていますので足元も安心。雪原にたたずむ「サイロ展望台」は絵になるシャッタースポットです。
サイロ展望台
園内の「百合が原緑のセンター」の温室では、冬でも植物にふれあうことが可能。札幌周辺ではめったに目にすることのないツバキや、温室のシンボルツリーであるギンヨウアカシア(ミモザ)などが咲く風景は見ごたえがあります。
また、園芸・ガーデニングに興味がある方は、センターに併設するガーデンショップも必見です。
ギンヨウアカシア
そんな、公園までのアクセスはJRがわかりやすくて便利。JR札幌駅から学園都市線に乗り20分弱の「百合が原駅」で下車、札幌方面行ホーム側の改札を出て道なりに。徒歩約7分で到着です。無料駐車場もありますので、レンタカーでも気軽に訪れることができます。
皆さまもぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

※こちらは、公開日が2016年4月24日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

スマートポイント

  • 百合が原公園では植物リサイクルに力を入れています。植物の廃材を主な材料とした堆肥やチップの製造から施用までを行う環境に優しい公園です。
  • 札幌市の姉妹都市は中国・瀋陽市、ドイツ・ミュンヘン市、アメリカ合衆国・ポートランド市の3つ。「世界の庭園」では、それぞれの国の造園家が設計した本格的な庭園を楽しむことができます。
  • 温室のツバキの種類はなんと約250種類!ツバキが咲く地域にお住まいの皆さまも見たことのない品種がきっと咲いていますよ。

ライターのおすすめ

いつの季節に訪れても美しい公園。北海道の気候を生かしたガーデンは癒しの空間です。おやつには、売店で買える北海道産の素材にこだわって作られた「ゆり根どら焼き」がオススメです!

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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