海外観光客も訪れる北海道神宮
おみくじの種類もグローバル！

東京ドーム4個分の広大な敷地

札幌市は中央区の円山地区にある北海道神宮。明治の初期に開拓民の心のよりどころにと明治天皇が北海道に開拓三神を祀る（まつる）よう詔（みことのり）をだしたのが歴史のはじまりといわれています。
最寄り駅は地下鉄東西線の「円山公園駅」。駅から徒歩約15分と少々歩きますが円山公園内の散歩は気持ちいいものです。
円山公園を含み境内の総敷地面積は東京ドーム約4個分と驚きの広さ。駅の降り口をでると円山ならではのオシャレな街並みが広がります。神宮へ向かうには北1条宮の沢通りから向かう方法もありますが、3番出口から出て円山公園内を散歩しながら向かうのがオススメ。公園のすぐそばには「円山原始林」が広がり、色濃い自然に癒されます。

表参道の北1条宮の沢通では近代的なマンションが多く立ち並ぶ中に大きな鉄筋コンクリート製の鳥居が「ど〜ん」と立つ光景が見られ、道外の門前町や鳥居前町と比べるとその異質な雰囲気に少し驚くかもしれません。

おみくじの種類が豊富で楽しい！

参拝に来たらやはり「おみくじ」はお楽しみの1つではないでしょうか？
海外からも沢山の観光客が訪れる北海道神宮は英語や台湾語の表記もあり種類豊富。外国語のパンフレットは良くみかけますが、おみくじの外国語版とは珍しい！
左が台湾語の幸福おみくじ。右が英語版のおみくじ。通常のおみくじが100円。「幸福おみくじ」や「恋みくじ」は200円。幸福おみくじについてくる小さな金色の「縁起物」は10種類あり、いずれか1つが納められています。縁起物には開運、幸福、金運などそれぞれ10種類の意味があり、普段から身につけておくか、財布の中に入れておくことで願いごとが叶うのだとか。

「当り矢」は幸福到来、一願成就。
「福槌」は開運招福、金運招来。

英語版おみくじが面白い

日本語のおみくじは内容が詳しく書いてあるが英語版はシンプル。そして同じ100円なのですがカラフルで華やかで目立つデザインです。日本語表記もされているので、気分を変えて英語版を引いてみるのもアリかも!?

大吉は英語だと「Extreme luck」と書いてあります。エクストリームとは面白い表現です…。
他はどのような表記なのでしょうか？
吉「Good luck」。小吉「Fair luck」。末吉「Luck in future」。と予想とは違う表記に驚きます。
幸いなことに凶はでませんでしたが、「凶」は英語でなんと書いてあるのでしょうか。気になりますね！

ところでおみくじの順序はご存知ですか？
順序にはさまざまな諸説があるらしいのですが北海道神宮では、大吉＞中吉＞吉＞小吉＞末吉＞凶の順序です。

ここだけでしか食べられない！六花亭の「判官さま」

参拝が終わりおみくじも引いたら「六花亭神宮茶屋店」でひと休みするのがオススメ。
北海道を代表するお菓子メーカーの六花亭。マルセイバターサンドはお土産の定番としても有名ですがここ神宮茶屋店でしか食べることのできないお菓子「判官さま（100円）」は食べずして帰れません。

名前の由来は「北海道開拓の父」である島義勇（しまよしたけ）に敬意を込めて「判官さま」と付けられたそう。

焼きたてを提供してくれるのが魅力。道産の餅米やそば粉などが原料で、中にはつぶあんがたっぷり。焼きたてならではの風味とお餅の柔らかさがたまりません！
お茶も無料なので合わせていただきましょう。