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グルメグルメ

2016.03.15

新南樽市場で新鮮魚介を食す!
キッチンアンサンブル深沢食堂

writer : 高島ユカ

地元民でにぎわう小樽の庶民派市場・新南樽市場にある唯一の食事処が、ここキッチンアンサンブル深沢食堂。市場の一角に店を構え、寿司職人のご主人が仕入れる新鮮なネタを使った海鮮丼や、寿司から天丼、トンカツ定食まで、幅広いメニューで来る人を飽きさせません。
新南樽市場
小樽築港駅からは、徒歩15分と少し離れていますが、駅直結のショッピングモール「ウイングベイ小樽」を通り抜ければ、外を歩くのはほんの5分ほど。小樽駅前からの路線バスも、目の前に止まります。市場食堂らしく、気取りのない雰囲気と、リーズナブルな価格で、気軽に利用できる小樽っ子御用達の穴場店です。
新鮮なネタを使った海鮮丼

刺身や寿司、定食までリーズナブルに

新南樽市場に入ると、すぐに目に付く「キッチンアンサンブル深沢食堂」と書かれた緑色ののれん。店先にはおすすめメニューが貼り出され、通路からも店内が見えるので、一見さんでも入りやすい雰囲気です。
キッチンアンサンブル深沢食堂
半数以上は地元の人々が利用するだけあって、メニューはほとんどが1,000円以下。店に入る前にぜひチェックしたいのが、店頭に出ている「今日の上刺身定食ネタ」の貼り紙。その日おすすめのネタが、ひと目でわかります。
メニュー
40品以上の丼や定食をそろえるメニューは、半分が海鮮系、残りは天丼などの和食とカレーやカツなど洋食系。今日は刺身にしよう!と心に決めてきたはずなのに、豊富なメニューに迷います。

北海道ならではのネタを安く提供

市外からの買い物客や、観光客に人気なのは、やっぱり魚介系。丼も寿司も刺身定食も、800〜1,500円程度とリーズナブルです。なかでもご主人おすすめなのが、表にも本日のネタが貼られていた上刺身定食(1,100円)です。
上刺身定食の刺身盛り合わせ
その日の仕入れによりネタは変わりますが、ボタンエビやカニ、イクラなどの高級ネタや、時期によってはサンマやニシンなど、北海道産をメインに6種類を盛り合わせ。上品な盛りつけに、本わさびが添えられているのが本格的です。
ご主人の佐藤信さん
それもそのはず、ご主人の佐藤信さんは小樽市内の寿司屋通りで、22年間寿司屋を営んでいた寿司職人。
小樽生まれ小樽育ちの生粋の小樽人で、これまでの人脈を駆使して、問屋ルートで新鮮で上質な魚介を安く仕入れています。

天丼と刺身をダブルで!欲張り定食

長年培ってきた和食の技は、定食にも活かされています。メニュー表には天丼やトンカツ定食の文字も。そのなかでもお得感いっぱいなのが、エビ·アナゴ天丼刺身セット(1,100円)。
海鮮も食べたい!でも天丼も捨てがたい。そんな欲張りさんにぴったりの定食です。
エビ·アナゴ天丼刺身セット
どーんと丼からはみ出しているのは、1本丸ごと使ったアナゴの天ぷら、その脇を固めるの2本のエビ天です。衣は薄く、さっくりと軽く揚がった天ぷらは、さすがの職人技。甘めだけれど、濃すぎないタレが合います。ふわふわのアナゴに、ぷりぷりのエビ。
合いの手を務める野菜天とのバランスも絶妙。箸休めというには豪勢な刺身もついて満足度が高い定食です。

新メニューは人気ネタそろいぶみ

「小樽の人は口が肥えてるからおかしなネタは出せないよ。地元のお客さんが多いので、常に工夫していかないとね」と語るご主人の佐藤さん。リクエストに応えて、新メニューや既存メニューの改良にも積極的です。
中トロサーモンウニいくら丼
サーモン親子丼
そんなメニューのひとつが、中トロサーモンウニいくら丼(2,000円)。少し高くても、せっかく来たならおいしい魚介を食べたいという要望を丼にしました。そして女性に絶大な人気の、サーモン親子丼(1,400円)には、自家製のいくら醤油漬けを大盤振る舞い。丼ものにはアラ汁がついています。

地元客のリピーター多し!

新南樽市場内で働く人や、地元小樽の人が何度も足を運ぶのは、やはり質の高いものをリーズナブルに提供しているから。魚介は新鮮が当たり前、という常連さんたちに喜んでもらえるよう、心がけているとご主人は話します。アンサンブルキッチン深沢食堂という名前には、どんな人にも「食べたい」と思ってもらえる、安くてうまくてメニュー豊富な食堂でありたい、という想いがこめられています。
店内
会計はあらかじめ券売機で行い、厨房はほとんどひとりで切り盛り。お昼時には22席の客席が満席になることもありますが、なるべく待たせないのがモットーです。地元で愛される市場の庶民的な食堂で、気軽に海鮮を楽しんでみてください。

スマートポイント

  • 会計はあらかじめ券売機で済ませるので、時間がない時でもスムーズです。
  • ご主人は寿司職人だけに寿司も本格的。新鮮なネタを使った寿司は800円から。
  • 5月から8月には小樽のウニ漁が解禁になるので、ぜひ生ウニ丼を狙いたい!

ライターのおすすめ

刺身や寿司はもちろん、エビ天やアナゴ天、エビフライやカキフライなど、魚介を使った揚げ物も捨てがたい! そんな時は、セットメニューが豊富でお得。定食系も1,000円前後とコストパフォーマンスは最強です!

高島ユカ

生まれも育ちも北海道の生粋道産子フリーライター。まだまだ知られていない北海道の魅力を伝えていきたいです。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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