レイクビューの源泉かけ流し
しんしのつ温泉たっぷの湯

化石好きにはたまらない珍しい発見ができる道の駅

札幌から道央自動車道に乗り、岩見沢ICで降りて約25分。列車なら函館本線のJR上幌向（かみほろむい）駅から新篠津バスに乗って16分ほど。石狩平野の北東部にある「新篠津温泉たっぷの湯」は、道の駅「しんしのつ」に併設し、「しのつ公園」や「しのつ湖」と一帯になった複合施設。人口3,000人ほどの小さな村に、年間なんと約10万人の観光客が訪れる人気のレイクエリアなのです！



施設内のエントランスは、「ジュラストーン」という中生代ジュラ紀の石材が使われていて、シダ植物やアンモナイトの化石を見ることができるというサプライズも！道の駅をめぐるスタンプラリーや、地域の見どころがわかるパンフレットも設置されています。周辺の道路案内や旅の情報はこちらで確認しましょう。

源泉100%のたっぷの湯は疲労回復にバッチリ！

茶褐色のお湯はナトリウムー塩化物強塩泉の源泉かけ流し100％。神経痛や筋肉痛、慢性皮膚炎にも効能があります。ぽかぽかとよく温まる泉質は塩分が強く、旅の疲労回復にはもってこいのお湯です。浴槽は露天と内風呂の二つ。内風呂の湯床面には「アルビノイエロー」という石材が使われ、「しのつ湖」を一望できる露天風呂には石英の一種「クォーツホワイトグリーン」が敷きつめてあります。湯船に入りながら、ちょっと珍しい石の感触（？）も確かめてみて。


ふんわりとヒノキの香りも楽しめる家族風呂は、通常の入浴料（大人500円、小学生250円）に、１組1,000円をプラスして１時間貸し切りにできます。お湯にはほのかに「湯の華」が浮かび、温泉の効果が期待できますね。タオルセットは（フェイスタオル、バスタオル）350円。ボディーソープやシャンプーも備えてあるので、手ぶらでどうぞ！

「温泉ミルク」という謎のジェラートが大人気！

ほかほかの湯上りは、冷た～いアイスが食べたくなるもの。 館内にあるLicoLico（リコリコ）で、バリエーション豊富なイタリアンジェラートはいかがでしょうか？ヘラを巧みに使って、ふんわりと練り込んでからカップに入れるという本格派のジェラートです。一番人気は、ほのかな塩味がクセになる「温泉ミルク」。いちごの収穫シーズンは、地元でとれた「とちおとめ」をたっぷり使った土日限定のジェラートも登場します。


シングルサイズは390円、ダブル470円、トリプル550円。ワカサギ釣り期間は、受付にあるクーポンを使うと、シングルの値段でダブルにサイズアップしてくれます！ 小腹が空いた方には、おいしい新篠津米で作ったおにぎりがオススメ（各種180円）。ドライブのお供にお持ち帰りにしてもいいですね！

新篠津の名物がトッピングされた絶品ラーメンもあります

新篠津村の名物といえば、地元でとれた白菜で作る特製のキムチ「炎の華」！村外からこのキムチを買いにくる人もいるという人気ぶりです。そのおいしいキムチが入ったキムチラーメン（950円）は、コクのある味噌味のスープにマイルドな辛さが相性バッチリ。厳しい寒さの冬はもちろん、暑い夏でも食べたくなる逸品です。


館内の売店では、たっぷの湯オリジナル商品や新篠津村の特産品、季節の野菜も販売しています。旅の途中にふらりと立ち寄るのもよし、一日のんびりとくつろぎに訪れるのもまたよしというたっぷの湯。夏は新緑、冬は幻想的な「しのつ湖」の美しいレイクビュー。露天風呂から一望できる銀世界も、忘れられない旅のワンシーンになりますよ♪