アルパカと羊と花に囲まれて
えこりん村でのんびり時間を

童話の国のような「銀河庭園」で、季節の花めぐり

えこりん村の見どころの一つが、その名のとおり、季節の花々がキラキラ輝く「銀河庭園」。ローズガーデン、トレリスガーデン、ドラゴンガーデンなど、30のテーマをもつ庭があり、まるで童話の国に迷い込んだような気分！　全部で約1,000種類もの草木が植えられ、季節の花が次々と咲き誇り、いつ訪れても違う景色が広がっていて、新鮮な驚きがいっぱいです。



どの庭も遊び心たっぷりで、細かいところまで演出が行き届いているのが特徴。ツリーハウスのなかに入ると、小さな家具がそろっていて、カーテンまでかかっていますよ。


農薬を使わずに、「食べるためのバラ」を育てる庭もあり、朝一番で摘み取った香りのよい花びらを、ジャムやシロップなどに加工しています。ショップには、かわいいお土産がズラリ。色合いも綺麗で、プレゼントにもいいですね。

かわいいアルパカや羊に出会える「みどりの牧場」

「銀河庭園」の向かい側が、子どもに大人気の「みどりの牧場」です。ゲートを入るとまず出迎えてくれるのが、もふもふの頭のアルパカ君。夏場は暑いので、体の毛はカットされますが、頭は日差しを防ぐため残しているそうです。毛色は白だけでなく、茶やクリーム色、ツートンカラーなどいろいろあるんですね。


羊もたくさんいますよ。全部で750〜1,000頭が飼育され、そのうち約450頭がこの春に生まれた子羊たち。ポールドーセットという品種で、鼻がうっすらピンク色、つぶらな瞳がかわいいですね〜。

「みどりの牧場」では１日に数回、牧羊犬のボーダーコリーが羊を追うショーや羊のレースなどがあり、動物たちのイキイキした姿が魅力的です。園内のスケジュール表か公式サイトで時間を確かめて、見逃さないようにしましょう。トラクターの引く客車で、牧場の奥のほうまで見学できる「ファームツアー」もオススメです。
それから、かわいい「アルパカソフトクリーム」や、羊毛クラフトのショップもお忘れなく！　アルパカ好き、羊好きには、たまらない場所ですね。

レストランやショップも充実のえこりん村

たっぷり遊んだあとは、季節の野菜が自慢の「森のレストラン Ten-Man」へどうぞ。えこりん村は、ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を展開する「株式会社アレフ」が運営しているので、レストランはもちろん本格派。

Ten-Manのハンバーグは、えこりん村で飼育した豚を使っているんですよ。そのほか、ガーデンショップ「花の牧場」も評判のスポット。恵庭市は「花のまち」と呼ばれるほどガーデニングが盛んで、春先はとくに大勢のお客さんがつめかけます。


もう一つの見どころが、「世界一大きなトマトの木」として世界記録に認定された「とまとの森」。たった１株から13,000個以上が実る、驚きのトマトです。

一般的な品種のトマトですが、周囲の環境を最適にすることで、こんな立派になるんですって。このトマトを使った、トマト＆バジル風味のポテトチップも人気です。

こんなふうに、ここだけの味わい、ここだけの風景、体験が楽しめるのが、えこりん村の大きな魅力。ぜひ時間をたっぷりとって、ゆっくりと過ごしましょう！