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2015.03.22

米軍基地のフリマ
ここだけの買い物事情

writer : 中本岩郎

戦後沖縄の各地にはアメリカ軍基地が作られ、
沖縄の人々はアメリカの異文化を隣に生活してきた。

関係者以外が基地の中に入るのはイベントの開催期間か、
それ以外ではパスが必要となるが
そこまで機会が溢れているとは言い難い。

と言いつつも、週末に基地の中に入れるというから驚きだ。

それもフリーマーケットというのだから、
アメリカの掘り出し物が手に入るという勝手な想像をしながら、
3000円を片手に車のエンジンを掛けた。
フリーマーケットの入り口
英語で書くと「free market」「flea market」
と書かれる場合があり、それぞれ和製英語としての意味や、
蚤の市が発祥であるなど諸説語られているが、
今回のフリーマーケットの看板には「flea market」
と書かれていたので後者に意味に近いかもしれない。

基地内の写真を期待されていた方には大変申し訳無いが、
基地内は写真撮影ができなかったため、
この記事は文章から読み取って頂く事が多い
ということについてお詫びしたい。

今回の会場となっていたのは沖縄本島中部うるま市にある
キャンプ・コートニーと呼ばれる米軍基地で、
週によってキャンプ(基地)と時間が異なるため、
事前に確認してから出かけよう。

フリーマーケットは午前7時開始だったので、
10分程前に到着すると既に車が長蛇の列をなしており、
日が昇る前の寒い時間を車内で待つ可能性もあるので、
事前にトイレを済ませることをお勧めする。

入り口までの渋滞

基地内に入る際には身分証の提示が必要で、
「card?」という兵隊さんに低い声に合わせるように
運転免許証を車から見せる。
片言ではあるが言い慣れている
「アリガトウゴザマス」の言葉を後に、いざアメリカへ。

基地フリマへの渋滞

基地の中の様子は・・・

砂利道の駐車場に車を停め意気揚々とカメラを片手に車を降りると、
黒人のおじさんに開口一番
「カメラダメ、基地ノナカ全部ダメ」と言われてしまった。
当初から片言の英語よりもカメラの方が
コミュニケーションツールとして力を持っていると思っていたので、
出鼻を挫かれた流れを断ち切るように基地の地面を踏みしめた。
駐車場から少し先にある広場には
Yナンバーのワゴン車や乗用車が列をなしているのが確認でき、
商品を並べている車が四列の道を作っている。
車のリアゲート(後方にある扉)を全開にし、
ハンガーやシートの上に商品が並べれらている。
商品は幼児服が多く、次いで女性の衣服や靴や家具など、
そんな中でも迷彩服が目立つのも米軍基地ならではだろう。
「ハウマッチ?」が言えれば充分であるが、
地元のおじー、おばーが日本語で値切っている姿もみられ、
言葉は通じなくとも買い手が求めている事は大体把握してくれる。

ハウマッチ?の成果はいかに

アメリカ独特の華やかな洗剤の匂いを異国の風と感じながら、
基地内のフリーマーケットで私が買った商品はコチラ。

アメリカ版モンスター
アメリカの飲み物とお菓子
モンスター400円、お菓子50円、ジュース50円
駐車場横にある売店で購入した。
モンスターは日本で販売されているものと違い、
アメリカ仕様の本物だ。
DVDプレーヤー、モンスター、お菓子、飲み物
DVDプレーヤー0円
「free」と書かれていたので、
理由を聞くと「リモコンがない」とのこと。

そして、今回の買い物で一番の目玉だったのがこれ。
ロッカー
着替え用のロッカー2500円
高さが2m程あるフルメタルジャケットに出ている
訓練学校で使われているようなロッカーが
「3000円、both(2つ)で5000円」とのことだったので、
「2000円」と値切ると2500円にしてくれた。
相場がわからないが、私の胸は一気にときめいた。
東京の公園でも地域の広場等、
フリーマーケットは日本で珍しいものではないが、
漂う洗剤の匂いや年季の入った迷彩服が並ぶ風景や、
「thank you」「no problem」など英語が飛び交う様子は
基地ならではでないだろうか。
私が欲しいと思うような男性の衣類や靴もあったが、
サイズが大きかったため断念した。
一通り買い物を終えると売店のチーズバーガーを頬張り、
アメリカンコーヒーを啜りながらアメリカの気分に浸るのであった。
コーヒーは少しバニラ風味の薄いアメリカン、
肉厚のチーズバーガーのケッチャプは
小分けされたパックをセルフで使えるので、自分の好みに味付けできる。
基地のハンバーガー
チーズバーガー(250円)*コーヒー付き
早朝から行われている日もあるので、少し早起きをして
観光の前にフリーマーケットを訪れるのも良いかもしれない。

中本岩郎

地域の青年会に所属し、エイサーを通し真心溢れる沖縄の人々の虜に。地域に根付く文化の深部を発信する。

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