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グルメグルメ

2016.11.25

沖縄からカルチャーを発信!
翌1時まで営業のカフェユニゾン

writer : miya-nee(みやねえ)

無料Wi-fiや電源が利用でき、翌1時まで営業する宜野湾市の「カフェユニゾン」は、2005年にオープンしてから10年以上たった2016年、内装からメニューまでをリニューアルしました。昼間は「沖縄文化食堂」として、夜は「沖縄文化酒場」とのテーマで営業し、静かで穏やかな時間が流れる憩いのカフェでもあります。

いろんな顔を持つ、カフェユニゾンの魅力に迫る

人に優しい空間
隣の席との間隔が広めに取られ、ある意味プライベートスペースを確保しているような席の造りが居心地良く、人に優しい空間を提供しています。

夜ならば、お酒を飲みながらのちょっとした飲み会はもちろん、夜カフェとして食事だけで利用するのもアリ。デザインの違う椅子やテーブルが置かれ、人数や利用目的に合わせて席をチョイスできるところも使い勝手がいいんです。
カウンター席
店内中央のカウンター席には多くの電源が用意され、無料Wi-fiを利用してノートパソコンを広げるビジネスマンやクリエイター、勉強に勤しむ学生達の姿も。

椅子の高さがほど良く、集中力が高まる静かな店内も高得点。なんといっても、翌1時まで営業している無料Wi-fi&電源カフェは、沖縄だととても貴重な存在なのです。
様々な本が並ぶ本棚
カフェの入り口には、スタッフが選び抜いた個性的なカルチャー本や雑誌、沖縄関連の書籍、そして那覇の「市場の古本屋ウララ」の「フテンマ店」として古書まで販売。本好きやクリエイターには「わくわく」が止まらない本棚でしょう。

本の分野はアートやデザイン関連本、写真集から料理本や暮らし本まで幅広く、リトルプレスのチョイスにハマる人達も多く、現に私もハマりました。普段目にすることがない貴重な本を手に取り眺めていると、「実におもしろい!」と感性や好奇心をえぐられるのです。

大幅にメニューをリニューアルした夜の沖縄文化酒場

スタッフ一同で店内をリフォームしたのをキッカケに全面的にリニューアルし、夜のメニューを一新しました。バーでもなく、居酒屋でもなく、気軽にお酒を飲みながら、おしゃべりや打ち合わせができる場所。
そして夜カフェとして食事ができ、静かにパソコン作業ができ、読書や勉強もできるという利便性の高いカフェ。
沖縄文化食堂
昼間は食堂をイメージした沖縄文化食堂。沖縄の食材や料理を中心にしながら、豊かなバリエーションでカフェ的にアレンジした食文化をこの沖縄から発信していくことを目的に名付けられました。

夜の沖縄文化酒場では、泡盛やワイン、カクテルなど種類豊富なお酒類を用意。手軽に食べたい前菜から沖縄食材を使ったオリジナル料理まであり、夜カフェとして利用する人向けに食事メニューも提供しています。
「ハルサー野菜スティック(800円税別)」

「ハルサー野菜スティック(800円税別)」

メニューの数を増やすことよりも1品1品を丁寧に調理することを心がけつつ、でもコース料理のように前菜から順番に料理を食べられるバランスのいいメニュー構成。スタッフが考案したというメニューの数々は思いの外、選択肢の多さを感じます
「美ら海マグロカツ(900円税込)」
カフェのアレンジメニューの「美ら海マグロカツ(900円税込)」は、那覇・泊漁港のブランドでもある「美ら海マグロ」の揚げ立てカツに大根おろしと白髪ネギをトッピングした和風味。なかなかガッツリとしたボリュームのある1品です。
「Aランチ(1,500円税別)」
夜カフェにオススメしたいのが、ランチと名のつく「Aランチ(1,500円税別)」。月替りのチキン料理に野菜の付け合せとサラダがワンプレートで盛りつけられ、ヘルシーな玄米ご飯にスープとソフトドリンクをセット。「沖縄みそ汁そば」が沖縄らしいオリジナルメニューとしてオススメです。
夜ユニゾン得飲みセット(1,000円税別)
お酒を飲む人なら、「夜ユニゾン得飲みセット(1,000円税別)」がコスパ抜群です。9種類のオードブルから3種類を選べてアルコール1杯付き。このセットを最初にオーダーすると、2杯目からのアルコールグラスドリンクのオーダーがすべて半額になるというお酒好きにはうれしい内容なのです。その他、コース料理と2時間飲み放題で3,000円税別の「ゆんたくコース」「はんたくコース」もあり、女子会などにピッタリなプラン。
カクテル
ノンアルカクテルもあるので、車で来店してもひと安心。

黒板メニューの「本日のオススメ」や「本日のおかず」も選択肢に入れながら、沖縄の夜長を満喫したいところです。
UNIZON

三枝オーナーの思い、物づくりや地域に基づく活動

カフェユニゾンのオーナー三枝克之さんは、出版業界では有名なライター兼編集者です。現在は、県内外の大規模なイベントの企画やプロデュースも務め、過去に編集者として「空の名前」、「宙の名前」、「色の名前」などのベストセラーを手がけています。

話を聞くと、三枝オーナーの経歴が非常におもしろく、ライター・編集者として活動する以前は、レコード会社で音楽マーケティングやビデオ制作にも携わっていたとか。「今まで仕事で知り合ってきた人達と一緒に身軽に何かをやりたい、せっかくのつながりを何かに生かしたい」との思いから、このカフェユニゾンという箱をオープン。そこを基盤に沖縄からカルチャーを発信するため、いろんな人々を呼び寄せてはイベントやライブ、そして個展や企画展などを積極的に開催しています。

また、三枝さん自らが沖縄県内でライターとして取材活動する中、取材をキッカケに出会った農家から地元野菜を仕入れたり、100%沖縄県産のオーガニック紅茶を仕入れたり。自分の目で見て現地で感じたインスピレーションをもとに「これはいい」と思った地元の商品をカフェ内で販売していたのです。このカフェを原点にいい意味での大きな波紋を描きながら、多くのヒトやモノがつながって共鳴していく。そして、地元の魅力的なヒト・モノ・コトをカルチャーとして発信しているのです。「今流行しているものにはあまり興味がなくて、忘れられているいいもの、まだ世に知られていないいいものを見つけるのが好きですね。他の人がやってないことをやるほうがおもしろいし、自分自身が楽しめるからかな。笑」

そんな三枝さんが愉快な冒険家に見えます。今あるべき仕事や人生を存分に楽しんでいる、そんな印章を受けました。時折り、企画の持ち込みから生まれるイベントもあるのだとか。その場合はもちろん、相談者とじっくり企画を練るそうですが、「チャンスは、誰にでも平等にある」そんな言葉がこのカフェから聞こえてきそうです。
我こそは!という方がいたら、自ら企画を持ち込むのもいいかもしれませんよ。人とのつながりから生まれることが多い展示や販売、イベント関連の企画。カフェユニゾンから発信するカルチャーやモノづくりに関心を持つリピーターが多いのは、そんな熱意や思いが伝わってくるイベントが多いからなのか。何にせよ、ここ最近もおもしろそうでニッチなイベントが目白押し!なのです。

カフェの運営を任されている店長の田代さん

写真左:店長の田代さん、写真右:三枝さん

写真左:店長の田代さん、写真右:三枝さん

凄腕なベテランクリエイターの三枝さんにカフェの運営を任されているのが、店長の田代さんとスタッフさん。ほぼすべてを一任しているそうです。「現在はカフェの現場にはほぼ口を挟んでいなくて、スタッフに任せています。自分は裏方ですね。笑」と穏やかに話す三枝さん。
自分達で考えて行動できる場を、そしていろんな経験を積める場を。メニュー決めからフェアや展示、イベントの運営までほぼすべてをスタッフに任せてオーナー自身は裏方に回り、スタッフが迷ってる時、なかなかアイデアが出ない時などにアドバイスをしているのだそうです。

なんという心強い味方なのでしょうか。そんなスタッフさん達が羨ましくもあり、任されることの責任の重さを感じるであろう環境で、そのすべてを楽しむことができてこそ人は成長していくのでしょうか。「いろんなモノ・コト・ヒトが循環しているカフェだな」と感じたのは言うまでもなく、宜野湾市のカフェユニゾンの今後の活動に注目したいところです。

誰にでも利用しやすい多様性と選択肢を用意した「雑誌のようなカフェ」で豊かな自分時間を過ごしてみませんか。

スマートポイント

  • おもしろそうで個性的!なイベントや個展が目白押し。県外の有名なアーティストのライブが開催されることもあり、イベント情報は要チェック!
  • 席の間隔を広めに確保してるため、おひとり様や子ども連れにも利用しやすいテーブル配置。
  • 見晴らしのいい高台に位置し、昼間は東シナ海の美しい海が、夜は北谷の夜景が眺められます。

ライターのおすすめ

食やアートや音楽など、沖縄からカルチャーを発信するカフェユニゾンの居心地の良さは、多目的の利用者に選択肢を与えている幅の広さ。誰にでも利用しやすいシンプルな造りの中、この店ならではのこだわりをサラッと出してくるところにセンスが光る。

miya-nee(みやねえ)

JTBの元ツアーコンダクター。現在はライターをはじめとして、Web講師、カメラマンなどと多岐にわたる仕事に取組む。

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