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グルメグルメ

2017.12.04

世界が見える癒しのカフェ
名護市のきっと屋キッチン

writer : 川畑公平

今日のメニュー
那覇空港から車で約1時間30分。沖縄本島の北部、名護市にある「きっと屋キッチン」は、旅行好きの店主、村松典子さんが本当においしいと思えるものだけを、一日1メニューで提供する一風変わったカフェ。海外の料理教室に出向いて研究を重ね生み出した数々の料理は、昔の疲れ切った自分にこそ食べさせたい愛情料理なのだ。

名護の住宅街に、ひっそりと佇む癒しの空間

沖縄自動車道の許田ICを下りて、続く国道58号線を直進。名護バイパスの交差点白銀橋(東)を橋とは反対の方向にまっすぐ行って、信号を一つ越えると、白地に緑の文字手書きの看板が目印のきっと屋キッチンに到着。
きっと屋看板
緑に囲まれたかわいい駐車場。どこか懐かしさを感じる優しいエントランスがお出迎え。
外観

自分がほしかった町の普通の定食屋さん

定食
静岡県出身の店主村松さん。縁あって沖縄へ移住後は、名護の観光施設に勤務していた。しかし、残業続きで帰宅は毎日21時や22時。帰ってもご飯を作る気力はない。また食べに行こうと思っていてもそんな時間まで空いている定食屋は当時の名護にはなく、コンビニやスーパーのお弁当などで済ませる日々。もしかしたら、自分のような人って多いんじゃないかな?そう考え村松さんは、遅くまで定食を食べられる、自分が行きたいと思うカフェをオープンした。
台所

一日1メニューにこだわった理由

きっと屋店内
料理は自己流。お店で提供しているのは旅先で出会ったおいしい料理や友人が教えてくれた料理。
レポートブック
昔から旅行が大好きな村松さんは、今でも年に数回はお店を休んで、料理を研究の旅へ。その経験や成果は旅のレポートとしてまとめ、帰国後はその記録をベースに、日本人向けのアレンジを加えるなど研究を重ね、最終的にメニューに追加。もちろん、メニューにできなかった料理も数多い。そんな自分流の厳しい基準をクリアーした料理だけが残っていくので、きっと屋キッチンにメニューが少ないのも納得。現在3冊の旅のレポートが棚に並んでいて、これを楽しみにしているお客さんもいるとか。
ベトナムのフォー
今日のメニューはベトナムのフォー(950円)。なんとも優しい味わいのスープ。お好みでソースを追加すると、ピリリとパンチのあるおいしさに早変わり。スパイシーが好きな人には癖になる味だ。小鉢の副菜はその季節に採れる野菜を日々替りで。毎日食べても飽きない工夫が施され、体にも良さそう。
癖になる味

ドリンクやデザートもこだわりの一品

こだわりのドリンク
料理には+200円でドリンクも付けられる。おすすめは、村松さんがベトナムで「ビックリしたけどおいしかった!」と、メニューの仲間入りを果たしたベトナムヨーグルトコーヒー。よ~くかき混ぜてから飲むとスムージーのような喉越しで、ほんのり酸味。一般的なコーヒーではないが、スパイスの効いた食べ物の後にはとてもいい口直しに。他にも豆乳甘酒やベトナムコーヒーも選択できる。
かわいい店内
きっと屋キッチンで最初のメニューとなったのは重ね煮の味噌汁とおかずセット(950円)。最近の新メニューは、南インド旅行でヒントを得たインドカレー三種(950円)、フィンランドの友人に現地で教えてもらったシナモンロールなど。世界が詰まったこだわりの小さなカフェは名護市の名物店になりそうだ。

スマートポイント

  • 海外へ料理研究に行くため臨時休業もあるので、定休日やメニューはフェイスブックページのカレンダーで確認してから行くのがスマート!
  • 毛モモやグアバなどの天然酵母を使ったフィンランド仕込みのシナモンロール(200円)も絶品。焼いた時はフェイスブックにアップされるのでチェックしたい。
  • 映画観賞会や、村松さんの料理教室も不定期で開催。教えてほしい人はぜひご連絡を!

ライターのおすすめ

映画『かもめ食堂』のような雰囲気が味わえる、店主との会話が楽しい店。料理の味も抜群なので、すべての料理を制覇したい店。

川畑公平

京都より移住。やんばる暮らしで、オオコウモリとフクロウの声が聞こえないと眠れなくなった。そんな自然溢れる沖縄の魅力を伝えたい。

スポット詳細

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