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グルメグルメ

2015.09.11

旬の島食材をお好きにおいしく
「旬菜処 びいどろ」

writer : 阿久津彩子

これは、すごいところに来てしまったぞ。国際通りの裏手、ゆいレール美栄橋駅から徒歩数分の場所にも関わらず、初めてそのお店を訪れた私は内心ドキドキが止まりませんでした。言葉だけではアレですから、まずは写真をご覧いただきましょう。
「旬菜処 びいどろ」外観
そうです、いかにも温かな家庭がありそうなごく普通のアパート。この建物の一室に、知る人ぞ知る居酒屋さんが隠れているのです。さあ、仄暗い階段に臆さず、ゆっくりと上がっていきましょうか…

全18席のこじんまりとした素敵なお店

びいどろ店内
びいどろ店内
ちょっと暗めのトーンから入ってしまいましたが、心配はいりません。店内は友人宅にお邪魔した気分になるアットホームな空間。女性一人でも居心地の良いカウンターやグループでの食事にぴったりなテーブル、掘りごたつまであり、8名以上で終日貸切の相談もOKです。
掘りごたつのある店
オーナー夫妻の笑顔に入口までの恐怖(失礼!)が和らぎ、まずは日替わりの突き出しをいただきました。この日は白身魚を漬けた大東島寿司と沖縄料理の定番の昆布イリチー。うん、どちらもとてもおいしい。

旬に旬のものを食べる

お品書きを覗いてみると定番と合わせて今日の日付入りメニューを発見。そこに書いてあったのは美らキャロット、生アーサ、琉球チヌ、ウキムルー、ワニゴチ…美らキャロットとアーサまではわかったのですが、後に続くものがどんな食材なのか想像すら尽きません。

それもそのはず、こちらが大切にしているのは「旬産旬消」。旬の食材を中心に厳選し、さまざまな調理法で提供しています。
さまざまなメニュー
お店にうかがった春先はちょうど島らっきょうがおいしい季節。衣がふわふわの沖縄風天ぷら(600円)で食べると生よりも辛みが引きほんのりとした甘みが香ります。ゴーヤーやモズクなど、沖縄のメジャーな食材も本来は通年ではなく、一番おいしい時期がちゃんとあるんですもんね。料理で季節を感じるのはただの食いしん坊ではなく、ツウな食いしん坊の嗜みといえるでしょう。どうせ太っていくのなら、私はツウなポッチャリと呼ばれたいです!

定番メニューも間違いなし

沖縄が誇る世界最大級の食用イカ・セーイカも2月3月に漁獲量のピークを迎えます。セーイカのコク旨自家製ラー油たれユッケ(690円)は開店以来一番人気の看板メニュー。ねっとりとした独特の食感と香ばしい自家製ラー油の組合せが絶妙。こ、これはお酒がほしくなってきた!
セーイカのコク旨自家製ラー油たれユッケ(690円)
黒毛和牛モツのピリ辛味噌煮込み(580円)
丸ごと入った島にんにくがインパクト大のこちらは、沖縄県産黒毛和牛のさまざまな部位をじっくり煮込んだ県産黒毛和牛モツのピリ辛味噌煮込み(580円)。翌日仕事の予定がないのなら、パンチの効いた旨みたっぷりのおいしさをぜひ味わっていただきたいと思います。

オーナー夫妻との会話も楽しんで

創作料理以外にもソーメンタシャー(600円)やドゥル天(2ヶ420円)など、沖縄の家庭料理も注文できます。また、一人から申し込めるお得なコース料理(2,500円~)も評判で、「創作料理中心にお酒に合うものがいいい」、「スタンダードな沖縄料理をじっくり食べたい」など、リクエストにも応じてくれます。
ソーメンタシャー(600円)
ドゥル天(2ヶ420円)
旬のおいしさと誠実な手料理に魅かれるお店。通りの一角に隠れていながら連日地元のお客様や観光客で溢れるのは、オーナー夫婦の人柄も大きい様子。「お客様とのゆんたく(おしゃべり)が好き」と話す気さくなおふたりとの会話を楽しみながら、その時一番おいしい県産食材を存分に味わって。

スマートポイント

  • 2,500円からのコース料理は一人からオーダーOK。リクエストにも応じてくれ、さまざまな種類の料理を気兼ねなくいただけます。
  • 8名以上で貸切ができるのでグループ旅行に大人気。旅行が決まったら早めに予約を!
  • 那覇市内にありながら場所が少しわかりづらいため、地図かスマホ片手に訪れるのが安心。扉を開けると女将さんの笑顔が待っています。

ライターのおすすめ

「旬菜処 びいどろ」のコンセプトは旬に旬のものを食べる。訪れる時期によって違ったメニューに出合えます。色々とオーダーを考えるのも楽しいですが、ここはおすすめ料理を何品かおまかせで頼んでみるのも◎。

阿久津彩子

得意ジャンルは食・人・体当たり。沖縄の旬を味わえるおいしいお店から本当は秘密にしたい穴場スポットまで幅広くご紹介します。

スポット詳細

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