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観光観光

2015.10.22

天ぷら片手によんなードライブ
海風に誘われ、奥武島ドライブ

writer : 阿久津彩子

天ぷらで有名な奥武島
那覇空港から車を走らせて約40分、民家はどんどん減っていき、視界に広がるのは手つかずの森と海。その先に浮かぶ小さな島が奥武島(おうじま)です。南城市玉城にあるこの島は、南部ドライブの途中でひと休みするのにぴったり。天ぷらが有名ですがそれだけではないんですよ~?
南部ドライブの途中でひと休みするのにぴったり。

天ぷらやー激戦区

「天ぷらやー」大人気
1935年に橋が架けられ、車でも徒歩でも気軽に渡れるようになった奥武島。この島を一躍有名にしたのは、なんといっても沖縄風の天ぷら屋、通称「天ぷらやー」の存在です。「仲本鮮魚店」をはじめ「テルちゃんいまいゆ店」、島の裏側には「大城天ぷら店」と、小さな島ながら数軒の天ぷらやーがひしめきあっています。
奥武島のもずくをたっぷり練り込んだ天ぷら
どのお店の天ぷらも100円以下と大変お手ごろ。中でも奥武島のもずくをたっぷり練り込んだ天ぷらは人気が高く、一度食べたらヤミツキになりますよ。衣の配合からネタのチョイス、味付けもお店によって違うので、好みの味を見つけてください。

海とともに生きる漁業の島

海に囲まれた島では漁業が盛んに行われており、先ほどの沖縄風天ぷらも余った魚を揚げたのが始まりだとか。
海に囲まれた島では漁業が盛ん
一周約1.6kmの島内をぐるっと歩けば、今まさに船を出そうとしている海人、その日揚がった魚をさばく漁師さんの姿を見かけます。
魚をさばく漁師さん
良好な水質を活かして春先にはアーサともずくの養殖を行い、夏にはイカの天日干しがいっせいにお目見え。島の自然と島の人々の愛情をたっぷりと吸収した海の恵みは、他では食べられない自慢の味です。
イカの天日干し

特別なお土産が集まる直売所

観光のお土産を選ぶなら、漁港前の「奥武島いまいゆ市場」に行ってみましょう。その日揚がった魚介類に近くで採れた野菜など、島の特産物が集まっています。グラスボートの案内所も併設しているのでショッピングと合わせて海中観光もいかがでしょう。
「奥武島海底観光グラスボート」
☎098-948-7255
乗船料 中学生以上1,500円(税込)、4歳以上750円(税込)
奥武島いまいゆ市場
先ほどまで太陽の日をたっぷり浴びていた、あのトビイカも売られていました。さっとあぶってお醤油をひとたらしすれば、それだけで上等な酒の肴になりそうです。
太陽の日をたっぷり浴びたイカ
さらに、アイゴの稚魚スクは夏の風物詩。「スクガラス」は塩漬けにしたスクを瓶にびっしりと詰めた見た目はグロテスクですが、お味はバッチリ。アンチョビのような独特の塩気と旨みがたまりません。
「スクガラス」は塩漬けにしたスク
島豆腐に乗せるスクガラス豆腐が定番で、パスタに使うのもなかなかのお味。スクが獲れるのは7月~8月の一時期とかなり短く、夏以降店頭に登場するスクガラスはできたてホヤホヤの新物です。

すぐそばに海を感じる島暮らし

橋のたもとのビーチ
最後に、せっかく奥武島まで来たのですもの。島を包み込む奥武島の海も見ておかなくっちゃ。島の入口に戻ってみると、橋のたもとにはちょうどいい大きさのビーチが広がっています。ここは地元の子ども達の遊び場になっていて、夏場はいつも大盛況。透明感抜群の海に足を浸けるだけでも充分リラックスできますよ。
海が身近なくらし
華やかなリゾートの顔を持つ一方で、ごく当たり前のように海を感じる暮らしもまた、沖縄らしい風景。まるでおばぁちゃんの家に帰ってきたみたい。奥武島を訪れるたびに、私はなんだかいつもそう思うのです。

スマートポイント

  • 漁業の島だけあって猫率高し。お魚くわえたドラ猫~♪は見つかりませんでしたが、いろいろなニャンズに出合えます。
  • 旧暦5月4日のユッカヌヒーに行われる「奥武島ハーリー」は豊漁や航海無事を祈願する伝統行事。昔ながらの漁船、爬竜船(はりゅうせん)のレースは白熱必至です。誰でも見学できるので時期が合えばぜひ。
  • 奥武ビーチは更衣室等の設備がありません。波の穏やかなビーチですが、遊泳は自己責任でお願いします。

ライターのおすすめ

事前にノンアルコールビールを調達して奥武島の天ぷらと一緒に乾杯!これ、一度はやってみたいと思うものの、未だに実現できない野望です…。次こそは叶えるぞ~!

阿久津彩子

得意ジャンルは食・人・体当たり。沖縄の旬を味わえるおいしいお店から本当は秘密にしたい穴場スポットまで幅広くご紹介します。

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