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観光観光

2017.04.21

ゴマちゃんランドで
かわいいアザラシとふれあおう

writer : 金子 美里

流氷観光で知られる紋別は、オホーツク海に面した港町。海を見渡せる紋別のガリヤ地区にあるオホーツクとっかりセンターは、アザラシだけを飼育している国内唯一の施設です。
アザラシ
オホーツクとっかりセンターのゴマちゃんランドでは、アザラシが見られるだけじゃなく、一日5回の「えさ時間」に、すぐそばまで近づいて体に触れたり、一緒に記念写真を撮ったりもできちゃいますよ! キュートで、ちょっとユーモラスなアザラシの姿に、ほっこり癒されること間違いなしです。

愛嬌たっぷり! アザラシたちのキュートな姿を間近で

紋別市は、オホーツク紋別と呼ばれる道北の港町。冬には海を白い流氷が埋め尽くす流氷の街としても知られています。札幌や旭川と直通の高速バスがあるだけじゃなく、市内にはオホーツク紋別空港、さらに女満別空港も使えることから、流氷の季節にはたくさんの観光客が訪れます。
ゴマちゃんランド
ガリンコ号の乗り場など、紋別の観光スポットが集まるガリア地区の人気施設の一つが、このオホーツクとっかりセンターです。「とっかり」の由来は、アイヌ語でアザラシを表す「トゥカリ」。
ゴマフアザラシ
ゴマちゃんランドとシーパラダイスの二つに分かれているこの施設では、保護されたり、センター内で誕生したアザラシたちのキュートな姿が見られちゃうのです。メイン施設のゴマちゃんランドでは、ゴマフアザラシを中心に約20頭のアザラシを飼育しています。
プールを泳ぐアザラシ
施設内の四つのプールでは、アザラシたちが気持ちよさそうに泳いだり、日向ぼっこしていますよ。表情豊かで愛らしいその姿に、思わず笑顔もこぼれます。

水中を泳ぐ優雅なゴマちゃんの姿も観察しよう

プールのアザラシたちは、急にぷかりと浮かんできたり、水中に深くもぐったりと自由に泳ぎ回っています。水上からだけではわからない、水のなかのアザラシたちの動きを間近で見られるのが、プールの下に設置された「水中行動観察室」です。
水中行動観察室
泳ぐアザラシを間近で見られる。
体を上手にくねらせて、自在に方向転換しながら泳ぐようすは、陸上でゴロンと寝転がっているのんびりした姿とはうって変わって、スピーディーで優雅。ガラス一枚隔てたそばを泳いで行くこともあるので、アザラシの体の大きさも実感できて、迫力いっぱいです。
展示
観察室には、アザラシの生態や特徴をわかりやすく紹介してくれる個性的な展示などがあるので、センターの活動やアザラシについても楽しく知れて、アザラシが身近な動物に感じられますよ。

ゴマちゃんたちと仲良しに! ワクワクドキドキ「えさ時間」

ゴマちゃんランドの楽しいイベントといえば、一日5回開催されるアザラシのえさ時間です。アザラシのお食事をすぐそばで見られちゃいますよ。ワクワクしながら、さっそく会場のアザラシ広場へ! 
アザラシ広場
飼育員さんがゲートを開けて、プールにいるアザラシたちを呼ぶと……。
「われ先に!」とプールからあがって、目の前にスーッと滑り出てきます。アザラシたちが広場にそろうと、飼育員さんが、一頭ずつの紹介をはじめ、体の特徴、健康状態のチェック方法など、わかりやすくて楽しいアザラシの解説がスタート。
口を開けるアザラシ
床を転がるアザラシ
飼育員さんの合図であんぐり口を開けたり、コロンと転がってお腹を見せたり、ご褒美のお魚をねだる表情など、一つひとつの姿がとにかくキュート! そんな姿を目の前で見られるなんて本当に貴重な体験ですよ。

アザラシにタッチ! 記念写真も一緒に撮れるよ

えさ時間の最後には、訪れた人が実際にアザラシの体に触れる時間も! 「大きな声を出さない」や「首から上の部分には触れない」など、飼育員さんの注意事項をしっかり守れば、繊細で臆病なアザラシたちもおとなしく体をなでなでさせてくれますよ。
アザラシとふれあう様子
触ってみると、アザラシの体は想像以上に柔らかくて温かいので、ますます愛おしくなっちゃいます。
アザラシの撮影
フラッシュをたかなければ撮影だってOK! そっと近寄って、アザラシと一緒に記念撮影するのも楽しいですね。
愛らしいアザラシ
ほほ笑むように目を細めたり、くりんとまあるい目で見つめてくれるなどサービス精神満点な子もいるので、アザラシたちが驚かないように注意しながらいっぱい写真を撮っちゃいましょう。
眠そうなアザラシ
ケガをしたり迷い込んだりしたアザラシを保護し、自然に返す活動をしているオホーツクとっかりセンター。ゴマちゃんランドでアザラシとふれあいながら、その生態を知って、楽しく野生動物の保護について考えてみたいですね。

スマートポイント

  • えさ時間は午前10時30、午前11時30分、午後1時30分、午後2時30分、午後3時の5回。その時間に合わせて訪れると施設を満喫できます。
  • 徒歩圏内に、ガリンコ号の乗船場やオホーツクタワー、北海道立流氷科学センターなど紋別の観光名所が集まっているので、周辺のスポットと一緒に観光を楽しめます。
  • すぐそばには、オホーツクとっかりセンターのもう一つの施設「シーパラダイス」もあって、アザラシにえさやり体験などができるので、合わせて立ち寄りたいですね。

ライターのおすすめ

アザラシと人間の体の仕組みを比較した図やクイズなど生態を紹介する工夫を凝らした展示など見どころいっぱい! アザラシのことを学びながら子どもから大人まで、楽しく過ごせます。

金子 美里

フリーランスライター。地元情報誌の編集として勤めたのち独立。現在は観光情報誌や旅行雑誌などに執筆。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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