見渡す市街地の中で一際目立つ札幌ドーム!
市街から車で約30分の場所、豊平区にある羊ヶ丘展望台。公共交通機関では、地下鉄東豊線福住駅からバスに乗る方法や札幌駅からも1本で到着するバスが出ています。
展望台から見えるのはいかにも北海道らしい景観!広大な牧草地に草を食む羊たちの群れを眺める牧歌的な風景、眼下には市街地に一際目立つ札幌ドーム、遠くには石狩平野が広がります。
クラーク博士との記念撮影は外せない!
羊ヶ丘展望台に来て外せないのがクラーク博士像との記念撮影。お決まりの右手を上げたポーズで写真を撮るのはお約束です。
クラーク像前ではフォトスタッフが記念撮影サービスを行っています。撮影はなんと無料!自分の持っているカメラでも撮影してくれるので親切。フォトスタッフが撮影したくれた写真は、撮影後すぐにプリントされ専用のかわいいフレームに入った状態に。1,200円で購入もできるし、買わなくてもOK。写真を購入すると後日インターネットから撮影写真のデータダウンロードもできます。オススメのサービスです!
ポーズ決めて撮影してもらう。
すぐ写真ができます。購入するかしないかは自由!
「大志の誓い」でクラーク博士に誓ってみませんか?
「Boys,Be Ambitious(少年よ、大志を抱け)」この言葉は札幌農学校の初代教頭であるクラーク博士が当時の教え子に贈った言葉とされています。「お金持ちになりたい、有名になりたいなどの利己的で小さな志ではなく一人の人間としてとして人格を高め、人々の為に尽くせる人になるような大きな志をもて!」という意味が込められている言葉。
そんなクラーク博士にあなたの「大きな志」誓ってみませんか?大志の誓いには、その誓いを叶える順序があります。オーストラリア館の奥にある展望台事務所で「大志の誓い」用紙を購入(100円)。「自分はこうなりたい!」などの夢や希望をしたため、クラーク旅立ちの鐘を鳴らします。次にクラーク博士像の所で想いを込めながら台座にある投稿口へ投稿。投稿した「大志の誓い」は事務所で大切に保管され再び訪れた際には自分の誓いを見ることもできるのです!
道民のソウルフード「ジンギスカン」を食すべし
「羊ヶ丘レストハウス」でのジンギスカンも外せません。ラムジンギスカンを始め、えぞ鹿や道産豚のジンギスカンもあり北海道の味覚を堪能できます。ラムジンギスカンは食べ放題メニュー(2,830円)もあるのでお腹いっぱい食べたい方はコチラがオススメ。
ランチの人気メニューは「特選ラム肉・ジンギスカン定食(1,980円)」。スタッフが本場の焼き方で焼いてくれる。食べ方や焼き加減も教えてくれるので美味しくいただけます。
野菜の上で蒸し焼きにすることで肉が硬くならず、野菜にも肉の旨味がしみます。少し赤身が残るくらいが食べごろ!
資料館で感心 足湯で癒される
場内にはまだまだ楽しめるスポットが豊富にあります。記念撮影だけで帰ってしまうのはもったいないので是非寄っておこう。
「さっぽろ雪まつり資料館」で展示されている60年を超える雪まつりのポスターや雪像模型は必見です。
デザインの時代の移り変わりがとても面白い。
一息つける「ほっと足湯」では道内各地の温泉水を使用している本格派。足を湯につけて牧歌的な風景を眺めると旅の疲れも癒します。
帰りに忘れてはいけないのがお土産。オーストラリア館の2Fには北海道の銘品が並ぶお土産ショップがあります。人気はここでしか買えないクラーク博士限定グッズ!
提供写真:さっぽろ羊ヶ丘展望台
ところでなぜ羊がいるの?
提供写真:さっぽろ羊ヶ丘展望台
「展望台はわかるが、なぜここに羊がいるの?」と思いませんか?実はこの羊、すぐ近くにある農業研究センターの羊なんです。昔、農商務省月寒種羊場の研究施設として設置され、最盛期には約2,000頭もの羊を飼育されたことが始まり。この頃から札幌の観光名所として知られるようになり、徐々に観光客が増えはじめ、本来の研究に影響が及ぶことからやむなく入場を制限することに。札幌市としては観光事業に影響がでてしまうことから協議を重ね、後に観光協会が運営、管理する形で一部の入場が許可されることで羊ヶ丘展望台ができました。
こうして現在も約10~15頭の羊が放牧されているのです。夏にはラベンダー畑が咲き誇り、冬にはスノーパークがオープン。入場料のみで、歩くスキーやスノーチューブなど雪遊びができます。札幌の観光名所として年間通し多くの観光客で賑わう羊ヶ丘展望台。北海道の旅の思い出に訪れてみませんか?