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グルメグルメ

2017.04.30

前浜でとれたピチピチ鮮魚を
浜値で直売! あつた港朝市

writer : 上坂 由香

厚田漁港 港市場
札幌の中心部から国道237号を北上して約1時間。美しい海岸線沿いに漁港が点在する石狩市は、「石狩鍋発祥の地」としても知られています。市内の港のひとつである厚田(あつた)漁港では、前浜で水揚げされた海の幸が大集合する「あつた港朝市」が大人気! その日のとれたて鮮魚が、市価より安い浜値で買えるとあって連日大にぎわいです。いつもよりちょっぴり早起きして、ピチピチお魚てんこ盛りの「あつた港朝市」までレッツゴー!
港

浜の母さんが自信を持って販売する父ちゃんの魚

あつた港朝市は、漁港の隣に18店舗軒を連ねる小さな朝市ですが、浜の母さんたちの元気な掛け声でとてもにぎやか。「いま父ちゃんがとってきたばかりだから、まだ生きてるよ!」と明るい声がかかります。
厚田産のタコ
厚田産の魚
新鮮な魚たち
春から夏にかけて水揚げされるカレイやヒラメ、真タコは、びっくりするくらいの大物ばかり! 大きなホタテやヒル貝(エゾイガイ)が、ところ狭しと並んでいます。
ヒラメ
ふっくらと身の厚い厚田のヒラメは、高級料理店の店主も買いにくるほど。このヒラメから、何人前のお刺身ができるのか?と、つい見とれてしまう立派な魚体です。
タコ頭
北海道民がよく食べているタコ頭は、前浜でとれたマダコの胴体をさっと湯通ししたもの。皮をむいてお刺身でいただきます。肉厚で足よりやわらかく、安くて美味しい部位なのです。

北海道の夏の味覚ウニがお買い得すぎる!

6月から8月にかけて大人気なのは、夏の味覚の代表格ウニ! 厚田の海でとれるウニは、昆布をたっぷり食べて大きく育ったキタムラサキウニ。
うに
潮の香りとウニの甘さがとろ~りとろけるハーモニーは絶品! 1キロ1,300円程度と、市価より安い浜値ということもあり、あっという間に売り切れてしまうことも。鮮度抜群! おいしいウニの至福を味わいたければ、ぜひとも早起きをして朝市へ急ぎましょう!
新鮮なウニ
朝市
朝市のお店では、干物や糠ニシン(ニシンを糠と塩で漬けたもの)や、魚介の燻製、厚田昆布など加工品の品ぞろえも充実しています。
宗八
加工品
竿売り
お腹に「ブリコ」と呼ばれる卵がぎっしり詰まった、ハタハタの生干しは、スーパーではあまり見かけない、めずらしい干物。ハタハタのブリコは、とても歯ごたえがあり、ねっとりとした舌触りが美味しい卵です。1竿1,300円という「竿売り」が豪快ですね!
様々な加工品

地元石狩産の食材にこだわった朝市食堂もあります!

朝市のすぐ隣にある「朝市食堂」では、石狩市全域で収穫・水揚げされたお米や野菜、魚介類などを使って、浜の母さんがおいしい定食を作っています。ホタテと夏野菜丼。ワンコイン(500円)で100食限定ということもあって長蛇の列。月替わりにメニューが変わり、試験営業とのことなので、石狩湾漁協に問い合わせしてからどうぞ!
ホタテ
ホタテと夏野菜丼
秋のサケ漁がはじまると、とれたての鮭がたっぷり入った石狩鍋やタコ飯が食べられる「ふれあい鍋」のイベントも。本場の「石狩鍋」が味わえますよ。
あつた港
あつた港朝市は、食堂で海の幸を食べたり、お土産を宅配で送ったりと、見ているだけで楽しい朝市なのです。

スマートポイント

  • 厚田地区に入ると国道沿いに朝市の看板がたくさんあるのでわかりやすいです。朝6時頃から水揚げされた魚が並びますが、お店によっては時間差で、次々に魚が出てくることも。お店は2~3回まわってみてください。
  • 朝市に手ぶらで行っても大丈夫! 発砲スチロールや氷も用意されています。品物によっては宅配もできるのでぜひ利用してみて。
  • 日本海に面し、縦に長い海岸線の続く石狩市には、石狩、厚田、浜益(はまます)と、三つの漁港がありますが、春から秋のロングラン朝市は厚田だけ。ほかの朝市を逃してしまっても、厚田はやっています!

ライターのおすすめ

「早起きは三文の徳」ということわざが、まさにピッタリの楽しい朝市。夏はとれたてのウニをその場で割って(この日は1個160円)食べられる醍醐味も!魚のおいしい食べ方も、その場ですぐに教えてもらえます。

上坂 由香

5年に1度くらいしか風邪をひかない体質を自慢していたら、普通に歩いていただけで膝の半月板を故障。足腰の弱まりを痛感している今日この頃。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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