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グルメグルメ

2016.02.19

輝き続ける「元祖」の誇り
マジックスパイス札幌本店

writer : 石田 美恵

北海道にまだ「スープカレー」という言葉がなかった1993年、札幌に「マジックスパイス」というカレー店が生まれました。
看板メニューは、多種多様なスパイスとハーブに鶏肉の風味が溶け合った繊細なスープと、たっぷりの野菜。
マジックスパイスのスープカレー
ちょっと元気のない日でも、食べると元気がわいてくるようなパワーあふれる味わいです。カレー風味ではありますが、いままでのカレーとは、まったく違っています。
「ソトアヤム」というインドネシア料理をモデルにしたこのカレーは、店のオーナー下村泰山さんにより「スープカレー」と名付けられました。

以来、20年以上が過ぎ、スープカレーは札幌発信の食文化としてすっかり定着。現在は札幌を中心に数え切れないほどの専門店があります。
そのなかで、「元祖の店」としてだけでなく、現在もその味に魅せられて多くのファンが通うマジックスパイス。
名前の通り、魔法のような魅力いっぱいのお店です。
お店

おいしさ山盛り!「北恵道」

イチオシは、北海道物産展に出店したときに大好評で、その後に定番メニューとなった「北恵道(ほっけいどう)」。
北恵道(ほっけいどう)
こちらは札幌本店限定のメニューです。
具材は、ジューシーな鶏肉、ゆで卵、そして野菜が山ほど(豆、カボチャ、トウモロコシ、ブロッコリー、キャベツ、ジャガイモ、ニンジン、ピーマン、ナス…)。
野菜の多くは下村さんの親戚農家から届く地元産で、辛さの中に野菜の甘味がじんわり染みます。
辛さ
辛さは7段階あります。「覚醒」「瞑想」など個性的な名前がついていますが、初めての方は「涅槃(ねはん)」くらいがオススメ。
マジックスパイスでは辛さをアップすると、それを和らげつつバランスをとるよう具材もアップし、さらにおいしくなることが特徴です。テーブルにあるスパイスで、調節することもできます。
スパイスとレモン汁
右が辛さ、左が風味アップのスパイス、手前はレモンとライム汁。お好みで酸味を加えても美味です。

食べると元気になるカレー

オーナーで料理人の下村泰山さんと、奥様の恵子さんの信念は、いまも昔も変わらず「医食同源」。つまり食べることで健康になる食事です。
下村さん
下村さんは、漢方薬の原料でもあるスパイスやハーブ、特に東南アジア料理に興味を持っていました。
また、カレーは好きでよく食べていたのですが、インドカレーやタイカレーはどうも身体にしっくりこない。欧風のカレーもちょっと違う…。そんな下村さんが、旅先のインドネシアで「ソトアヤム(ソトはスープ、アヤムは鶏のこと)」を食べ、「これだ!」とひらめきました。

それから下村家の食卓には、ソトアヤムがよく登場するようになりました。より食べやすくするために、スパイスやハーブを調合し、ついに元祖の味が完成。
調合の中身は残念ながら秘密ですが、現在はオリジナルのレトルト品もあるので、だれでも手軽に楽しめます。
オリジナルのレトルト品
なんと、カレーラーメンやベビースターラーメンも!

スープカレーの聖地として

「食べたあと身体がスッキリする」
「風邪気味のときはここのカレーで治す」
「しばらく食べないと自然に食べたくなる」
「とにかくやめられない」
店にやって来るファンの感想は実にさまざま。また、店にいるだけで、気合いを充電できそうな個性的な雰囲気も魅力の一つです。
店内
テーブル
どこの国にいるのか、一瞬わからなくなってしまいそうですね。でも不思議と落ち着きます。108名収容可能でパーティもOK。

ユニークなサービスもいろいろあって、たとえば、店のオリジナルTシャツを着て来たお客さんには、トッピングをサービスしてくれます。
しかも、2015年版の新デザインはとても格好いいのです。
店のオリジナルTシャツ
入口にはこんな撮影スポットも。旅の記念にいかがでしょう。
撮影スポット
歴史を作った伝説の店でありながら、いつも気取らず、楽しさにあふれる通称「マジスパ」。あなたも、聖地巡礼の旅に出かけてみませんか?

スマートポイント

  • 平日のランチタイム(午前11時〜午後2時30分)は、カレーが100円OFF、ライスおかわり自由、ドリンクバー付きです。
  • 札幌店限定メニューは、道産野菜たっぷりの「北恵道」のほか、「フランクながいカレー」も評判。長さ30cmのフランクフルト入りです。
  • 東京・下北沢店、大阪・なにわ店、名古屋・大須店もあるので、札幌でファンになった方は、その後はお近くの店へどうぞ。

ライターのおすすめ

レモンとライムの汁をライスに少しかけて食べると、カレーの味が一変します。辛さがマイルドになって、まるで別の一皿に。ぜひ後半に試してみましょう!

石田 美恵

札幌出身。料理本編集者として東京の出版社に勤めたのち札幌にUターン。海藻と羊肉、鮭、お寿司が好きです。

スポット詳細

北海道観光モデルコース

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