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2017.02.13

沖縄の風情と歴史を感じる
中村家住宅のくつろぎの空間

writer : Naoko Uchima

縁側のある空間
できれば内緒にしておきたい、自分だけの憩いの空間。懐かしい祖母の家を思い出す場所。縁側に腰かけて、周辺に咲く草花を眺めて、ゆったりとする自分だけの大切な時間。
寛ぎと安心感のある場所
世界遺産中城城跡の近くにある中村家住宅は、歴史ある建物というだけではなく、観光で訪れる人達にも「帰る場所」というようなくつろぎと安心感を与えてくれます。
琉球王朝時代に建てられた農家
約300年前の琉球王朝時代に建てられた農家として、奇跡的に沖縄戦の戦災を免れた中村家住宅は、1972年に国の重要文化財に指定され、室町時代の日本建築と中国建築の様式を併せ持つ貴重な財産として、今に伝えられています。
自然と調和がとられた造り
琉球石灰岩の石垣とその内側にあるフクギ並木が台風から家を守り、沖縄の厳しい風土に合わせた、自然と調和が取れた家の造りであったことがその佇まいからうかがえます。
赤煉瓦の瓦
そんなステキな中村家住宅の2倍の楽しみ方を周辺の見所などと併せてご紹介します。

世界が認める内外観の美しさ

美しい内観
中村家を先祖から引き継ぎ、管理している武末真希(たけすえ まき)さんにお話をうかがいました。約300年前に建てられた中村家住宅は、もともとは農家で、ウフヤ(母屋)、アシャギ(離れ座敷)、高倉と増築していったようです。
自然と馴染む佇まい
中城城に近いため、戦争の時に一時米軍に使われたこともあるそうです。沖縄本島内できれいにそっくり残っているのは珍しく、これまでに英国の雑誌『The World of Interiors』でも、その内外観の美しさが紹介されたそう。
暮らしに関わる調度品
昔の台所や暮らしに関わる生活品や、焼物、織物、琉球人形などの調度品も住宅内にさりげなく展示されており、それらを間近で見ることができるのも特徴です。
沖縄を感じさせる展示物
小さいながらも、シンプルな作りや展示物の数々から、沖縄の生活様式を知ることができ、口コミでシニアのカップルや親子連れ、お孫さんを連れての家族旅行でくる人達も多いそうです。
シンプルな造りの展示物

お茶と黒糖ゼリーのサービス

中村家受付
中村家をひと通り見て、おみやげ品店に立ち寄ると、お茶と黒糖ゼリーのサービスがあります。この黒糖ゼリーが中村家一番のおすすめで、お客様からも大人気。
お土産品店
黒糖ゼリー
ほんのり甘くてツルンとしていて、美味しいと評判です。レシピを無料で配布しているので、黒糖を買って自宅で簡単に作れるのも人気の理由のようです。
中村家黒糖の秘密
また「中村家のひみつ」という本も出版されており、沖縄の気候風土に合った、先人達の智恵を集結した家の仕組みをじっくり座ってご覧になってはいかがでしょうか。

中村家のお土産品店は、他に類を見ないセレクションで、豊富な品ぞろえの上に、沖縄の伝統工芸品が多いのも特徴です。
さとうきび染め製品
例えば、工芸品のうーじ(さとうきび)染めの製品が、このあたりでは一番多いこととも特徴的です。他にも、読谷山花織や、首里織、芭蕉布も取りそろえています。
読谷山花織
芭蕉布

充実した書籍や音楽コーナー

書籍や音楽のコーナー
中村家お土産品店では、書籍や音楽のコーナーもあり、こちらの品ぞろえも豊富で、立ち読み、座り読みOKなので、雨の日でも楽しく過ごせます。沖縄の昔ながらの家を見て、文化や歴史に興味を持つ方が多いそうで、沖縄の「歴史や文化」をお土産として持って帰ることができます。
色鮮やなレトロな紅型ポストカード
琉球切手
色鮮やなレトロな紅型ポストカードやデザインが楽しめる琉球切手などもあり、他ではあまり見かけないので、プレゼントやお土産に喜ばれそうです。
国吉真由美さんの陶器
周辺には、陶芸家や芸術家が多く、北中城を拠点にしている国吉真由美さんの陶器も販売されています。独特なサンゴの型押しによる質感と落ち着いた色が評判良く、一度手にとってみてはいかがでしょうか。
フレンドリーなスタッフ
スタッフの皆さんも気さくで、フレンドリーに話しかけてくれ、分からないことを教えてくれたり、とても親切でアットホームな雰囲気なのでリピーターになる方が多いそうです。”

中村家のマスコットや周辺の見所

1羽の鳥
中村家は、映画『シェル・コレクター』(2016年)でロケ地として使われたこともあり、俳優の橋本愛さんらが撮影で訪れたそうです。その時に映画のシーン放した二羽の鳥が戻ってきて住みつき、出演者のリリー・フランキーさんにちなんで『リリー&フランキー』と名付けられ、マスコット的な存在になっていているそうです。

中村家の周辺地域には、地域作りに関心のある55歳以上の男性達で結成した「大城花咲爺会」があり、花と緑に囲まれた芸術の里作りに励んでいます。沖縄花のカーニバルが開催されている1月下旬〜5月中旬ごろは、お散歩するのにぴったりです。
小さな植物園
周辺に10カ所の湧き水があり、「アガリヌカー」周辺はまるで小さな植物園のようで、歩いて散策するのをおすすめします。懐かしいふる里、あなたにとっての「帰る場所」を思い出させてくれるような中村家住宅で沖縄のアットホームな魅力に浸ってみてはいかがでしょうか。

スマートポイント

  • 年末年始、ゴールデンウィークや団体の修学旅行が入ると混み合うこともあります。それ以外は比較的、ゆっくりと観覧できます。
  • 中城城に近く、前後に立ち寄るお客様が多いそうです。そのため、中城城のイベントなどでたまに周辺が込み合うこともあるので、気になる方は事前にチェックしておいた方がいいかもしれません。
  • 中城城や周辺地域の観光ガイドマップは、お土産品店においてあるので、そちらを参考に、周辺をお散歩してみてください。ステキなフォトスポットがたくさんあります。

ライターのおすすめ

年間パスを持っているほど好きな場所で、その魅力は語り尽くせないほどあり、毎回行く度に新しい発見があります。おみやげ品店での交流も楽しく、ぜひゆっくり本などもご覧になってみてください。

Naoko Uchima

地域に根ざした情報をグローバルな視点で捉え、楽しく、ディープな沖縄のヒト、モノ、コトをご紹介。

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