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グルメグルメ

2016.11.11

暑さを吹き飛ばす最強の1杯
鶴亀堂ぜんざいの琉球ぜんざい

writer : 島袋景子

沖縄の世界遺産群のひとつ、読谷村の座喜味城跡のお隣にある小さなぜんざい屋さん「鶴亀堂ぜんざい」。その味を求めて観光客や地元のお客さんがひっきりなしに訪れ、多い日は300杯も売れるという「琉球ぜんざい」。
暑い沖縄の最強デザート「ぜんざい」の正体と魅力をご紹介します!
鶴亀堂ぜんざい

沖縄の甘味といえば「ぜんざい」です!

沖縄のデザートといえばサータアンダギーや紅いもタルト、ブルーシールのアイスクリームなどを思い浮かべる人が多いと思います。
が…!実は、沖縄の人にとっての甘味はズバリ、ぜんざいなのです!
えっ!? ぜんざいって、あの冬に食べる小豆の中にお餅が入った温かいもの!?
いやいや、暑い沖縄でぜんざいって…と、
思う方もいるかもしれません。(私も最初はそう思いました)
でも、ご安心ください。沖縄の「ぜんざい」は氷を使った冷たい甘味なのです。
メニュー
沖縄のぜんざいとは!?ズバリ、キーワードは三つ。「氷」、「金時豆」、「白玉」。
甘く煮込んだ金時豆の中に白玉を入れて、その上に氷をたっぷりのせる!
これが沖縄のぜんざいです。暑さで疲れた身体にはこのぜんざいの甘さと冷たさが身体に染み入り、疲れが吹っ飛びます!

鶴亀堂ぜんざいの3つのこだわり

鶴亀堂ぜんざいの看板メニュー、琉球ぜんざいのこだわりは、
「こだわりの水、黒糖と白糖をじっくり6時間以上かけて煮込んだ甘さ控えめの金時豆」、「一つずつ手作りされた白玉」そして、
「ミネラルを多く含んだきめの細かいパウダースノーの氷」。
ぜんざいを作る様子
注文をすると、ガリガリガリと氷を削る音が店内に響き、そして、運ばれてきました!
白い氷の山の中に隠れた幸せを、いざ、探しにいきましょう!

いざ、実食!!

こだわりのぜんざい
どどーんと出てきたのはこんもりと盛られた氷の山をザクッと崩してひと口・・・はぁ~暑さが吹き飛ぶ~!
中には金時豆と白玉
山を崩しながら、食べ進めていくと、現れたのが金時豆と白玉!優しい甘さに幸福感が広がります。
溶けかけのぜんざい
あとは、金時豆と氷をかき混ぜながら、食べていきます。
食べているうちに氷が溶けて金時豆と混じり合い、味がだんだんと変化していきます。
涼し気なぜんざい
そして、ゴクゴクと最後の1滴まで飲みほして…ごちそうさまでした!!

金時豆と白玉でお腹も満たされながら、涼も感じられる。
そして、何より、自然の甘味を引き出しているぜんざいは、健康的。
疲れた身体と心を元気にしてくれる最強の一杯、それが鶴亀堂のぜんざいです!

読谷発、地元発、オリジナルにこだわって

定番メニューの琉球ぜんざいの他にも、地元読谷村の特産品紅芋を使った「紅芋黒糖ぜんざい」も人気メニューの一つ。
紅芋黒糖ぜんざい
鮮やかな紅芋パウダーを上から振りかけ、アクセントにオリジナルの黒糖生姜シロップを加え、紅芋アイスが添えられた見た目も華やかな一杯です。
様々なぜんざい
その他、静岡県浜松の抹茶を使った「抹茶ぜんざい」や、マンゴー、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツがたっぷりのった「ドラパッマン」など様々な味が楽します。
ドラッパマンは夏の期間、地元の契約農家さんからのフルーツの入荷があった時のみ食べられるというとてもレアな一杯。運良く、メニューにあれば、ぜひ、頼んでみてください。
シロップやフルーツを地元の食材やオリジナルにこだわっているからこそ、ここでしか食べることのできないおいしさが、鶴亀堂ぜんざいには溢れています。

小さなぜんざい屋さんから広がる大きな夢

お客さんの顔が見えるサービス業に挑戦したかった。という店主の喜友名秀樹さんがお店を始めたのは17年前。お店を始めたころに出合った、ぜんざいを最後の1滴まで飲み干して、「おいしかった!」と笑った1人の子どもの笑顔が心の支えとなり、17年間、お客さんの笑顔が見たくて、氷を削り続けていると、少しはにかみながら教えてくれました。
空の器
喜友名さんには夢があるそうです。鶴亀堂ぜんざいを拠点に、地元・読谷の魅力を高め、発信していく!など、そこにある地域資源に光をあて自立経済につなげていきたい。
そして、お店の前の通り「座喜味城通り」を読谷の魅力溢れる賑やかな城下町にして、地域を活性化したい!
そんな想いを旗印にNPO法人地域振興応援団「おおとり会」を立ち上げ、さまざまな活動をしています。
喜友名さん
「楽しいイメージが楽しい現実を創る!ワクワクは国境を越える村作り」と微笑みながら話す喜友名さん。
冷たいぜんざいを食べながら、世界遺産の足元で、大きな夢を熱く語り合う。そんな時間も素敵ですね。
かき氷機
鶴亀ぜんざい外観

写真=内間直子 Photos:Naoko Uchima

スマートポイント

  • 鶴亀堂ぜんざいの目の前、座喜味城跡は入場無料。築城の天才、護佐丸の知恵が詰まった城跡はその美しさから全国のお城マニアの羨望の的とのこと。座喜味城跡で歴史を感じた後はぜんざい食べて、ひと休み、はいかがでしょうか?
  • 冬期は「ホットぜんざい」も登場するので、食べ比べてみてください。 ※温かい小豆汁の中に白玉に入ったいわゆるぜんざいのことを沖縄ではホットぜんざいといいます。
  • 店内にはレトロなかき氷機(その数40台!)やメンコなどの懐かしいおもちゃが飾られていて、子どもも大人もワクワク。想い出話に花が咲きます。

ライターのおすすめ

毎年、10月に開催される喜友名さんが発起した「座喜味城通りふれあい祭り」は、読谷村内の飲食店や雑貨店など個性的なお店がたくさん集まりますよ。

島袋景子

ウチナンチュもナイチャーも観光客も、沖縄には“笑顔”が溢れている。そんな“笑顔”に出会える情報をお届けします。

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