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観光観光

2017.04.27

誰でも簡単、打楽器演奏!
三板の日に始めてみませんか?

writer : 岡田竜平

民謡ライブ
沖縄民謡といえば、唄三線と太鼓ですが、歌手がカチカチと手に持ったもので音を鳴らすのを見聞きするでしょう。歌いながら手拍子を打つように、あるいは間奏で流れるようにリズムを刻んだりと。手のひらサイズなので見落とされがちですが、民謡でもうひとつ重要な楽器が、この三板(サンバ)です。お土産に買ってはみたけれど、うまく鳴らない。民謡ライブで触らせてもらったけれど、難しいので買うのを諦めた。そんな経験をされた方も少なくないでしょう。そんな方にぴったりなのが、毎年3月8日に開催される「三板の日」イベントです。民謡ライブを楽しめるだけでなく、三板講習会で直接プロから演奏法を学べますよ。

世界に通じる県産打楽器

三板
三板は、沖縄生まれの打楽器で、文字通り三枚の板をつなぎ合わせただけのシンプルな楽器です。しかし、通常のカスタネットにさらにもう一枚板が加わることで、複雑なリズムも刻めます。そのため、世界のいろいろな音楽にも合わせられるという特徴があります。最初はうまく鳴らせないかもしれませんが、コツをつかめばすぐに打てるようになります。特に型があるわけではないので、自己流の技も編み出したりと、その自由度の高さから非常に奥の深い楽器でもあります。
三板を鳴らす練習の様子

実は「特別」だった三板の音色

三板の日の民謡ライブ
この手のひらサイズの打楽器を普及しようと2001年に発足したのが、沖縄三板協会です。きっかけは、県内の音楽関係者が、神奈川県からの民謡家らを案内していた時、その県外の一行の興味を引いたのが三板の音でした。地元の人にとっては、いたって普通の楽器だったのですが、この一件でそれが他にはない特別なものであることに気づかされたそうです。
よなは徹さん
その時に同行していたよなは徹さんが、三板の会を立ち上げようと発案したのでした。今や日本の有名アーティストらともジャンルを超えて共演しているよなはさんは、当初内輪での遊びを意図していたそうです。それが、3月8日を三板の日として記念日協会に正式登録するなど、その活動は本格的になり、2001年3月8日に第一回大会が開催され、現在に至ります。
第一回大会の様子

参加者の半数は初心者

ステージ上の講師による全体練習
3月8日の三板の日大会では、民謡唄者の方々から直接三板の演奏法を教わり、またライブもありと2時間たっぷり楽しめます。さらに近年では、三板コンテストもプログラムに加わり、ソロまたはグループで誰でも挑戦できます。2017年のイベントでは、参加者の半数以上が初心者でしたので、三板をやってみたい人にうってつけです。
客席を回っての指導
ステージ上の講師による全体練習に始まり、さらに講師陣が客席を回って指導が行われ、全体での合奏と続きます。民謡ライブ中も三板を打つ機会があり、初心者からベテランまで一緒になって演奏できる三板の魅力を存分に味わえます。

会場でお気に入りの三板を選ぶ

興味はあるけれど、三板を持っていないという方でも会場で購入できます。使われる木の種類によって音色が異なるので、自分の好みのものを選ぶのにも良い機会です。
三板の鳴らし方の指導の様子
また、子供用三板もありますので、親子で参加してみるのはいかがでしょう。事前に購入したい方には、インターネット販売もありますので、同協会のホームページをご覧ください。
三板の日イベントは、本島中部地域で行われますので、その年の開催場所やチケット予約については、同協会までお問い合わせください。
三板の日イベント

スマートポイント

  • 客席はできるだけ前の、通路に近い方に座ると、講師に質問もしやすいのでオススメです。
  • これだけ多くの人達で一斉に三板を鳴らす機会は、ここ以外では恐らくないはず。その音もぜひ体感を。
  • 普段わき役の三板が主役となって、三線、太鼓と競演するプロの技は見所です。

ライターのおすすめ

音楽は学校でしかやったことなくても、三板なら誰でも気軽に始められます。このイベントは、その絶好の機会であるだけでなく、三板の第一人者である田場盛信さんらの技を堪能できたりと内容盛りだくさんです。

岡田竜平

映像制作、翻訳業をしながら沖縄各地を探索中。フォトグラファーとしても活動。

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