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観光観光

2016.09.20

本場の民謡を聴き、踊り明かす
コザの老舗民謡クラブなんた浜

writer : Naoko Uchima

嘉手苅林昌、登川誠仁、照屋林助・林賢、喜納昌永・昌吉など、数々の沖縄民謡唄者を生んだコザ(沖縄市)にある民謡クラブ「なんた浜」
なんた浜
1970年にオープンし、今年で46年を迎える老舗は、約80席もあり県内でも大きな民謡クラブ。コザを中心とした昔ながらの沖縄民謡が聴けることと、映画のワンシーンに出てくるような独特の雰囲気が、国内外から訪れるお客様を魅了している。
カウンター
オーナーの饒辺愛子(よへんあいこ)さんは、うちなーぐち(沖縄方言)で、まるで唄うような小気味良いリズムで語る。
肝愛さ
笑顔がステキな愛子さんは、唄でお客様をもてなすだけではなく、各テーブルを回って会話をしながら、「なんた浜」を通しての人と人との出会いについて語ってくれた。

本当のうちなー(沖縄)の歌

大阪生まれで、沖縄市山里育ちの饒辺さんは、喜納昌吉さんのお父様である喜納昌永さんに弟子入りし、65年「なんた浜」というタイトルのレコードで、デビューした。
代表曲は、’88年の「肝(ちむ)がなさ節」 。日本各地のみならず、世界中を三線片手に沖縄民謡で渡り歩いてきたという。ハワイには7、8回訪れたことがあり、招待による次回の予定もすで決まっているという。
喜納昌吉
沖縄民謡の伝説となっている嘉手苅林昌さんを「おとう(お父さん)」と呼ぶほど親しい間柄だったようで、ここなんた浜には、沖縄民謡のルーツを探る海外の民謡研究家がたびたび訪れている。
沖縄民謡の伝説
県外からも同様に、うちなーぐちの昔ながらの民謡を聴きにと、コザの「なんた浜」を訪れる観光客がほとんどだという。
民謡を聞く人たち

40年以上唄い続けてきた歴史

「なんた浜」のステージ
「なんた浜」のステージでは、お客様からのリクエストの曲にも応えるし、コザや中部の沖縄民謡「越来節」、「コザ小唄」なども聴くことができる。
三味線
時には、お客様がステージで三線を披露したり、唄うこともあり、観客が参加して楽しめるのも民謡クラブ「なんた浜」の魅力のひとつだ。
芸能人も訪れた場所
これまでに、加藤登紀子、泉谷しげる、妻夫木聡など、数えきれないほどたくさんの芸能人がここ「なんた浜」を訪れたという。

何十年も前に、伊計島と沖縄本島が橋でつながる前に、サバニ(小舟)に乗ってきてくれた人もいたそうで、40年以上もコザで唄い続けてきた歴史の重みを感じさせられた。

ここに帰ってくるお客様のために

コザの人々
沖縄でコザの人は独特だといわれているが、地元愛も物すごい。そのコザんちゅ(コザの人)気質のためか、愛子さんはコザ以外でお店をやることは考えたことがないという。ずっとこれまでやってきたので、30年ぶり、40年ぶりに、ここに帰ってきてくれるお客様がいるからと、笑顔で答えてくれた。
盛り上がり踊る姿
全島エイサーまつりの後で賑わう店内には、県外から訪れた観光客と地元の馴染みのお客様で盛り上がり、唄い、踊り、賑わっていた。
うっちん茶
コザを訪れる理由のひとつに民謡クラブ「なんた浜」があると思う。ぜひ、老舗の民謡クラブで唄い、踊り、コザのディープな夜を楽しんでみてはいかがだろう。
カラフルな提灯
独特な机
なんた浜看板
石碑

スマートポイント

  • 民謡ステージは21時30分ごろから開始して、30〜40分演奏して休憩後に、また繰り返されるので、最初のステージを聴きたい人は21時過ぎごろに到着するとちょうど良い。
  • リクエストで観客もステージで唄ったり、演奏したりすることも可能なので、三線を習っている人や民謡の唄の練習をしている人は、トライしてみてはいかがだろうか。
  • 駐車場は、有料のコインパークか24時間空いているコリンザの駐車場を利用できる。全島エイサーまつりなど、沖縄市のイベントによっては周辺が込み合う場合があるので、事前にイベント情報などを確認すると良い。

ライターのおすすめ

コザの独特の雰囲気を感じる県内でも最大級の民謡クラブ。個人のお客様や団体、グループにも対応できて、写真スポットとしても絵になります。沖縄民謡といえばコザの老舗「なんた浜」をぜひ訪れてみてください。

Naoko Uchima

地域に根ざした情報をグローバルな視点で捉え、楽しく、ディープな沖縄のヒト、モノ、コトをご紹介。

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