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観光観光

2017.05.30

沖縄の今を知るにはお笑いから
気軽に楽しいFECお笑い劇場

writer : Naoko Uchima

演芸集団FECのお笑い劇場
沖縄では、お笑いや芝居など大衆芸能の歴史が深いことをご存知でしょうか?テレビが普及し、インターネットで映像を観るようになった今でも、沖縄で色濃く受け継がれているお笑いなどの舞台公演が盛んです。

沖縄の今を知るにはお笑いの舞台からといっていいほど!
今回紹介するのは、旬なネタが満載の「演芸集団FECのお笑い劇場」。FECとは、Free Enjoy Conpanyの略で、地元の芸人や役者がそろった芸能事務所のこと。
大御所てるりん

一般の参加者による沖縄の大御所てるりんこと、照屋林助さんを彷彿とさせるコント。

FECの定期公演「お笑い劇場」
毎月開催されるFECの定期公演「お笑い劇場」では、沖縄の言葉がわからなくても、前後のノリや言葉のリズムで、沖縄の雰囲気を存分に楽しめるはず。

お客さんとの距離が近い舞台だからこそ、予期せぬ展開に会場が一体となって、テレビにはない臨場感を味わえます。時に真面目に、時にシリアスに、笑いの根底にあるものを考えさせてくれるかもしれません。
パーラナイサーラナイ

パーラナイサーラナイは映画でも活躍。左:大田亨さんは『ニービチの条件』、知念臣悟さんは『琉神マブヤー』、『ハルサーエイカー』などに出演。

次回の沖縄観光のひとつに、ぜひFECお笑い劇場を入れてみてはいかがでしょうか。

沖縄に来たら、沖縄でしか楽しめないことを!

まずは、FECお笑い劇場の魅力について、団長の「ハンサム」仲座健太(なかざけんた)さんへうかがいました。
団長の「ハンサム」仲座健太

写真左。ハンサムの二人は、映画『やぎの冒険』などに出演。

定期公演として開催されるFECお笑い劇場は、毎月第3土曜日の夜19時から。2時間たっぷりのお笑いライブがたったの1,000円という驚きの安さで楽しむことができます。
お笑い劇場のシステム

お笑い劇場のシステムについて

那覇市国際通りにあるテンブス館4Fのてんぶすホールで開催されているので、お土産を買った帰りにでも、気軽に立ち寄れます。
那覇市国際通り
毎月の公演は、地元のお客さんがほとんどですが、FECのメンバーは役者として地元の映画やTVドラマに出演しているので、県外から訪れるファンも多く、遠く北海道から通うリピーターもいるそうです。
エイカーズ
沖縄の文化や芸能、日常を含めた「今」を垣間見ることができるのがお笑い劇場なんです。

盛りだくさんな内容で観客を魅了

FECお笑い劇場は、公演30分前の開場後、前列はすぐにファンの方で埋まってしまうほど人気だそうです。当日のラインナップは、毎回行われる来場者からのアンケート集計結果によって変わります。
アンケート集計結果
年末や時期によっては、お笑いライブの前座として、地元ならではの特別企画やスペシャルゲストが加わることも、魅力の一つです。

どのメンバーも独特のキャラで個性が強く、甲乙つけがたいのですが、地元テレビやラジオで活躍されている芸人さんをご紹介します。
知念だしんいちろう

霊能師ユタの大兼のぞみキャラで人気の知念だしんいちろう

KYデンジャラス

高校時代からテレビでも活躍、若者に圧倒的な指示を得ているKYデンジャラス

ドラゴンエマニエル

地元テレビ「新春!oh笑いO-1グランプリ」2年連続グランプリのドラゴンエマニエル

ノルウェースウェーデン

若手のお笑い芸人を輩出続ける首里東高校出身のノルウェースウェーデン

芸人さんと気軽に交流できる

一緒に写真を撮ったりとうれしいファンサービス
公演終了後は、芸人さんが出口にそろうので、一緒に写真を撮ったりとうれしいファンサービスもあります。

旅行で地元の方と、しかも沖縄の映画やテレビで活躍しているタレントや芸人さんと出会う機会はめったにないので、きっと貴重な思い出になるのではないでしょうか。

今回、県外在住で、常連の貝塚武士(かいづかたけし)さんに、FECお笑い劇場に来るようになったきっかけをうかがってみました。
常連の貝塚武士(かいづかたけし)さん
「FECの方が役者として出演していたTVドラマ『琉神マブヤー』で人間味のあるコメディーにはまり、続く『ハルサーエイカー』もファンに。その後は沖縄に遊びに来るたびに、お笑い劇場を訪れるようになりました。皆さん芸能人っぽくなく、気さくに交流してくれます。知り合いも広がったので、沖縄へ通う楽しみが増えました」

FECお笑い劇場以外にもほぼ毎週公演を行っていますので、FEC公式サイトをチェックして、ぜひ一度舞台へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

スマートポイント

  • 沖縄のお笑いがどういうものか、まず知りたい方には、公式サイトで動画を配信しています。また、県外からスマホで聞けるラジオ(RBCiRadio/radico)などもあるので、調べてみてはいかがでしょうか。
  • 映画やテレビ番組のDVDや公式サイトの動画を事前に観ると、敷居がずっと低くなるはず。地元で話題の護得久栄昇(ごえくえいしょう)先生という新キャラは、要チャック。
  • 毎回、FECお笑い劇場では、趣向をこらした特別割引や、チケットの半券提示で駐車場等の割引もあります。詳しくは事前にお問合せください。

ライターのおすすめ

沖縄の笑いは奥が深く、言葉を超える何かがあります。「メガネロック大屋」、「ゴリラコーポレーション」、「ワーターシンカ」もおもしろかったです。「いさお名ゴ支部」の名護訛りが聞き取れたら、かなりの沖縄つう!

Naoko Uchima

地域に根ざした情報をグローバルな視点で捉え、楽しく、ディープな沖縄のヒト、モノ、コトをご紹介。

INFORMATION最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。

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