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グルメグルメ

2016.04.27

あまりにも隠れ家的すぎる
謎のジンギスカン店アルコ

writer : 上坂 由香

古いアーケードが残る狸小路7丁目。懐かしい昭和の頃にタイムスリップしたかのような商店街にあるジンギスカン店アルコ。小さな扉だけの店構えで、通りのさらに奥深くにある隠れ家的なお店です。
ジンギスカン鍋
やわらかくてクセがないといわれるラムではなく、あえて成肉のマトンで作るジンギスカン。羊肉を知り尽くした店主がこだわったマトンとは!

元フレンチのシェフがつくるジンギスカン

狸小路に面したアルコと書かれたドアを開けると、10mほどの細長い通路があり、その突き当りにお店があります。
アルコ入口
レトロな雰囲気の店内は、12名ほどが座れるカウンターのみ。ほのかに灯る照明で、不思議と落ち着く店内は、隣の一徹(ラーメン店兼居酒屋)と中でつながっています。
カウンター
シンプルな醤油ベースのタレに合わせるのは、キムチ用の韓国唐辛子とおろしにんにく。どちらもほどよい粗挽きになっており、少量をタレに入れるだけで、深いコクと香りが広がります。
タレと薬味
「脱骨した羊の半身を仕入れて店でさばき、しっかりと熟成させたマトンを使っているので、くさみがなくておいしいんだよ」と語る店主の別所さんは、白いコック服に真紅のタイといういでたち。もともとはフレンチのシェフいう経歴の持ち主です。
厚めのお肉
ニュージーランド産のジンギスカンはやや厚め。1人前でもたっぷりとボリュームがあります。
1人前でもボリュームたっぷり

アルコという店名に隠された店主の思い

丁寧に手切りされたジンギスカン(700円)は、驚くほどやわらかくてジューシー! 上品な甘みのある脂が、肉のうまみを引き立てています。
羊肉独特のくさみもなく、ジンギスカンの臭いが苦手という方にもオススメです。
臭みのないジンギスカン
「アルコという名前の由来? フランスの凱旋門のアーチ。
あれをラテン語でアルコというし、平和という意味もあるんだよ」と別所さんは目を細めます。ジンギスカンやマトンとは関係がなさそうですが、羊肉は欧州において、とてもポピュラーな食材とのこと。フレンチシェフだった別所さんの特別な思いが、店名の由来のようです。

マトン愛から生まれた人気メニューも

年季の入ったメニュー表に書かれた羊の筋煮込み(550円)も人気の
ひと品。羊の半身をさばいた時に出る、ジンギスカンでは使わない筋の部分を、トマトと赤ワインでじっくりと煮込んだもの。
メニュー
羊の筋煮込み
箸で切れるほどやわらかく、口の中でとろけてしまう筋煮込みは、まるでビーフチューのよう。甘みのあるソースにマトンがよく合います。洋食界で腕をみがいた、別所さんならではのアイデアメニューですね。

アルコのある7丁目は狸小路の最終。下町のような懐かしい風情を残す界隈です。地元のひとに親しまれるアルコのジンギスカンは、マトンをこよなく愛する店主こだわりの逸品。ラムとはひと味違うマトンのおいしさをお試しあれ!
狸小路7丁目

スマートポイント

  • 狸小路7丁目に行くには、地下鉄すすきの駅からポールタウンを南へ徒歩3分。4丁目から地上へ。狸小路はアーケードがあるので、天候の悪い日でもサクサク歩けますよ。
  • ジンギスカンの主流であるラムではなく、くさみのないマトンのみ。ジンギスカンの後は、中で一体化しているラーメン店に移動して麺類でシメる!ということもできます。
  • 観光客のあまりこない穴場中の穴場。下町のような界隈が、時代をタイムスリップしたかのように感じます。

ライターのおすすめ

いまは希少になったマトンのジンギスカンが味わえるお店。同じ建物内にラーメン屋兼居酒屋があるという驚きも。マトンの筋煮込みもぜひ食べていただきたい。

上坂 由香

5年に1度くらいしか風邪をひかない体質を自慢していたら、普通に歩いていただけで膝の半月板を故障。足腰の弱まりを痛感している今日この頃。

スポット詳細

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